今日は満月
!!ブルームーン&月食となります。。。
なんか起こりそうな予感。続き→
今から30年前くらいであろうか
・・・
ワタシは横へ走れるようになり、
崩れてくるリップへ乗り上げれる
ようになった頃のお話し。。。
いつものように学校が終わりサー
フィンを楽しんでいた。
凄くいいライトの波に気持ちよく
乗っていると、沖に向かうプロサ
ーファーが視線に入ったので、そ
の目の前で覚えたフロ―ターを披
露した!!
沖に戻ってそのプロに今のどう??
ちょっと自信げに聞いてみたところ
、こう言われた。
:フロントのフロ―ターなんて誰で
もできるでしょっ!!
:バックサイドでやってみな・・・
そう言うと
レフトの波が来たのでプロにお手
本をみせてもらうことにした。
速いダンパー気味のブレイクでし
たがそのプロはボトムから突然現
れてスゴイスピードで波のリップ
に乗り上げてきた・・・
:おーー すっげぇーーー
そのままボトムへ着地する瞬間。
ボードのノーズが一瞬、リップか
ら飛び出しながらボトムへ着地し
ていった・・・。
:な、な、なんだ。。
:今のは・・・
沖に戻ってきたプロが
:こうやるんだよ!!
:これがグラインドっていうや
つさ。
そう言って
また波に乗っていった。。。
:う”う”う”
:これを覚えたい!!
ワタシの好奇心が震え立った・・・
それからというもの、バックサイド
のフローターにハマった。
何度も何度もやってみるけれど、
板がまったく上がらない・・・
顔面からたたきつけられながら巻
かれまくった。
そのうちだんだん、トップへ板が
上がれるようになってきた。
1年くらいかかったであろうか。
上手くいった時の感覚を頼りに、自
分なりに分析してみたところ・・・
こう結論が出た。
ボトムに降りた時、ブレイクが速
いためターンができない状態の時
に仕掛ける。
波側の肩を上にあげながら後足だ
けでジャンプすると必ず板がつい
てきた。
少しでも前足に加重がかかって
しまった時には絶対に引っ掛か
って転んでしまう。。。
ということは・・・
両足で踏み切った瞬間に後足首を
ねじりながら後足意識で波のトッ
プへ上がればいい!!
後足に板がへばりついてくような
感覚。
そのボードの動きに合わせて前足
は軽く添えているようにヒザを折
りたたむだけ。
これが何よりも大事なことに気が
付いた・・・
そして
そのまま波のトップへ乗り上げ
ていくようにすると上手くいっ
た。
もちろん
崩れるリップを見計らうタイミン
グも大事。
これは感覚で覚えるしかない境地
。
この時に
板を水平に保つことで、リップの
上をボードが走ってくれる。。。
前足は折りたたむように軽く添え
ている感覚は同じ。
その対空時間を楽しみながら、失
速する瞬間にボトムへ降りる。
かなりいい感じでできるように
なったが、どうしてもそのまま
ボトムへ降りてしまう。
あのプロが見せてくれた、板がボ
トムへ落ちる瞬間にノーズを上に
向けることができない・・・
なぜだ・・・
ワタシはあらゆるビデオ見まくっ
てその動きを研究しながら何度も
練習した。
すると・・・
あることがきっかけで完全にでき
るように変わった。
それは。
あのプロが言った言葉。
:板が落ちる瞬間に振るんだよ!!
最初は前足で板を上に振ろうとした
のが失敗の原因だった。
ボードがボトムへ降りる瞬間に、後足
で板を沈めるとノーズが上に浮いた。
つまり
着地の瞬間に前足を使ってはNGとい
うことだ!!
テールで着地するイメージが大切。
これに気が付くと悩んでいたのが嘘
のように解決。
結局はこの動きはボトムからの軸足
ジャンプと非常によく似ている。
前足は最後の最後の着地で踏み込む
だけだと・・・
それからというものこのバックサイ
ドのフロ―ターを覚えてからは、リ
ッピングもどんどん鋭く変わってい
った。。。
それはなぜかと考えると、
後足コントロールという本当のやり
方を身体で理解した瞬間だったから
だと思う。。。
軸足コントロールがしっかりとでき
るようになると、バックサイドのフ
ロ―ターも簡単にできるように変わ
っていきます。。。
ワタシ自身、バックサイドでの軸足
ジャンプからフローターを仕掛ける
と、骨盤に上半身が真っすぐに乗っ
ているような感覚を得られます。
この感覚が身に付くと、すべて後足
でボードをコントロールしているの
が分かります。
バックサイドでのフローターを覚え
ることによって何かが変わっていく
のは間違いありません・・・
ぜひとも練習してみてください。
今日の満月は強烈なパワーです!!
サーフィンをひたすら練習していた
子供の頃の記憶が蘇ってきました。
その経験から学んだことを、みなさ
まに伝えていくことで、自分にも大
きな成長を得ることができます。
今でもサーフィンをできることを本
当に嬉しく思い、その環境でいられ
ることにも、みなさんに深く感謝し
たいと思います。
いつも読んでくれてありがとうござ
います。。。
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