基本フォームでリッピングを行うこと!!
基本動作編2
では、サーフィンの基本動作となる、
軸足加重を常にキープしながら上半身
をひねる練習の続きを行いましょう…
今日も前回の続きとなります効き手の
振りを速めることに集中してください
…
ボトムで重心を低くした時に身体の右
側神経回路を意識できるような姿勢を
取ることで、その意識を高められます
↓↓
この姿勢を取り、効き手を後ろに回し
ながら、後ろ足の力で身体全体を伸ば
す軸足ジャンプをイメージするんです
…
効き手と軸足に意識を集中してくださ
い。
そして、効き手を前に出すスピードを
速め、ニュートラルの位置に戻すこと
で上半身がひねっている状態を作るこ
とがポイント…
前足はかかとで軽く板を押さえている
状態を作ることで軸足加重が効いてい
るはずです…
そして、効き手の振りを使って板を返
す動作を体に沁み込ませるんです…
:イイ感じに仕上がってきましたね!!
てんちょう!!
この身体の動かし方が基本動作という
ことは理解できました…
引き続きやり込んで連動を作り上げま
す!!
ところで、話しはそれてしまいますが
リッピングの時に下の写真のように板
を回転させたいのですが…
波の裏から見たボードの動きがイルカ
のように扇型に返すにはどうすれば良
いのでしょうか??
来月、試合があるのでキメ技として習
得したいと考えています…
何か秘訣があれば教えて欲しいのです
が…
:誰でもこのフィン抜きリップと扇型
スプレーを出すのが夢ですものね…
:いいですか!!
:そもそも、なぜ??
:軸足強化と効き手の振りのスピード
を上げる練習をしているのかといいま
すと…
:このフィン抜きリップをやる為に練
習しているんですよ!!
えっ、そうなんですか??
:はい、そうです…
:この動きに少しでも近くなるように
段階的な練習をしているんです…
:では、この意味を理解する為にも!
まずイメトレからいきましょうか…
:下の写真を見てください↓↓
:リップへボードを当てた瞬間となり
ますが…
:ここで、問題です…
:この写真の次の動作はどうしますか
??
:自分のリッピングをやっているイメ
ージで考えて答えてください…
はい、自分の場合はこのまま前足を使
って板をボトムへ落とします…
:そうですよね??
:中級者の方は前足で板をボトムへ落
とします…
:しかし、その動作では板は回転しな
いままボトムへ落ちますよね??
はい、とても回転を掛けているとは感
じ取れません…
:では、続きを見てみましょう↓↓
:前足で板をボトムへ落とすのではな
く!!
:前足のかかとでお尻の真下に引き寄
せるんです↑↑
:その前足の引き付けができて初めて
後ろ足加重でテールをスライドさせる
ように蹴るからこそ!!
:スプレーも扇型で出るんですね…
:先ほどのフィン抜きもこの動きと同
じとなります…
なるほどです…
ポイントは前足の引き付け方を覚える
ことですね??
:そうなんですが、しかし、それより
も前に覚えなければいけない大切なこ
とがあります!!
:波のトップで軸足加重と効き手のリ
ードで身体をひねっている状態を作り
上げていないと「前足をお尻の下に引
き込む」ことができないんですよ!!
ん~、あまりピンときません…
:では、もう一度、リッピング写真を
見ながらイメージを固めていきましょ
うか…
はい!宜しくお願いします…
:まず、軸足ジャンプで波のトップへ
上がりニュートラル姿勢を取ることが
先決です↑↑
:この姿勢を取れて初めて!!
:板を返す場所を見れるというもの…
:つまり、前足で板をボトムへ落とす
視線は「進行方向斜め下のボトム」で
すよね??
:しかし、ノーズをお尻の真下に落と
す時の視線はどこを見ているのかって
いうことです…
そもそも板を返す場所を見る視線が違
うということですね??
:下の写真は何処を見ていますか??
はい、身体をひねっているからこそ、
「お尻の真下を見ることができ」板を
引き込めるということですよね??
:そのとうりです!!
:いいですか!!
:リッピング動作とは言え、基本とな
る後ろ足加重と上半身のひねりを使っ
て板を返すのは鉄則です…
:この基本動作のまま板を返せればテ
ールは回転してスプレーも大きく出せ
ることに繋がるんですよ!!
