バックサイドのアップスンでスピードを出す為には2
バックサイドアップスン編7
スピードを上げる為には!!!
この根源動作は「ボードを両足加重」
で踏み込むことです・・・
しかし、、、
この
「両足加重」で踏み込むことは単純な
ようで、単純にはできないと考てくだ
さい…
なぜなら、基本はすべて後ろ足加重1
00%の力を使い、前足は加重を掛け
たり抜いたりする体重移動ができて初
めて成立します・・・
そう言うと・・・
「じゃ、後ろ足に力を入れて乗れば
いいのですね???」
そう言って
実際にやってみると、ノーズが上がり
フラ付いきます・・・
そうなると当然、今度は前足加重でノ
ーズの上がりを押さえて乗ります…
両足の加重の定義を思い出してくださ
い・・・
ボードを「水平に沈める」んですよ!!
前足でノーズの上がりを沈めているよ
うでは水平に沈められていない事を理
解してください・・・
意味、伝わりますか???
ボードがグラついて踏み込んでいる状
態は、水平ではないので両足加重では
踏み込んでいないということ…
だから難しいんですね…
ということで、今日も前回の続きとな
るバックサイドのアップスンのスピー
ドの付け方をイメトレしましょう。
まず、速めのブレイク程、フェイスに
へばり付いたアップスンとなります…
このへばり付きとは!!!
ボトムへ降りないで、波の中腹でレール
を入れたり抜いたりする動作・・・
これは、意外に難しいので、できない
人も多いんです・・・
ワタシが一番重視してレクチャーして
いる事は、まず、テイクオフのボード
の角度、そして、「前足の置き方」を
意識練習してもらいます。
なぜなら…
水平テイクオフができたとしても、こ
の前足の置き方が崩れると、ボトムへ
落ちてしまい、アップスンの出だしが
遅れてしまうからです‥
従って、スーパーストイックシステム
では、アップスンとは言え、この前足
の置き方から練習します。
そうするとですよ!!!
そもそも、、、、
テイクオフで、この前足の置き方が
できない人がほとんどなんです…
それでは、バックサイドのアップス
ンには繋がりません…
では、バックサイドのテイクオフで
の「前足置き方」とは??
最初に答えを言うと!
「前足のヒザを内側へ向け、かかとか
ら素早く付く」動作です↓↓
この前足のヒザを内側へ向けて付く動
作は簡単にはできません…
なぜなら
右手の力で板を押さえ、身体を波側へ
倒し、「腰の回転と太もものハムスト
リング」を使わないとヒザを内側へ向
けることはできないんです↑↑
※レギュラーの人は左手
そして、さらにですよ!!!
ヒザを内側へ向けた状態で足を置くと
、起き上がる力が普段の2倍以上の負
荷がかかります。
そうすると、大抵の方はこの負荷に耐
えらえずに、前足加重で立ち上がって
しまうものなんです・・・
つまり、その立ち方では、両足加重で
板を踏み込むことはできませんし、後
ろ足軸では乗れない立ち方となります
。。。
従って、この両足加重で立つことを
テイクオフの前足の置き方から練習
しなければいけません・・・
上の写真では立ち上がる瞬間ですがノ
ーズが上がっているのに、板は走って
います↑↑
この理由が、前足を付いたら後ろ足軸
前傾姿勢で起き上がっているからノー
ズを上げて推進力を高められるんです
。
つまりですよ!!!
テイクオフで前足のヒザを内側へ向け
て足を置いて!!!
両足加重で起き上がることで!!!
直ぐに体重移動ができることで、前足
加重を抜けるんです!!!
もし、この意味が伝わらなったら、陸
トレでやってみてください・・・
サーフィン上達の「秘伝の巻き」です…
では次に、テイクオフで前足のヒザを
内側へ向けて付いても、両足加重で起
きあがらないと、その先もできない事
を理解したのであれば!!!
なぜ、両足加重で起き上がることがで
きないのかを、1回、考えましょうか
・・・
なぜできないのか????
その答えは、簡単!!!
股関節が固いからですよ↓↓
前足のヒザを内側へ向ける力は股関
節を締める力を使わないとできませ
ん・・・
そして、いいですか!!!
股関節を締める力とは、真逆である
「広げる可動域」があって初めて締
められる力が付くものです↑↑
ヒザを締めて立つ力は、広げる力を
使うんですよ!!
従って、上の写真のフィジカルや股割
開脚をやらない限り、前足のヒザを締
め、両足加重で立つことができないと
いうこと!!!
両足加重で立つことができないのであ
れば、後ろ足軸前傾姿勢では立てない
為に、前足加重を抜いたり、踏み込ん
だりする力も発揮できません。
当然、両足加重の踏み込みも覚えらず
に、今以上のスピードを上げることが
できませんよね・・・
いいですか!!!!
スピードを上げたいのであれば!!
「楽して得ようとするなかれ…」
いいですね???
アップスンは軸足でレールを入れて波
のトップへ上がり、、、ボトムへ落と
すのも軸足。。。
前足は踏み込むポイントで加重を掛け
ること!!
