お盆休みのど真ん中ですね!!
ボトムターンへの道1
台風の影響で波もあり、天気も良く
絶好なサーフィン日和です!!
このお盆休み期間中のサーフィンは
厚い波を追いかけるパドリングが上手
くいき、出だしの加速を体感した方が
いたら嬉しいですが・・・
どうでしょうか…
上手くいきましたでしょうか??
もし、上手くいった!!!!
そのような方がいらしたら
引き続き、身体が覚えるまでやり込
んでくださいね!!
ということで!!!
今日は少し難易度が高いボトムター
ンについてお話ししてみたいと思い
ます。
まず!!!
深いボトムターンとは!!
サーフィンの真骨頂となります。
なぜなら
ライディング全体の見栄えが大きな
動きとなり、スピード事態も変わっ
ていきます。
従って、
プロになってから、そのターンの深
さを練習して突き詰めるというくら
い難しい技術となります。
では、誰でも分かる最高潮のボトムタ
ーンの形を見てみましょう↓↓
この写真はかつての英雄、トムカレン
のビッグターンとなります。
現在でもこのターンです…
凄いですよね。
肘で水面をなぞるように低い姿勢でタ
ーンを仕掛けていますね。
これは誰がどう見ても圧巻しますよね
??
これぞ、ビッグターンのお手本中のお
手本となります。
そして次に!!!
このターンを
やりたいですか???
やりたいですよね???
サーフィン上達に向上心を持っている
方なら当然のことですよね!!!
メンタルを上げる為にも
まずは、深いボトムターンとはこうい
うものだということを写真を見て、頭
に焼き付けることから始めるんです。
どうですか??
焼き付けましたでしょうか???
そして、この形に少しでも近づけるよ
うに「段階を踏んだ練習」をしてけば
必ず見えてくるものがあります。
前回のブログで書いた
課題を1個づつ突き詰めていけば必ず
できるようになります。
余計な事を考えずボトムターンに特化
して、縦に深く掘り下げていくんです
!!!
いいですね???
では、最初にやるべき課題をじっくり
と勉強していきますよ!!
①ターンに入る前の姿勢を作り上げる事
テイクオフは立つんじゃない!!
「構えろ!!」
ブログを読んでくださっている方は
すぐにピンときますよね??
ターンに入る前の姿勢が大事です!
後ろ足でテールを押さえ込めるよう
に後ろ足のヒザを曲げ、効き手を前
に出す!
背骨は骨盤に乗るように真っすぐ伸
ばす姿勢を作ることからが一番最初
の課題となります。
要は
テイクオフの立ち方とまったく同じ
なんですね!
ここまでは、毎度の話しなので、いま
いち分からない方は■正しい立ち方を
作り上げてください。
そして、次!!!!
②ターンに入るタイミングを作る
リップの崩れるタイミングに合わせて
身体を前に倒しながらレールを入れる
準備が大切。
この時に、前足意識でレールを入れて
しまうとNGです!!
あくまでも、両足で板を挟み込んでい
る状態でレールを入れていきます!!
この話しも何度もお伝えしているので
大丈夫ですよね???
正しい立ち方は両足で板をはさみ込め
!!
前足意識が強い場合は、次の動きがで
きなくなってしまいます↓↓
③効き手を水面に入れる
リップへ上がる瞬間に!!
前に出した効き手で水面を触る事!!
前足部分の水面に手首を突っ込んで水
をかきあげる準備をするんですね!!
この時に前足加重が強いならば、上の
写真のように背骨を真っすぐに維持で
きないんです。
地面の上で、前足意識で体を倒して見
れば理解できます。
前足意識で板を押さえ込んで効き手で
水面をかくと、前のめりになりません
か??
要は、前足だけだと踏ん張れない体勢
を作ってしまいます。
前足でレールを力強く入れるクセがで
きていまっている人が8割くらいです
。
ここはスケボーで練習です。
そして、さらに次へのアプローチに繋
がっていきます。
④効き手で水をかき上げながら後ろ側
へ振る!!
効き手を水面に入れ、そのまま後ろ側
へかき上げる反動を使うことで上半身
の伸び上がりを使うんです。
イメージできますよね??
そして、
今日のメインイベント(笑)
集中してくださいね!!
いきますよ。
リップへ上がる瞬間の動作!!!
効き手で水を後ろ側にかきあげた反動
と同時に
テールを
「後ろ足首とヒザの回転を使ってね
じり込むこと!!」
前足加重が強いと、この後ろ足の回転
は使えませんよ!!!
ボトムターンの入り口から、出口へ
向けた一番大切な動作となります!!!
レールを入れた半円の軌道を縦に変え
るんです。
⑤軸足ジャンプでリップへ上がる
効き手で水面をかきあげながら後ろ
側へ手を振り上げる動作。
そして後ろ足でテールをリップの方
向へ回転をかけて反発を使う動作。
この動作を連動させることで、波の
トップへ勢いよく縦に駆け上れます。
これが軸足ジャンプというワタシの
勝手に呼んでいる造語です!!
水を搔き上げながらリップ目掛けて
カエル飛びのようにジャンプするん
ですね。
そして、ここからも大事な話しとなりま
すよ!!
上の写真の白〇を良く見てください↑
後ろ足はリップ側へ回転
上半身の回転は反転の動き
この動作が後ろ足で板を押さえん込み
ながら上半身をひねっていく基本。
つまり!!!
軸足ジャンプで踏み切った瞬間に上半
身と下半身を雑巾を絞るように反転さ
せることです!!
簡単に言いますと、
リップへ上がりながら上半身をひねる
んです!!
この動作が少しでも遅れるとリップア
クションが上手くいきません・・・
一言にボトムターンの練習と言っても
やるべきことはたくさんあります!!
まず、一個づつ作り上げていく気持ち
がないと上手くできないことを理解す
ることです。
復習しましょう。
最初の話しへ戻ります↓↓
ボトムに降りたら効き手を前に出して
、リップへ上がるタイミングに合わせ
て水面をかき上げる!
この体勢を最初に作ること!!!
そして
水面をかき上げた効き手は後ろから
前に回す軌道で、トップへ上がりな
がら肩を耳に付ける準備。
この上半身の動きと同時に!!!
後ろ足軸で波のトップへ上がる為に
テールを回転させながら反発を使っ
て、ジャンプする。
この動きを同時に行います。
ここが非常に難易度がありますので
陸トレがッ必要な部分となります。
ボトムターンをするにあたって
まず
全体の身体の動きをイメージできる思
考を作ることが先決。
そして、
全体的な動きを把握できたからこそ!
ボトムターンの入り口から一個づつ作
り上げれば必ず出口へたどり着けます。
この思考こそが迷わないでブレない練
習方法。
99%の無駄を省き、1%の練習にか
ければ、最短速度でモノにできます!
上手く伝われば嬉しいですが・・・
今日はまずはボトムターンをやるに
あたっての全体像を作る練習からご
紹介しました。
次回から、一個づつ作り上げる為の
具体的な練習方法をご紹介していき
ますのでお楽しみに!!
とにかく効き手を水面に入れる!!!
まずは、これが重要な出だしの練習で
す。
最初は波のフェイス側を触ってもいい
んです。
触ってからリップへ上がるという動作
を作っていくうちにヒザを曲げるクセ
がついてきます。
そして、じわじわ、水面をフラットの
位置へと変えていけばいいだけです。
まずは水面を触ること!!!
最初の一歩目となります。
これはバックサイドのターンでも同じ
ことです。
ここから練習を始めていきましょう。