リッピングの基礎も軸足と効き手のリ
ードで上半身をひねるということです
か…
だからてんちょうはいつもスケボー練
習で、このポイントを作り上げる練習
をひたすら行っているのですね…
:そうです…
:ただ、リッピング動作では先ほどの
身体を動かすスピードよりも、さらに
速度を上げた動きが必要になっていき
ますので、基礎ができていないとブレ
てしまいます…
:だからブレた時点でNGを出し、ブレ
ないようになるまでやり込んでもらっ
ているんですよ…
なるほどです…
奥が深いですね…
では、ブレてしまうと、どうなるのか
を体感してみたいのでご指導ください
…
:はい、本気の領域ですよ…
:では、壁を波に見立てた陸トレをや
ってみましょう…
:スケボーで練習したとうり、効き手
を前に出し、その振りを使って軸足で
身体を伸ばします…
:そして、前足が壁に付いたときには
効き手を前に伸ばし切っている状態を
作るんです…
:この効き手が少しでも遅れると身体
のひねりが弱くなりますよ!!
:この時に軸足が効いていないとブレ
ますよね??
はい、ブレブレです…
しかも、リッピングでの効き手の振り
のスピードは想像してたよりも3倍速
度でやらないと間に合いません…
:そういうことです…
:だから効き手の振りをもっと速めろ
って、毎回、毎回お伝えしていますで
しょ??
はい、だんだん理解が深まりました…
:そして、リッピング姿勢の最大のポ
イントは!!
:効き手の誘導を使って首を下に曲げ
てお尻の真下を見ることです↑↑
:はい、やってみてください…
てんちょう・・・
首が固くて下に折れません・・・
:そうでしょ??
:だからいつも首の筋肉を柔らかくし
ないとフィン抜きはできませんよ!!
:この意味も理解できますね??
はい、身に沁みます…
:要は、この首を下に折り身体を丸め
ることで、前足で板を引き付ける姿勢
を取れるからこそ!!
:お尻の真下を見れ、そしてそこに板
を引き込めるということです…
実際には、この動作を秒でやるという
ことを考えると、スピードを意識した
陸トレが重要になってきますね…
:フォームを作ってからスピードを上
げることが重要になりますよ…
はい、承知しました…
:そして、最後の着地での板の押さえ
方がとても重要になりますよ!!
:後ろ足で前に押し出す力を使ってテ
ールを押さえ込み、前足のヒザを内側
へ向けることです!!
:その両足の使い方を覚えて初めて
テールを蹴れようになります…
てんちょう!!
着地では速すぎて後ろ足で前に押し出
す力を使えません…
:そこですよ!!
:スピードに付いていかないと前足で
踏み込んでしまうものです…
:いいですか??
:そうなると、スケボーで練習した板
の踏み込み方が弱いんです…
:そもそも「ヒザを曲げる」とは??
:「股関節」と「足首」を曲げないと
ヒザは曲がらない!!
:この話しは何回目ですか??
はい、2000回目です…
:ここをもう一度見つめるんです↓↓
:そもそも後ろ足を前に押し出す力の
最上級の形がこの上のシエラです↑↑
:ヒザを伸ばしきる動作も、股関節と
足首を使わないと伸ばせません…
:従って、板の押さえ込みをこのシエ
ラのような形を意識する練習が必要に
なっていきます…
:ポイントは「股関節」と「足首」を
意識して動かすことです…
だんだんイメージが繫がってきました!
波のトップで上半身のひねりを強くす
ることが先決となり…
着地の押さえ込みを後ろ足を前に押し
出す力をさらに強化することですね?
そして、できなければフィジカルを見
つめないと習得は不可能…
:はい、本気モードの答えで素晴らし
いです…
今日はサーフィンの深さをより理解で
きました…
陸トレ&スケボーをやり込みながらフ
ィジカルも加えて練習していきます…
本日はありがとうございました…
:はい、「行動力」に敵う者はありま
せん…
:ひたすらやり込んでください…
:やり方が「明確」になれば必ずでき
るようになりますので、絶対に習得し
てくださいね!!
:本日は大変お疲れ様でした…
次回のブログでは、この基本動作を当
てはめたバックサイド編でお届けしま
す…
板を回転させるには、上の姿勢からノ
ーズをお尻の真下に落とすイメージを
持つことです…
しかし、実際にやってみるとお尻の下
に引き込む為の視線させも「見れない
」ものです…
従って、まず!!!
軸足加重と上半身のひねりを速める為
にも、効き手の振りのスピードを上げ
、波のトップでニュトラル姿勢を瞬時
に作れる練習が最初です!!
こう、お伝えしていることも理解でき
るはずです…
基本ができなていないのにフィン抜き
をやろうとおもったところで、できま
せんよ…