最終章と言いつつ、続
きとなります(笑)
最速パドリング編
いつも、いろんな方がお店に訪れてく
れますが…
それだけ、サーフィンに熱い情熱をお
持ちの方が多いんですね！！
何かに熱くなれる！！！
これは人間の生まれ持った本能なので
とても素晴らしい事です。
幸福の秘訣と言っても、過言ではあり
ませんよね…
そんな中で、今日も熱いお客様が遠路
はるばるお越し頂いたので、熱いトー
クをご紹介してみましょう。
長編になってしまったので、時間があ
る時にでも読んでくれると嬉しいです
・・・
：こんにちは！初めまして！！
：福島から来たSと申します。
：いつもブログを読んで参考にさせて
もらっています。
あっ、どうもこんにちは！！
わざわざ、福島から来てくださったん
ですね！！
ありがとうございます、とても嬉しい
です！！
サーフィンはどれくらいやられている
のですか？？
：はい、２０代から始めてかれこれ２
０年はやっております。
：しかし、子育てなどで間も空けてし
まった事もあり、ここ３年くらい前か
らまた本格的に復活しました。
：一人でやっていてもなかなか思うよ
うには上達できない中で、店長さんの
ブログへたどり着き、テイクの基礎を
見直してみたら以前と比べると断然速
くなったことを実感しております。
そうですか、それは嬉しいですね！
ありがとうございます。
誰でも子育てや、仕事の影響でサーフ
ィン時間が削られてしまうこともあり
ますよね。
でも、その我慢があったからこそ、さ
らに熱くなる４０代の方が非常に多い
んですよね！！
：とにかくスーパーストイックシステ
ムへ入りたいのですが、木曜日が絶対
に休めないので今日はそのご相談に来
たのですが・・・
木曜日が休めないんですね…
それは残念です。
はっきり言ってしまうと、たまに月曜
日も開催していますが、基本は木曜日
限定となります。
それ以外の曜日は開催しておりません
ので、申し訳ございません。
：そうなんですか・・・
：土曜日とかにあったら毎週通えるん
ですが・・・
ほんとにすみません。
ワタシ、あまり働きたくないんです(笑)
：そうですか (笑)
：でも、今、東京へ転勤希望を出して
いるので、その希望が叶ったら木曜が
休めるようになります。
：だから、それまで待ちます！！
そうなんですね！！
その時は是非、お越しください！！！
お待ちしております。
：はい！
：是非ともよろしくお願いします。
：それと、店長さんにどうしても聞き
たいことがあるのですが、よろしいで
しょうか・・・
オデコに聞きたいと書いてありますよ
(笑)
どうぞ、遠慮なく聞いてください！！
：えっ、いいんですか？？
：ありがとうございます。
：前回のブログの内容でパドルの出だ
しは
「内臓を前に出すように行う」
そう、書かれていたのですが・・・
：そこを少しご教授ねがいたのですが
・・・
：内臓を出すって、どういう意味でしょ
うか？？
あはははーーー
ワタシ、表現がおかしいので、なかな
か伝わらない事が多々あるんです‥
内臓の話しですね(笑)
せっかく福島から来てくれたので、そ
のあたりを詳しくお話しさせて頂きま
すね！！
：嬉しいです、お願いします。
では
えっーーと、まず、パドルの姿勢の
「へそ重心」を取れますでしょうか？
：はい！！
：このへそ重心パドルに感銘を受けて
ひたすら練習したら、厚い波でも乗れ
るようになりました。
そうですか！！
それは素晴らしいですね！！！
では、では
さっそくいつもの質問をさせてもら
います！！！！
厚い波を追いかけるパドルは、波の
根っこでボードをいかに水平の状態
で深く沈められるのかが重要ですね
？？
そして、ボードを深く沈める力は、
お腹から股間、太もも、ヒザ！！！！！
この部分がボードにしっかりと付いて
いることが絶対条件となります・・・
この体勢のまま、一搔き目のパドルを
行った時に！！！
「身体のどの部分に力が入っています
か？？」
：ちょっと、今、床でやってみてもい
いでしょうか・・・
実践中：：：
：腹筋ですかね・・・
今、パドルの右手を前に出した時に、
アゴが下がりませんでしたか？？
：若干、下がりました。
では、もう一度！！！
今度はパドルの手を前に出すときに、
背骨と首を亀のように前に伸ばすよう
に水を描いてみてください！！！
ボードに触れている支点はそのまま動
かさないように固定したままでやって
みてください。
：お腹を凹ますような感じで背骨を伸
ばすのでしょうか？？
そうです、お腹を凹ませながら背骨と
首だけを前に伸ばしてパドルをしてみ
てください！！
あごの位置はそのまま動かさないでく
ださいね！！！
：お腹の内臓が上に持ちあがる感覚が
あります(笑)
内臓を上に持ち上げようとすると、身
体も前に伸びますでしょ？？
：はい。
：支点はそのままの状態で、手を前に
出した時に、胴体も伸ばす意識でやる
と腹筋と背筋に力を加えられるという
