ボトムターンはボードを押さえ込む基礎が
大切。
ボトムターンへの道2
前回のブログではターンに入る前の
構える姿勢を作る事が先決というお
話しをしましたが・・・
今日は、
ボトムターンの練習よりも!!!
基本動作がしっかりとできているのか
どうか??
この大事な本質を書いてみたいと思い
ます。
まずはアップスンについてお話ししま
す。
波にへばりつてアップスンをするクセ
があると、肝心なターンをする場所を
逃してしまうことが多々あります。
さらにへばりつくアップスンでは、
とにかく進行方向へスピードを出す気
持ちが視野を狭め、横へ走るのがメイ
ンの乗り方になってしまいます。
そうなった時は必ず
「もっとボトムに降りないとNG」
とか、
「横へ走りすぎ!!」
このように他者からのアドバイスを
受けることだと思います。
しかし、当人は
どこでボトムへ降りればよいのか?
横へ走らないとスピードが付かない
ので、ボトムへ降りたら失速してし
まう・・・
このような疑問をかかえている方が
非常に多いのではないでしょうか?
スーパーストイックシステムでは
まず、その疑問を1発で解消できる
練習から取り組んでいきます。
本質は正しい立ち方のフォームを作
りあげて、後ろ足コントロールを軸
に波の上下を使った身体の動きでボ
ードをコントロールするというもの
。
へばりついたアップスンを改善するに
は、この練習法が一番効果的となりま
す。
この身体の動かし方や後ろ足で板をコ
ントロールができるようになると、ボ
トムターンへのアプローチの仕方が自
然と理解でき、著しく変わっていけま
す・・・
この基本動作を作り上げない事には、
トムカレンのようなBIGターンは10
0%できないと言い切ります。
そこで今日はボトムターンに入る前の
2個手前の動作に焦点を当てながら勉
強していきましょう!!
例題としてケリーの写真を見ていき
ましょう↓↓
アップスンで波のトップでの体勢を
じっくりと見てください↑↑
へばりつくアップスンでの波のトッ
プでの体勢では左肩がフェイスより
に入ります。
視線も進行方向を見ていますよね?
この左肩がフェイスよりに入ると、
進行方向正面に向ける体勢を取る事
が通常とります。
そうなると
波のトップでは前足で板を押さえ込
むクセができあがります。
波のトップで前足加重になると、板を
後ろ足でボトムへは振れませんよね?
ボトムに板が落ちるまでしゃがむクセ
もついてしまいます。
その繰り返しが結局は!
へばりつくアップスンの動きとなりま
す。
このポイントを改善するのが最初!!!
上の写真のケリーの体勢↑↑
へそは進行方向正面を向き、効き手
を前に出し左肩を岸側へ開く体勢を
作ることです!!!
視線はボトム側を見ていますね??
この体勢後を取ることで後ろ足に加
重がかかるのでテールを回転させて
ボトム側へ板を振ることが容易にな
ります。
上半身がねじれ、波のトップで後ろ
足加重を保つというのが基本動作。
これは、正しい立ち方のフォームと
まったく同じフォームという事を理
解してください。
波のトップからボトムに板を振って
降りるライン取りは、正しい立ち方
のフォームを元におこなっていくの
が定義として当てはめられます。
こう、理解できればアップスンの乗
り方を正しい立ち方のフォームで行
えれば、へばりつく感覚を改善でき
るという理論。
ここまでは、毎度の話しなので理解
していただけるかと思います。
そして次!!!!!
今日の本題!!!!
「波のトップからボトムへの降り方」
この部分だけに焦点を当てていきます。
まずは、恒例の質問タイム!!
あなたは
波のトップからボトムへ降りる際に
一番意識している身体の使い方はなん
でしょうか??
考えてみてください!!
後ろ足の親指に力を入れる???
そう、答えた人
おしい・・・
ここが分かったら絶対に上級者以上
になります。。。
正解はまず下の写真を見てください↓↓
どうですか??
写真を見て分かりますか??
