今日もフロントサイドリッピングの上級編となります・・・
サーフレボリューションのコンテ
ンツ4:オフザリップ講座にお申
し込みいただきましたみなさま。
誠にありがとうございます。
満席となりましたので、今回参加
できなかった方は3月講習予定があ
りますので、そちらで再度応募して
いただけたら嬉しいです。
日程は決まり次第、このブログで告
知させていただきますのでよろしく
お願いします。
さて。
連日のブログではオフザリップでの
上半身のひねり方をお伝えしており
ますが、なかなか上手くいかないと
いう方へ向けて、さらに突き詰めた
練習方法を書いてみたいと思います
。
今日も非常にマニアックな内容とな
りますが、楽しんでいただけたら幸
いです。
では、いってみましょうーーー
まず!!
波のトップで身体を横へひねり、
そして折るためには必要なこと
があります。
ここから考ていきましょう。
波のトップで身体をひねるには、
フェイスと身体が向き合っている
状態を作ることが適切となります
。
なぜなら・・・
体を正面に向いたままトップへ上
がる方が、重力に逆らっている認
識が強く感じ、速めに上半身をひ
ねる意識が芽生えます。
そして。
ボトムからトップへ斜めに上がって
しまうと、そのまま斜めに着地しよ
うと脳が反応してしまい、上半身の
ひねりは遅れてしまうんですね…
ちょっと難しいですか・・・?
簡単に言えば、板を縦に上げたほう
が体をひねりやすいということ!
では、次に行きます。
板を縦に上げるには身体を正面に向
けて波のトップへ上がる動きが必要
です。
そこを練習するんです!!
意味わかりますか??
大丈夫ですね?
板を縦に上げる軌道を作る練習と
いうことです。
その練習とは。。。
ボトムターンでのボードの角度を
練習することです。
角度を取る??
難しい表現ですが、今日はこのボ
ードの角度から解説していきます
よ。
下の写真から↓↓
この写真はボトムでの体勢となりま
すが、ノーズは岸側へと向いていま
すね??
これが板を縦に上げやすいボードの
適切な角度となります。
ノーズが進行方向へ向いていては、
NGということです!!
斜めに上がってしまうでしょ?
まずはここから。
ノーズを砂浜側へと向けた状態から
、遠心力を使って波のトップへと上
がっていきます。
ここが今日の本質!!
ノーズが岸側に向いているのになぜ
波のトップへ上がれるのか??
ここですね・・・
上の写真の右手をご覧ください↑↑
水面を触っていますね??
身体を前に倒しながら右手で水を
かきあげる力を支点として、後ろ
足でボードのエッジをねじり込み
ながらノーズを波のトップへ向け
ていきます。
まず、この動きを覚えることです
!!
ノーズを岸側へ向ければ板の振り幅
が大きくなり、遠心力も強くなりま
す。
この力を使うんです!!
このやり方はサーフレボリューショ
ンでレクチャーいたします。
ここで、あくまでも後ろ足の力でエ
ッジをねじりこみ、板の軌道を変え
ていきますが。。。
一応、
前足の使い方も付け足しておきます
。
ボードの軌道に合わせながらヒザを
内側に入れるだけです!
前足で無理にレールを入れてしまう
と、縦の軌道を壊してしまうんです
ね・・・
これは前回のバックサイドと同じ理
論となります。
ここではじめて板の軌道が縦にな
ってきたので、先ほどの
「身体とフェイスを並行にする」と
いう体勢を自然と作れます・・・
ここで!!
板がトップへ上がり出した瞬間!!
先ほどボトムで水面をかいた右手を
上に持ってくるのがひねりのスピー
ドに影響してくるんですよ!!
波のトップ8分目の体勢↑↑
水色の線は両肩の角度です。水平
の状態を保っていますね・・・
この時点で!!!
上半身を8割ひねっている状態とな
ります。
ここが横回転で必要な動き。
後は
ここに繋がっていきます・・・
今日お伝えしたかったことは!!
上半身のひねりを作るには、ボトム
から仕掛けるボードの角度を意識し
ろ!!
ということになります。
上手く伝わりましたでしょうか??
そして最後に・・・
これからこのような練習をするに
当たってのアドバイスがあります
。
アップスンで走っている時でも、
ボトムに降りるノーズの角度を岸
側へ向けて真っすぐ降りる練習を
してください。
そして、後足でエッジをねじりこ
みながら波のトップへ上がる軸足
ジャンプの練習をすることで、基
礎を作り上げる大事な練習方法と
なります。
この練習が一番効果的となります。
つまり!!
これができなかった場合。
今日のように板を縦の軌道にして、
波のトップへは100%上がれない
!!
ということです・・・
基礎から固めた練習をしていくと、
このように繋がっていくものです。
今日はここまで・・・
JSオーダーフェア開催
今日の話しで、
板の反応はテールのエッジや幅、厚さがどれだけ大事なことが伝わりましたでしょうか・・・
INSISTカスタムではこのようにチューニングをしていくことで、サーフィン上達へのお手伝いをさせていただいております。