テイクオフの立ち方スケボー練習方法
立ち方編8
まず、上の写真をみてください↑↑
後ろ足のヒザをノーズ側へ倒し、上半
身を前に傾けていますね。
この姿勢がもっとも加重をかけてスピ
ードを出せるボードの押さえ方となり
ます。
そして、この姿勢を
「軸足前傾姿勢」=「構える姿勢」と
表現しています。
従って、テイクオフの立ち方をこの姿
勢で立てるように練習することで、フ
ォームも綺麗になり、凄い早さで上達
ができるとお伝えしています。
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それにはまず、立った時の姿勢を陸で
作り上げることが最初にやるべき練習
です。
見よう見まねではなく、ボードに加重
を掛けられる正しい立ち方を体に覚え
させていく大事な作業です。
この姿勢を簡単に言えば、加重を掛け
る立ち方とはものすごく「ツライ姿勢」
となります。
単にヒザを締めて立てば良いのとは違
い、身体全体の力を使って地面を捕ら
え、多少の力で押されてもビクともし
ない状態を作らなくてはいけません…
そして、その陸で作り上げた姿勢を今
度はスケボーで練習することが、もっ
とも効果的となります。
ヒザを深く曲げても骨盤に背骨を真っ
すぐ乗せなくてはいけません…
その為には、後ろ足のくるぶしから頭
の先にかけて重心を取ることが重要で
す↑↑
大抵の方は、ヒザを締めて重心を低く
すると後ろ足の中殿筋が痛くなり腰を
後ろ側へ移行させてしまいます。
お尻が出てしまうんです…
この重心になってしまうと後ろ足の力
で進行方向へ押し出す力が弱くなり同
時に前足加重も逃げてしまいます。
正しい立ち方とは身体の軸を真っすぐ
にして、常に後ろ足を進行方向に「押
し出す」力を加えることです。
ストイックメンバーの方も、この姿勢
を何度も何度も修正をかけて、ようや
く形になってきたものです。
しかし、お手本の姿勢と同じになるま
でとはいきません・・・
何度も言いますが、この姿勢はとても
ツラくて真似してみても100%お尻
が出るか、前足のヒザが外側へ開いて
しまいます。
その理由はフィジカル要素ができあが
っていない為です。
お尻が出てしまうのは、股関節を内側
へ締める可動域が弱い事が原因です。
ヒザを締めて深く曲げれば曲げる程、
股間節が固いと力が逃げてしまいます
。
上の写真のように太ももでボールを締
め付ける力と、両足首を外側へ開く力
を強化しなければいけません↑↑
この足の形を取ることが、
「ボードをはさみ込む力」
そして、骨盤に背骨を乗せて真っすぐ
重心を取る為には、足の裏三角形面積
で地面を捕らえ、くるぶし軸でヒザを
前に出せる足首の柔軟性が必要不可欠
となります。
ヒザのサスペンションを作るには、こ
のようなフィジカルをしない限り不可
能です…
従って、海で練習していればいつかは
上手くなるだろう・・・
そう、思ってから何年経ちました?
10年、20年海に通って、納得いく
レベルになれましたか??
もし、「ドキッ」としたのであれば、
あと10年海に通ったところで変わり
ませんよ!!
形にする為には、まずは基本姿勢を作
りあげないことには、テイクオフでの
数秒足らずの動きの中で、できますか
???
って、ことです。
今やらなければ、5年後、10年後も
変わりません…
次回のブログでは、さらに突き詰めた
スケボー練習内容でお伝えします。
上のスケボーの姿勢とコナーのテイクオ
フで立った姿勢を見比べてください↑↑
鏡に重ねたほど、まったく同じ姿勢です
よね??
テイクオフから構える姿勢は本当に難
易度が高く、最初は陸でさえも真似で
きないものです。
だからこそ、テイクオフから構える姿
勢を本気で作りあげてしまえば、その
姿勢で波に乗れるようになるんです!
かならず想像以上の上達ができます。
なぜ、やらないのですか???