非常に暑いですね!
熱中症には気を付けてください。
波に持ち上げられる瞬間に意識する編
梅雨明け宣言はまだされていませんが
猛暑が続いていますね。
今日の気温は39度ですって・・・
車のボンネットで目玉焼きが作れそう
(笑)
日焼け対策はしっかりとおこなってく
ださいね!!
さて。
今日もテイクオフを極める為の第7弾
となります!!
まずは、こんなご質問を頂きましたの
でご紹介しましょう。
「テイクオフの時に板の角度は斜め4
5度」
このブログを読んだのですが、テイク
オフの板の向きはすべて45度に向け
て行うのでしょうか??
まず、この質問にお答えします。
正解は波のブレイクの速さによって、
使い分けるという事になりますが…
■波の押しが弱い時はボードは真っす
ぐ岸側へ向けるテイク
そして
■やや速めのブレイクは板の向きは斜
め45度を目安にしたテイク!!
■かなり速いブレイクでは、板の向き
はフェイスにレールを入れる為に、
真横へ向けるテイク。。。
この板の角度を向ける本質は波のブレ
イクスピードに合わせて、ボードを水
平にして立てる角度を瞬時に見極める
ことなんです。
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しかし !!
この瞬時にブレイクの判断をできるの
は、かなりの上級編なので、この波は
なんとなく早そうと感じた時はすべて
45度に向けたパドルを心掛けるほう
が技術は向上します。
少しでも早く立って横へ行くことを
考えれば、常に斜めにボードを向け
て練習してくださいね!!
では、今日の内容は!!!!
水平テイクオフをするパドルに焦点を
当て、意識しなければいけないポイン
トをイメトレしてみましょう。
まず初めに、波の根っこに入り込んだ
時に、右か左に行くのは決めています
よね??
そして、ブレイクの速さも、おおよそ
は予測はできまると思います。
では、次に
波に持ち上げられる瞬間には、何を意
識していますか??
このポイントは、頭の中が真っ白にな
りやすい状況。
無意識部分が強い為に、意識する思考
を作り上げるのが絶対条件です!!
波に持ち上げられる瞬間は、腕の力で
パドルを力強く漕いで前に進もうとす
る意識が強いですか?
大抵の方は、このよう意識ではないで
しょうか・・・
では、ここから何をどう意識しなけれ
ばいけないのかを考えていきましょう
。
ボードを水平にするには!!!
波に持ち上げられる瞬間に、腹筋から
ヒザにかけた接地面積でボードを沈め
ます!!
意識することは、お腹と恥骨を板に当
て、テールを沈める感覚に集中してく
ださい。
そして、波に持ち上げられる瞬間に、
お腹と恥骨に力を入れ、バタ足動力を
意識しながら、パドルを合わせます。
上の写真の黒線は、ボードを真下に沈
める力と、前に滑らす力を混合させた
方向です。
お腹から足先まではボードを下に沈め
る意識。
お腹から頭にかけてはボードを前に走
らせる意識。
この二つの要素を同時に意識したパド
ルが最速の初速を生み出します!!
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波に持ち上がられる瞬間はこのポイン
トに意識を集中してください。
板の角度は波のブレイクスピードによ
り決めていきます。
そして次に。
ボードが水平の状態で波に持ち上げら
れると、テールの滑り出しをキャッチ
できるようになっていきます。
その滑り出しをキャッチした瞬間!!
肩甲骨を寄せる意識で肘を上に上げて
手を付く意識がホントに重要です。
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ほとんどの人が無意識に手を付いてし
まっています。
肘を上げた状態から手を付くのと、無
意識に手を付くのとでは板にかかる加
重がぜんぜん違うんです!!
手に加重を掛けるからこそ!!
左手の押し込みがさらに強化すること
で、力強いプッシュアップを作りあげ
られ、より加速をかけられます。
従って、勢い付けて、手を付き!!
左手の力で板を押し込んで上半身を前
に出す意識をしてください。
左手でノーズの上がりを押さえ、上半
身を前に出すことで、前足を置くスペ
ースを広げられます↑↑
そして
後ろ足、前足の順番で足を付き!!!
後ろ足軸で前に送り出す力を使って立
つということ!!!
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テイクオフは前足で踏み込みながら立
て!!!
そう、覚えてしまっている人がほとん
どですが、その感覚では立ってからの
後ろ足コントロールが遅れてしまい、
自力スピードを付けることができませ
ん・・・
前足の踏込み方はこちらのブログで参
照してください
今日も、パドルから構えるまでのポイ
ントで意識しなければいけないことを
書いてみました。
実際には、もう少し意識しなければい
けないところはありますが、ざっくり
と最低ポイントはお話ししましたので
実践でお役立てください。
後ろ足軸で起き上がる意味は!!!
立ちながら後ろ足でレールを入れてス
ピードを出すことができる立ち方。
この為の条件が、板を水平の状態で足
を置かなければ連動できません…
ここをよく考えて、水平テイクオフは
波に持ち上げられる瞬間にパドルの姿
勢を「意識」することから練習して欲
しいところです・・・
スーパーストイックシステムでは、こ
の意識しなければいけないポイントを
陸トレで何度も体に身につけるまでや
り込んでいきます。
卓上理論だけで満足しないように、陸
トレを心がけていきましょう!!