テイクをしようとパドルをした時に後ろに引っ張られてしまう経験あります？？
リフトアップ編
テイクオフの質問回答
このシリーズは終了しましたが、こ
のような質問があり、少しお伝えし
ようと思います…
初めまして、サーフ歴５年のMと申し
ます。ホームは日本海をメインに練習
していますが、なかなか上達ができず
に悩んでいたところ、こちらのブログ
を拝見させてもらい、毎日夢中で読ん
でいます。
地元では、このように教えてくれるス
クールはないので本当にありがたく勉
強させて頂いております。
テイクオフの質問があるのですが、小
さい波だとボードが水平のまま立つ事
ができるようになりましたが、少し大
きくて力がある肩くらの波では、まく
られてしまいます。
この原因を理解して、なんとか上達し
たいと思っております。お忙しいのは
承知ですが、お時間のある時にご回答
いただけると幸いです。以下省力…
Mさん、いつもブログを読んでいただ
きありがとうございます。
日本海サーファーですね…
新潟あたりでしょうか？？
これからの季節は極寒かと思いますが
がんばって練習してくださいね…
文章に熱量を感じたので、今日はその
熱量で回答させてください…
まず、お手本はテレサ↓↓
【XERO GRAVITY】
■５'８×１８ 3/4×２ 1/4 25.6㍑
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それでは、テレサの写真を見ながら解
説してみましょう…
まず、
＞小さい波だとボードが水平のまま立
つ事ができるようになりましたが、少
し大きくて力がある肩くらの波では、
まくられてしまいます。
この話しでの「まくられる」と表現さ
れていますが、テールが持ち上げられ
てノーズが刺さるような感じでしょう
か？？？
そして、
小波では上手くいくのになぜ大きい波
では失敗するのか、ということですね
？？
＞この原因を理解して、なんとか上達
したいと思っております。
この原因の答えは、簡単です…
結論から先に言いうと！！
「足を開いている」からです…
では、この意味を理解できるように順
々に説明しますね！！
まず、大きい波やパワーのある波では
波の根元に入ると、後ろに引っ張られ
る力が発生します…
パドルをしていても前に進まない状況
ですね…
これを「リフトアップ」と言います↓
パドルをしても、後ろに引っ張られて
前に進まない状況を体験したこともあ
ると思います…
これは波が崩れる前にボトムがスーッ
と引く現象です…
この時に
ボードが前に進まず、後ろに引っ張ら
れながら持ち上げられると、必然的に
「テールも持ち上げられますよね？」
要は、テールが持ち上げられるのであ
れば、「テールを沈めれば問題解決で
す」
とは言え、分かっていても何をどうす
れば良いのか分からないからメールを
くれたのだと思います…
ワタシの経験から言いますと、波に持
ち上げられた時にボードの水平が崩れ
てしまう人は！！
「１００％足を開いています…」
この上の写真の瞬間に少しでも足を開
くとテールが持ち上げられてしまうん
ですね↑
いいですか！！
小波で上手くいくのは、多少足を開い
ていても、高低差が無い分ノーズは刺
さりにくいので、「ごまかせます」が
…
大きめの波では高低差がある分、少し
でも足を開くと板がブレて持ち上げら
れてしまいます…
ここまでは、理解できましたか？？
でっ！！！
今、お伝えした中で、見つめなければ
いけないことはなんでしょうか？？？
って、事です…
ハイ！！！
お応えください…
「足を閉じてヒザでテールを沈めるこ
とを練習します！！」
こう、答える人が９割でしょう…
しかし！！
ワタシが求める答えとはぜんぜん違い
ます…
いいですか？？
そもそも、なんで足を開いてしまうの
か？？
って、ところを見つめるんです…
上の写真の姿勢を良く見てください↑
後ろ足となる左足を見てください
(グーフィスタンス)
足を付くギリギリまでヒザでテールを
沈めています…
この姿勢を取ると、足を開いた時点で
バランスは崩れますよね？？
そもそも、この姿勢は足を開けない姿
勢ということですよ！！
つまり、足を開いてしまうという事は
！！
足を開いてもバランスが取れるパドル
をしているんです…
推測すると、足が開いてしまう人は、
「ムネをべったり板に付け、下を見る
ように頭の位置が下がってパドルをし
ています…」
となると、そもそものパドルの姿勢を
見つめて、足を開けないようになる姿
勢を作り上げることが重要ではないで
しょうか…
この意味、伝わります？？
では！！
まず、下の姿勢を目に焼き付けてくだ
さい↓↓
テールが前に押されて手を付く瞬間で
す↑↑
先ほどお伝えした、
後ろ足を付こうとする瞬間までひざで
押さえていますね？？
この時に
身体とボードの接地面積を見るんです
…
身体のどの部分が接地していますか？？
ムネはべったりとボードに付いていませ
んよね？？
お腹で重心を取って骨盤で押さえてい
るのが分かりますか？？
この姿勢を常に意識して作り上げるこ
とが、結果的に「足を開けなく」なる
んです！！！
そうすれば…
右手の押し込みや身体を前に伸ばす動
作がすべて連動できるようになります
↑↑
無論、どんなに波がホレていようが
ボードを水平のまま足を置けるよう
に変わっていくものです…
どうですか？？
厳しいですか？？？
本気テイクオフのパドル姿勢の根源
とは…
「へそ重心」の姿勢です…
いいですか？？
根源とは、一番重要な動作ということ
ですよ？？
ここを作り上げてしまえば、リフトし
ようが、ホレていようが水平のままテ
イクオフができるようになります…
もう一度、このへそ重心パドルを作り
あげる意識から初めて頂けると嬉しい
ですが・・・
物事の「本質」を見極める力が重要で
す…
がんばって習得してくださいね…
今日はこのへんでおしまいにします…
今日の解説は後ろに引っ張られても、
ヒザでテールを押さえ、ボードの水平
を保つということが「本質」です↑↑
そして、ボードを水平にする寝そべり
方は「へそ重心」でバランスを取るこ
とです…
例外はありません…
そして、知識では理解したものの、い
ざ、やってみても上手くいかない時…
上の写真のように自分のパドルの映像
を静止画にして見ると、一目瞭然で分
かるものです。
この分部が一人での練習では、なかな
か難しいところではないでしょうか…
そもそも自分を客観視して、できてい
なところを改善していく気持ちを持た
ないことには、どうにもなりません…
本気とは、結果が重要です…
スーパーストイックシステムでは
今以上に、サーフィンと向き合い、上
達していく環境を提供致します…
本気で上達したい方はこの機会にお越
しください…
【スーパーストイックシステム募集】
■ 受付：１１月１７日迄
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■ 募集人数：限定５名
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※規定数に達した時点で応募終了
■ 練習開始：２０２５年１月～６月
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