百聞は一見に如かず!
実践での検証・・・
テイクオフへの道3
スーパーストイックシステムでは、
1にテイク2テイク!!
上達したいのであればすべて基本を
やり込むべし!!!
このような方針で練習していきます
。
そこで
今日はサーフ歴10年、NSA3級保
持者のメンバーKさんのテイクオフ
を見ながら基本の大事さを勉強して
いきましょう。
それでは
まず、実践でのテイクオフの流れの
写真を見ていきましょう。
良い波が来たのでパドリングで板を
滑らせていきます。
ブレイクが速めなので素早く手を付
き起き上がります。
立ち上がりながら次へのセクション
へと移行しようとしたとき・・・
ノーズが刺さって失敗・・・
Kさん!!今の波は完全なチューブ
を狙えましたよ!!!
Kさんはこのような速いブレイクで
は、いつも失敗してしまうことが多
いですよね・・・
この失敗の原因を見つめて改善して
いかなければ、NSA2級は合格でき
ませんよ!!
いいですね!!
では、なぜ失敗してしまうのかを検証
していきます!!!
失敗はパドルのやり方に原因があり
まず、波に合わせながらパドルをして
いきますが、この波は速いブレイクで
したので、上の写真のように板を進行
方向ななめ45度へ向けながらパドル
しなければいけません。
問題はすべてここにありです!!!!
そもそも、分かっているのになぜ?
板を斜めに向けられないのかってこ
とになりますよね??
その原因をストイックに見つめるん
です!!
いいですか??
その原因とは・・・
上の写真のノーズの沈み具合を見比
べてください。
若干、Kさんの方がノーズが上に上
がっていませんか??
つまり、ノーズが上がっているとい
うことは、へそで重心を取れていな
いということです!!!
へそで重心を取って板を真っすぐフ
ラットに沈められなければ、出だし
のパドルの加速が弱い為にめに、板
を斜めに向けられないということで
す。
もっと、掘り下げて言うと・・・
出だしのパドルでボードをフラット
のまま沈められないと進行方向への
抵抗がかかり、斜めに板を向けるこ
とができない!!!
だから真っすぐにパドルをするしか
方法が無ということになります。
だから!!!!!!
へそで重心を取ったパドリングがで
きないことには、どうにも始まらな
いと、いつも言っているんですよ!
これができていないと、次への動作
も遅れるというのを見ていきましょ
う。
斜めに板を滑らせることができれば
、レールが波のフェイスに食い込ま
せやすくなります。
レールを食い込ませた時点で、さら
に加速をかけれるということ!!
そして!!!
波のフェイスにレールを噛ませた状
態で立つという技術がさらに必要に
なっていきます。
その技術とは・・・
「左手の力で板のレールをフェイス
に押し込むことですね!!」
この左手で板を押し込みも、ある程
度の出だしのスピードが付いていな
いと上手くいかないものです・・・
Kさんは左手の意識はあるものの、
板が横へ向かないのは、出だしの板
の角度とスピードがないからなんで
すね!!
今の流れをしっかりと理解すれば、
ノーズが刺さってしまう原因が分か
るはずですね。。。。
ワタシが一番お伝えしたいことは、
どんな波でもうねりから余裕をもっ
て立つことで、次の課題の練習がた
くさんできます。
そうすることで上達速度をどんどん
高めた効率の良い練習となります。
だから、テイクの基礎をしっかりと
やり込んでくださいと、いつもお伝
えしているんですね。。。
その基礎とは!!
「へそで重心を取る」
パドリングでテイクオフをすること
です。
ノーズがブレたパドリングやノーズ
が上がったパドリング。
ここを改善するしか選択の余地はあ
りません・・・
ということで、今日は実践検証として
勉強してみましたが、上手く伝わりま
したでしょうか・・・
波のコブを上手く使ってサーッと立て
ばいいだけ!!
浮力のあるボードで厚い波を軽く乗れ
ばいいだけ!!
このようなご意見もありますが…
ワタシはストイックにやり込んで、完
璧なテイクオフができるようになって
から、脱力テイクや差し乗りなどやれ
ばいいじゃないですか!!
というような考えで練習していくの
が好きということです。
だから
スーパーストイックシステムという
名前にしました・・・
ということで、次回は左手の押し込
みのやり方をさらに具体的にレクチ
ャーしたいと思います。