ことですね？？
さすがですね。
そのとうり！！
下の写真を見てください↓↓
パドルで手を前に出しても、身体全体
の力がブレないようにボードを押さえ
込むことが重要なんです。
一般の方は、腕だけの力を使って水を
かこうとするから支点がズレてしまう
んですね…
手を前に出す動きと、身体を前に出す
動きを連動させるには、内臓を上に持
ち上げるような感覚になりましたよね
？？
それくらい身体全体を使って行うとい
うことなんです。
：これは、体幹を使うということです
ね？？？
：内臓が持ち上がる感覚でやると、床
に力が加わります。
さすがにベテランさんは話が早くて嬉
しいですね。
瞬間的に力を入れたパドリングでは、
腕だけの力で水をかこうとするから胴
体がブレたり、アゴの位置が下がりム
ネが板に付いてしまうんです。
無論、ヒザも開いてしまうことでテー
ルも浮いてしまいます・・・
何度も言いますが、自分では板がブレ
ていることも気が付けない領域なんで
すね。
ここを、体全体の力を使って最初の一
搔き目のパドルを練習することで、ぜ
んぜん違う世界に変わります。。。
上の写真のパドルの体勢を見比べると
分かりやすいと思います↑↑
サリーのように、アゴを少し引き、ボ
ードからこぶし１つ分上にアゴを上げ
ることで腹筋と背筋を使っているのが
分かりますよね？？
背骨の伸び方の違いを見比べると分か
りやすいですよね？？
：はい、ぜんぜん違います。
：背骨を前に伸ばした体勢は、肋骨と
股間とももあたりに力が自然と入りま
すね。
そうですよね。。。
１枚目の写真のように手を伸ばした時
に、アゴの位置が下がり、みぞおちも
ボードに付いて水を描くと、ただ、寝
そべっているだけのパドルです。
板の押さえ方がぜんぜん違いますよね
？？
：はい、ぜんぜん違います。
：アゴを付いてはNGというブログを
読んで、そこだけは気にしていました
が、下がっていたなんて気づけなかっ
たです・・・
：店長さんがいつも言ってらっしゃる
、「瞬間的な筋肉を使う練習」をしろ
という事が思考よりも肌感覚で感じら
れました。
：内臓までも使うとは・・・(笑)
：ここまで、凄い話しを聞けるとは
思いませんでした。
本気とは、突き詰めの終わりがない
という事も酒造さんも言っていまし
たでしょ(笑)
：はい、そのブログは電車の中で読ん
でて吹き出しました(笑)
沖に出る楽なパドルの姿勢と本気のパ
ドルの体勢の違いをよく見ると、一目
瞭然で分かりますでしょ？
：はい、ノーズが水面から出ているか
どうか…
：そしてアゴの位置の違いや背骨の伸
ばし方など体勢がぜんぜん違いますね！
：写真を見て瞬時に分かるようになり
ました。
さすがですね！！
それが、上達の為には欠かせない理論
的思考と言うものです。
本気のパドルはおもいっきり力を入れ
てやる！！
この概念だけでは、ワタシがお伝えし
ている全力上級パドルの意味を理解で
きないんです。
：はい、とても奥が深い話しだと理解
しています。
ご理解頂けて何よりです！！！
では、出だしのパドルは内臓を持ち
あげる意識で背骨を伸ばしながら水
をかけ！！！
この真髄を理解していただけました
か？？(笑)
：はい、十分理解させてもらいました
。
：納得です。
それは、良かったです。
では、ついでにバタ足チェックもさせ
てもらいます！！
：是非、お願いします。
では復習をかねて大事なポイントを
レクチャーさせて頂きますね！！
まず、上のケリーの写真を見てくださ
い↑
足を組んでいますね？？
厚い波を追いかける最初のパドルの
バタ足とは・・・
ストリンガー上で足を閉じたバタ足
を連動させるのですが・・・
この、イメージは付きますか？？
：はい、以前のブログに書いてあった
のでやってみましたが、その加速にび
っくりしました！！！
：片足を上に上げても、もう片方のヒ
ザでストリンガー上を押さえ込んでい
るからこそ、テールの浮きを防げる技
術ですよね。
：ヒザでテールをコントロールするイ
メージで合っていますか？？
：ストリンガー上のバタ足意識は身体
の軸がブレないことも理解しました。
：この意味を身体で理解した時にはホ
ントに感動しました。
そうとう、ブログ読んでくださってい
ますね(笑)
嬉しいです！！！
まったく、おっしゃるとうりです！！
簡単に言えばですが
身体全体の力を使うパドリングとは
「ボードの上でも、普通のクロール
をしている状態」を作れるのか？？
て、いう話しなんです。
パドルのバタ足もクロールのバタ足の
ように足を閉じた状態で行うのが正し
いんですね。
：店長さん、申し訳ないのですが、プ
ロの人がパドリングとクロールは違う
って言ってた人がいるのですが、どう
なんでしょうか？？
この意見を否定する方もたまにいらっし
ゃいますが、
「物理的科学」で答えを出せば、クロ
ールの状態と同じようにパドルするこ
とが一番スピードが出せます。