では、再度、イメトレで染み込ませて
いきましょう・・・
お手本はオリンピック代表テレサ↓↓
ポルトガル代表選手です・・・
では、バックサイドのアップスンをテ
イクオフからもう一度、繋げていきま
す。
まず、何度もお伝えしますが!!!
テイクオフはボードを水平の状態で足
を付くことが前提です・・・
ボードが水平だとテールが押されてキ
ャッチする感覚で手を付きます。
そもそも、ここができないのであれば
話になりませんよ!!!
いいですね???
そして、板が波の前へ「スーッ」と出
た瞬間!!!
右手の加重でノーズの上がりを押さえ
付け、背中をフェイスに向けるように
波側へ倒し!!
加重を掛けながら足を置きます↓↓
そして、前足の置き方をよーーーーく
みてください↑↑
ヒザを内側へ向けるのはハムストリン
グを使いますが、そもそも股関節が柔
らかくないとハムをねじれません!!
つまり、股関節の可動域がないと!!
「太ももをお腹に付ける」ようにヒザ
を内側へは向けられないんですよ!!
ヒザを内側へ向けられ、かかとを意識
して足を付けてからの始まり!!
まず、アップスンの話しとは言え、こ
の前足の置き方ができないと、先には
繋がりません・・・
大丈夫ですね???
では、次に両足加重の立ち方!!
前足が付いた時点で股関節は締めてい
ますね??
そしたら、今度は後ろ足の股間節を締
めて、両足でボードをはさむように意
識します・・・
そして、片足スクワットのように、太
ももに力を入れてお起き上るんです!
ここがアップスンよりも大事な事です
!!
前足のヒザを締めて両足加重で立つこ
とで、前足加重を抜け、後ろ足でレー
ルを入れられるからこそ!!!
波のハイラインへ向けて上げれるんで
すよ!!
ここまでは大丈夫ですよね??
では、次!!!
そして、ハイラインから↓↓
前足加重を抜き後ろ足で板を落とす
動作を繋げます・・・
前の肩を進行方向へ向けて「固定」さ
せた姿勢を取る事で、へばり付きなが
ら後ろ足でスピードを出せるんです↑
そして!!!
「両足加重の踏み込み」は上の写真の
とうり↑↑
前足のヒザは内側へ向け、後ろ足を前
に送り出すように深く曲げることで、
ボードに加重を掛け、推進力を上げら
れます・・・
これが、出だしのテイクオフの立ち方
の力の入れ方と同じなんですよ!!!
この重心を低くする姿勢は、まず、テ
イクオフで両足加重で立てるのか??
ここができないのに、ライディング中
もできるはずはありませんよ!!
このようにお伝えしています…
そもそもバックサイドのアップスンは
テイクオフからの立ち方がしっかりと
できないのであれば、上手くいきませ
ん・・・
そして、無論、アップスンも上手くで
きないのに、リッピングで板を縦にあ
げるのはどうすれば良いのか???
このように考えている中級者の方にお
伝えしたい事は!!
ブレブレだから上達ができないんです
よ!!
じゃ、例えば・・・
ボトムターンにしても、両足加重の踏
み込みから、前足加重を抜くことが重
要です↑↑
その前足加重の抜き方は、ヒザを内側
へ向けて絞らないと加重を抜けません
…
そして、軸足ジャンプから垂直に板を
上げる時にも、前足のヒザを内側へ向
け、かかとで押さえ込む形を取る事で
行えるものです↓↓
この動作が連動することで、板を垂直
に上げた時も前足のヒザを内側へ向け
られます↑↑
この前足のヒザを内側へ向けて板を上
げることができない人がほとんどです
・・・
さらに板を落とす時にも前足のヒザを
内側へ向けている状態をキープできる
からこそ!!
軸足加重100%のまま上半身を回転
させて板を振り切れます↑↑
そして、最後の着地でさえも!!
前足のヒザを内側へ入れているからこ
そ!!
「両足加重で踏み込む」ことができま
す…
この前足のヒザを常に内側へ向け、加
重を抜くことができて初めて!!!
板の角度は垂直!!
ボトムへ落とす振り切りは半円!!
スプレーは扇!!
このようにアグレッシブな技へと変わ
っていくものです・・・
では、最後に・・・
軸足コントロールで波に乗る為には!
まず、
前足加重を抜く練習。
「ヒザを内側へ向ける」こと!!
そして、基本姿勢となる↑↑
「軸足前傾姿勢」を取り、軸足でスピ
ードを出すことです。
従って、テイクオフの立ち方を両足加
重で起き上がれるのかをまずは、やっ
てみてください。
もし、できれば、すぐに上達できるこ
とを約束します・・・
アップスンもすぐにできますよ!!
基礎を作りあげることがサーフィン上
達へのカギ・・・
今日はこのへんでおしまいにします
JSオーダーフェア最終日
本日でJSオーダフェア終了となります
…
たくさんのオーダーありがとうござい
ました…
仕上がりを楽しみにお待ちください
NEWボードが来るまで、この軸足前傾
姿勢で波に乗れるように猛練習してく
ださいませ・・・