梅雨明けしそうな猛暑ですね・・・
水平テイクオフの根源
はパドルの姿勢編
テイクオフのスピードを上げる根源は
板を水平の状態でパドルをすること!
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この本質に気づかなければ、いつまで
経っても習得は不可能です。
当店のスーパーストイックシステムに
は、サーフ歴10~20年以上のベテ
ランの方が訪れてくれますが、この水
平テイクオフをすんなりできる人は、
ほとんどいません・・・
それだけこの技術は難易度があるので
毎度、毎度、声を大にしてお伝えしてい
ます。。。
では
今日はこのブログシリーズ5回目とい
うことで、違う視点からお話ししてみ
ましょう。
「テイクオフはムネでボードを押し込
め!!」
このイメージを持っている方がほとんど
ですが・・・
そもそも、その思考がNGです!!
なぜかと言いますと・・・
寝そべってムネだけでボードを押し込
もうとすると・・・
お腹から足先までが浮いた状態になり
ボードに乗っている身体の接地面積が
ムネだけの1点でパドルをしている状
態だと気がつかなければいけません…
いつもお伝えしていますが、ムネ重心
を取ると、ボードのやや後ろ側へ乗っ
てしまう為に、ノーズが少し上がった
状態となります。
従って
テール部分も沈んでいるので、必然的
にお腹から足先まではボードから浮い
た状態となります。
ムネだけで押し込もうとすると、結果
的に、ボードも体も水平になっていな
い為、波に押されるまでは板は滑り出
しません・・・
パドルの初速がない状態となります。
まず、このポイントを見つめることが
できるのかどうかで、本気度の上達意
欲が試されます。
ムネで押しても、乗れる時は乗れるの
で別にそこまでは考えなくていいか…
このような思考の方は、このブログの
内容とは無縁ですので、読まないでい
ただきたい…
いつもお伝えしていますが、本気で上
達したい方だけに読んでもらえるよう
に真剣に書いております。
ということで、今日は板に寝そべった
時の接地面積の視点でお伝えします。
下の写真をご覧ください↓↓
ボードが水平の状態でテイクオフをす
ると、上の写真のように波の前に出る
感覚で立つことができます↑↑
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板がボトムへ落ちる感覚ではないとい
うこと。
この波の前に出る感覚が、テールの滑
り出しをキャッチすることができる水
平テイクオフとなります。
ムネでボードを押し込むと、ボトムへ
落とすイメージになるので、このよう
な状態にはならないというものです。
では、ムネでボードを押さないのであ
れば、どこで押すのか???
今日はこの視点からお伝えしましょう。
ずばり!!!
「肋骨からヒザまでの部分で押すんで
す」
寝そべった時のボードに乗る身体の接
地面積を考えてください。
先ほども言いましたが、ムネだけで押
す感覚では、お腹からヒザまでの接地
がない状態となり、少し浮いてしまう
とお伝えしましたが・・・
あなたはテイクオフのパドルの時に
お腹、恥骨、モモ、ヒザがボードに付
いている感覚はありますか???
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これが身体の接地面積です!!!
この身体の真ん中部分が板に接地して
いることが、水平を保てるパドルの姿
勢と言うことです!!
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この接地面積を大きくするための支点
が上の写真となります。
肋骨からヒザまでの接地面積でボー
ドを押さえます。
ムネで板を押す感覚では頭は下がりま
す・・・
板をボトムへ落とそうと、アゴを付け
たり前に出してしまいます・・・
さらに
足も開きやすくなります・・・
上級者を目指すのであれば、このよう
な姿勢でパドルをするビジュアルでも
いいのですか???
スーパーストイックシステムでは、こ
の板を水平にするパドルを練習してい
きますが、上手くいった時の感想は!
「バタ足をしても、モモが板にピッタ
リ付いている感覚になります!!!」
こう、感じ取れると、テールの滑り出
しをキャッチできるようになるんです
。
つまり、バタ足をしてもモモが板に接
地している感覚があるということ!
それが
「恥骨」が板に当たっているからなんで
すよ!!!!!!
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今日の本質は
パドルの姿勢の接地面積を考えること!
この視点でいろいろ考えながら次の写
真を見てください。
世界の選手の写真を見ることが一番分
かりやすいので、実践イメトレをしま
す。
今日の見どころは!!!
ムネだけで板を押し込んでいない部分
です。
そして、身体の接地面積がどの部分な
のか??
どの部分で加重をかけているのかを写
真を見て、自分で感じ取る勉強です。
ここを見ながら想像力を高めてくださ
い。
バタ足はやるのか??
この部分も重要なカギとなります。
そして、
バタ足をしていても、モモがボードに
触れている感覚を理解してください。
ムネだけでボードを押しているとヒザ
はボードから離れ、恥骨も浮いてしま
います・・・
恥骨がボードに付いていることをじっ
くり見ることが重要。
バタ足をしても、ももが付いているこ
とを理解できれば、今日のイメトレは
かなり進化していますよ!!
さらに、左右の手をずらして置く。
左手の力で板を走らせながら足を付く!
パドルの加速を損なわない為の動作。
バックサイドは波側へ身体を倒す意識
が重要ですよ!!
最初のパドルの加速ができるようにな
ると、全ての動作が連動できるように
変わります。
この写真を見れば!!!
テイクオフはムネで押し込んで立つ!
この概念ではないということが伝わっ
て頂ければ、嬉しい限りです・・・
今日はこのへんで終わりにします。
まだ、まだ、続きますよ・・・
ボードを水平にすると、板が波の前に
出る感覚となります。
テールの滑り出しをキャッチできます
。
その時に、必ず、肋骨からヒザまでが
ボードを押さえる接地面積となり、そ
の部分がボードに触れている感覚を意
識することです。
その感覚があると、身体の接地してい
る部分で、板に加重をかけるようにな
ると、腹筋周りがメインで板を押し込
む感覚となります。
ムネだけで板を押し込んでいては、身
体全体の力を使って加重を掛けること
ができないというのが本質です・・・
このポイントを「へそ重心」パドルと
いつもお伝えしております。
サーフィンは全て、ボードに加重をフ
ルで掛けていくことで、スピードを出
せるんです。
寝そべっていても、それは同じこと!!
ここ見つめて、水平テイクオフを、ど
んな波でもできるアベレージを作るこ
とが上級者への道となります・・・
がんばって、改善していきましょう!!