オリンピックを目指すような本気のク
ロールのやり方を知らないだけなんだ
と思いますよ。
ボードに寝そべっているので、クロー
ルの感覚ではないと錯覚しているだけ
です。
否定する人は、いくらプロサーファー
でも、水泳のクロールの真髄の領域に
達していなので理解できないんですよ
。
誰が言った、言わないではなく
「物理的科学の根拠」は間違いないで
す！！
例えば、昔、オリンピックで金メダル
を取ったAUSイアン・ソープのパドル
はパーコよりも早かったですよ(笑)
一般の方とはケタ違いのスピードでし
た！！！
ボードに寝そべっていても、イルカが
泳いでいるのか？？
そのくらい完全なクロールの状態でパ
ドルをしていました。
彼曰く、
「身体の中心に力を集めること！！」
そうすれば
「身体を水平に保てることができ、水
の抵抗を無くせる」
そう、言っていたことが、とても印象に
残っています。
この基本ベースを考えると、身体の中心
となる「へそ」に力をもってきて、ボー
ドと体を水平にするパドルが一番水の抵
抗を無くせるというのは物理的事実です
。
もちろん、波のブレイク状況によって
は、小刻みのパドルなども応用しなが
ら臨機応変で使い分けることも大切な
技術です。
今の世の中は情報が山のように溢れて
います。
その中から、
「自分にとってピンときた情報」だけ
を拾うことがベストです。
自分にとってピンとこない情報は収取
選択すれば、迷うことがなくなります
よね…
：はい、とても参考になる意見です。
では、パドルの感じはだいたい伝わり
ましたでしょうか？？
：はい！！
：全部が繋がりました！！
：本当にありがとうございます。
それはよかったです！！！
：店長さん最後に
：あと、１つだけ聞いてもよろしいで
しょうか？？
どうぞ、どうぞ！！
なんでも聞いてください。
：テイクオフの手の置き方で左右にず
らして置き、前の手でボードをコント
ロールする意味は本当に感銘しました
。
：ワタシはグーフィーフッタの為に右
手が前で左手の位置は腰の前くらいの
あたりに置くのがベストなのでしょう
か？？
あっ
グーフィーフッターなのですね？？
じゃ、下の写真を見てください↓↓
両手の正確な位置を考えるよりも、
上の写真のようにボードを水平に保ち
体をひねりながら足を置きやすい手の
位置を考えればいいんですよ！！！
すごく、分かりやすい写真じゃないで
すか？？？
：なるほどです…
：この写真の身体の部分を1つ１つ見
るだけで、店長さんが言う
：左右の手をずらす
：右手の力をフルに使う
：後ろ足のヒザを外側へ向け、前足の
ヒザを内側へ向けるように腰の回転を
使い足を置く。
：この写真１枚ですべてが凝縮されて
いますね！！！
いや、解読できるSさんが凄いんですよ
！
ちなみ、何座ですか？？
：いて座ですが・・・
：星座、関係あるんですか？？
やっぱり、いて座か…
関係あります、あります！！！
いて座は
専門的な知識にのめり込む特徴がある
んですよ！！！
この話しは、大変長くなるのでストイ
ックに入会したら話させてくださいね
(笑)
：わかりました！
：楽しみにしています。
：それでは、今日はホントに来てよか
ったです！！
：すごく勉強になりました。
：貴重な時間を作っていただきありが
とうございました。
いや、いや、こちらこそ遠くから来て
くださり、ありがとうございました。
楽しい時間を共有できて嬉しいです！
それでは
今日、お話ししたことを忘れずに実践
してくださいね！！
いて座って、結構、忘れっぽいでしょ
(笑)
それでは、お気をつけてお帰りくださ
いませ！！！
上の写真の白〇と白線を見てください
↑↑
本気パドルの体勢とは
アゴとボードの距離を「こぶし1個分」
開けて、顔を正面へ向けること！
アゴを前に伸ばすと、ムネがボードに
べったりと付いてしまうので注意！
そして
そのアゴの位置を保つと、みぞおち
が浮いている状態ですよね？？
さらに、目の高さに肩の位置を合わ
せたパドルを意識すると、背骨が伸
びる感覚を感じ取れます。
背骨を伸ばすと必然的に肩の付け根
を前に伸ばすよなパドルになりませ
んか？？
肩の付け根を伸ばすと、今度は内臓
が上に持ち上げられませんか？？
内臓が上に持ちあがると、肋骨と股
間とモモとヒザ！！！
この部分でボードを押さえている感
覚が強まるはずです。
そうすると、身体の中心に力が集ま
り重心が「へそ」になりますよね？
この文章道理の感覚を得られたら大
正解です！！！
しかし、こう、ならなかった場合・・・
首の力、背筋、腹筋、体幹の力を使え
ていません…
部分的な筋肉を動かすトレーニングが
必要になってきます。
答えは2択のみ・・・
やるのか、やらないのか・・・
ということで、今日も読んでくださり
ありがとうございました。
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