板がボトム側へ向いていることも大
切な事なんでですが、質問は身体の
使い方です!!
白〇をよーーく、見てください!
どうですか??
分かりましたか??
では、正解ですよ↓↓
この写真を見れば誰でも分かります
でしょ↑↑
上から下に落ちる時には必ず後ろ足
のヒザを折る意識が重要です!!
そのヒザを深く折る為には、親指に
力を入れて太ももの内側をねじって
ヒザを折るんです!!!
前頭のアップスンの話しに戻ります
。
へばりついたアップスンではこのよう
な体勢を取るシチュエーションは出て
こないということを理解すること。
なぜなら、もう一度言いますよ!
へばりつきのアップスンでは波のトッ
プで左肩が波側へ入っている為に、前
足でしかボードを下に向ける動作しか
できないとお伝えしましたよね??
つまり、左肩がフェイス側を向いてい
るだけで、ボトム側へノーズを向ける
視線も作れないことも、後ろ足を折る
こともできない状況を作ってしまって
いるんですね・・・
ここを理解できた人が
次へのステップ!
波のトップからボトムへ降りる時の
意識に欠かせない動作とは??
「後ろ足のヒザをボードに付くよう
な気持ちで折りながらボトムへ降り
る!!」
足の裏、股関節の使い方を知ること!
この話しも、今日で2万回目(笑)
波のトップから、後ろ足を折りなが
らボトムへ降りれるからこそ!!
その力を使い、着地と同時に後ろ足
でレールを深く入れていけるという
ことにも繋がっていくんですね。
そして!!!
ターンを仕掛ける前の体勢
正しい立ちかたのフォーム
この体勢から
仕掛けるのが定義とお伝えしました↑↑
そして
右手を水面に入れる動作を行うことで
ヒザが深く曲がり、レールを一気に入
れていくタイミングを作れるといこと
に繋がっていきます↑↑
これも、後ろ足を折るクセが付いてし
まえば簡単に重心を低く保てるように
変わるんです!!!
今日の本質は
「後ろ足をボードに付くくらい曲げる
意識練習が重要!!」
「その曲げるタイミングは波の上から
下へ降りるときです!!!」
この定義はテイクオフの時でも、バッ
クサイドの時でも、すべて当てはまり
ます!!
この練習を繰り返し行うことで!!!
ボトムターンに入る時に後ろ足を深く
曲げるクセがついていくのはもちろん
ですが!!!
全体のスピードもぜんぜん違ってくる
んですよ!!
何度もお伝えしますが、後ろ足のヒ
ザを曲げることは
急にはできないんですよ…
だから、普段のアップスンの動きで後
ろ足を深く曲げてボトムに降りる練習
をすることが最初の課題ということを
お伝えしたいんです・・・
そのさらに前に戻ってしまうと、テイ
クの立ち方を後ろ足を折る体勢を作り
なさいよ!!!
このようにお伝えしていることを理解
できると上達スピードを上げていけま
すでしょ???
何度も何度もお伝えしますが、そのポ
イントだけの話しではなく、すべて繋
がる動作が
「正しい立ちかた」となります・・・
正しい立ちかたのフォームの本質と
は、なんでしょうか??
これは
後ろ足軸で板を押さえ込み、上半身の
ひねりを瞬時に行える為の大事な大事
なニュートラル姿勢ということです。
テイクオフ後のライディングでは、こ
フォームを元に、上下左右の動きを連
動させてアップスンを練習するんです
!!
そうすることで、後ろ足のヒザを折る
というポイントを理解できるとボトム
ターンへの道がどんどん近づくという
理論的思考で練習に打ち込んでくださ
いね。。。
まずは、スケボーで正しい立ち方を作
り上げる練習が一番です!!
ただテキトーに滑っていては自分の悪
いクセを取り除けません・・・
ここで最後にお願いがあります。
上の写真の体勢を完コピして、第三者
に見比べてもらってください!!
あなたがおもっている以上に後ろ足が
曲がっていますよ・・・
ねっ??
できないでしょ(笑)