今日からテイクオフのお話しとなります。
テイクオフへの道1
テイクオフを極めたいのであれば!
まずはパドリングの正しい技術を習
得しなければいけません・・・
自分は大丈夫!!!
そう、思っている人に限って、厚い
波を追いかけている時にノーズがブ
レながらテイクオフをしている人ば
かり・・・
または、ノーズがあがったままパド
ルをして波に乗れない・・・
このような原因はすべてパドリング
の技術ができあがっていないという
ことです!!
ここを見つめられるかどうかで、上
級者との大きな分かれ道となります
。
基本をしっかりと作り上げたいので
あれば、まずはテイクオフの時のパ
ドリングの技術を強化するべし!!
ということで、今日からはテイクオ
フの技術を上げていくお話しを続け
ていきます。
では、ご質問回答から始めていきま
しょう。
京都に在住しております。サーフィ
ン歴4年目のです。へそ重心の感覚
がイマイチ分かりません。
また、
入れ方が分からないので詳しく教え
て
自分は現状お腹を引っ込めて、
からお腹辺りをボードから浮かせる
事で、
前側は胸で抑えてます。
なのでイメージ的には胸と膝の二点
でボードを挟んでいる印象です
お尻も一緒にあげてお尻に力を入れ
て締めている感じです。正しいでし
ょうかうか? 男性T様
Tさま。いつも読んでくれてありが
とうございます。
ご質問についてお答えしてみたいと
思います!
まず、へそで重心をとる。この意味
を理解することが難しいとおもって
います。
へそで重心を取ると、胸が少し浮く
形になります。胸を浮かせるとで、
ボードギリギリ前に乗ることができ
ます。
最前重心点です!!
つまり、一番スピードを出せる重心
ということです。
では、ムネを反らずに重心を取ると
どうなるでしょうか??
体がボードにぴったりついているよ
うな状態になります。胸で重心を取
るのと、へそで重心をとるのとでは、
ボードに乗る位置が微妙にちがうこ
とを理解してください。
ほんの数センチの違いですが、へそ
重心の方が前に乗れます。
この違いをはっきり理解することが
一番大事になってきます。
下の写真をご覧下さい。
まず、へそで重心を取ると、下半身
が浮いてきます。
なぜでしょうか?
それは、ボードの重心を前に置いて
いるので、必然的にテールが持ち上
げられてしまいます。
それを防ぐために膝でテール部分を
押さえます。お尻を少し浮かせるこ
とで押さえやすくなっていきます。
そして、この状態では、助骨とヒザ
使ってボードを押さえています。
そうすると自然と重心をがへそにな
りませんか??
ここで、違う視点からお伝えしてみ
ましょう!!
そもそも、ですよ!!
寝そべった時にボードを真っすぐ
フラットにするイメージをしてく
ださい。
水面に対して真っすぐにボードが
浮いている状態です。
サーフボードはロッカーがあるので
ノーズは反っていますが、上手くバ
ランスを取りながら真っすぐにして
みてください。
そして、ボードが真っすぐの状態に
なったら、その真っすぐの状態を保
ったままパドルをしてください!!
物理的に一番抵抗力がない状態とな
ります・・・
これがへそ重心のパドリングという
ことです。
では・・・
この当たり前の体勢をなぜ取ること
ができないのか?ということです!
要は、ボードをフラットにするには
シーソーを真っすぐにしたままホー
ルドするかのように、筋力とバラン
ス力が必要になってくるということ
です。
大抵の方はノーズが水面から少し上
がります。
つまり、
ボードは後ろ側へと傾いているとい
うこと!!
ここに気づくのは難しいです・・・
ボードを真っすぐにしたまま、テイ
クオフするのが一番スピードが出ま
すよね??
こう、考えてみてください!
>前側は胸で抑えてます。
なのでイメージ的には胸と膝の二点
でボードを挟んでいる印象です
上の写真ではムネは付いていません
。
肋骨で支点を作っています・・・・
この状態でボードをフラットにした
ままテイクオフをする意識から始め
ます。
うねりが厚い場合、へそ重心で加速
をかけながら胸を付いてボードを落
とし締めの スピードを上げるのが
理想です。
本質は、テイクオフのひとかき目の
こぎ出しの体勢をムネを浮かせなが
らボードをフラットの状態からスタ
ートさせるということです。
その状態をつくるにはヒザで押さえ
ていないとノーズが刺さります。
簡単な話しとすれば!!!
へそ重心とはボードを真っすぐフラ
ッとの状態をつくること!!
そして、そのフラットのままを維持
しながらテイクオフをやるのが一番
速い!!
ということです・・・・
※レイトや急激に惚れる波などは、
あえて後重心となります。
ということで!!!
まずは、ボードを真っすぐの状態と
は、どんな感じなのか??
ここから試してみてくださいね。
スーパーストイックシステムでは
ますは、このへそ重心の寝そべり
方から作り上げていきます。
みなさん最初は分かっていてみ、
ボードをフラットにできなことを
体感しています。
腹筋と背筋に力を入れても、バラ
ンスが上手くとれなかったり難し
いことです。
最終的にはインナーマッスルも必
要なんだ!!!
そんな痛感もしておられます。
それだけ、ボードをフラットのま
まテイクオフをするのが難しいと
いうことです・・・
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