グーフィーフッタの方は右手の付き方がこの写真のとうり!!!
全力テイクオフ3
いつもレギュラーフッタばかりで申し
訳ないので、グーフィーフッターの右
手の付き方が上の写真となります↑↑
まず、アゴを付いていそうですが、そ
うではありません・・・
顔を進行方向へ向きながら立とうとし
ている状態。
ボードも水平ですよね??
これは
手を付く前に、すでに体が起き上がろ
うとしている先行動作ということに気
づいてくださいね。
先を考えた思考があるからこそ!
右手の付き方を勢いよく、さらにワン
テンポ速く付けるというものです…
復習の為に
もう一度、テイクオフの手の付き方を
イメトレしてくださいね!!!
この手の付き方が
今日の
後の話しに繋がっていきますので…
それでは、お待たせしました!!!
前回の続きとなります。
「両足を付いてからの立ち方」
それでは、Fさん!!!!!
テイクオフの立ち方を見させてもら
います。
両足を付いてサッーと、立ち上がっ
てみてください!!
:はい!!
:こんな感じでしょうか???
まず、ショックだと思いますが現実
を見つめましょう。
そのサーッと立った姿勢は、下の写真
と同じような形です。。。
今の立った姿勢はこのような形にな
っていますよ↑↑
:え”っ!!!
:本当ですか???
はい、本当です。
これが現実というものなんです。
みなさん、大抵
前足意識で素早く立つと、背骨が曲が
り体が九の字になることで、右手も下
がってしまいます。
要は、肩甲骨が下がった状態なので、
「右手を上げているつもり・・・」
このようになってしまうんです。
中級者の方ほど、この現実を見つめ
たがらないプライドがあるようです
。
失速を免れようとして、前足で板を
踏み込めば踏み込む程に、この体勢
になってしまうものです。
この姿勢では
前足だけに加重がかかり、後ろ足で
板を押さえ込んでいないのが分かり
ますよね???
:はい・・・
:一目瞭然です・・・
:後ろ足のヒザが1ミクロンも曲がっ
ていません(笑)
後ろ足を深く折れない理由はここに
繋がってくるんですね。
テイクオフで両足を付いた時に前足意
識で起き上がると、このような体勢に
なるということを理解することです。
:はい。
:現実を受け止めます(涙)
:てんちょうの軸足理恵論は、こう
いうことなんですね…
無意識で前足加重のまま立ってしま
うと、立ちながらノーズを上げるこ
とは100%不可能ですよね??
:はい。この体勢になってしまったら
前足で板を踏むことだけしかできませ
ん。
:板が走ってスピードが付かないと、
体勢を後ろ足軸に切り返せないですよ
ね・・・
下の写真は立ち上がった姿勢↓
プロと比べるとぜんぜん違うでしょ???
波のサイズ関係なしに、この姿勢で起
き上がるのが鉄則!!!
:ぜんぜん違いますね・・・
:自分もこのようなイメージで立って
いるつもりでしたが、できていない事
に気づけただけでもありがたいです。
そう、そう!!
その前向きな姿勢が上達の秘訣ですよ!
分かっていてもできないもの!!
できる為には、できるまでのプロセス
をやり込めといつも言っていますでし
ょ???
:てんちょうに、直接聞かないとすぐ
に忘れちゃいます(涙)
では、上のような正しい立ち方を取れ
る為の立ち上がり方を練習していきま
しょうか。。。
:はい!!
:酒造さんに負けないように死ぬ気
でやります(笑)
:よろしくお願いします。
では、下の写真を見ながら、立ち方
を練習していきましょう。
まず、テイクオフの手の付き方が!!
左手の位置を少し前に置き、ノーズが
上がらないように押さえながら!
①後ろ足のヒザを外側へ向けて置く
②コシの回転を使い前足を置く
:てんちょう!!
:左手の力だけで前足を付くと、腰の
回転が自然に使えることで、進行方向
へ身体を向けたまま立てます!!!!
そう、そう!!
正しい立ち方になりやすいでしょ?
:いや、でも、この動作を文章にでき
るてんちょうは凄いですよ!!
ありがとう、要は変態ってことね(笑)
で、ここからが今日のクライマックス
です!!
腰の回転を使いながら前足が板に付い
たら!!!
前足のヒザを後ろ側へ向け、後ろ足の
ヒザに付けるように、「体を少し前に
傾けながら」立ってみて!!!
:てんちょう!!
:前足のヒザを内側へ向けて立つと後
ろ足に加重が掛った状態で立てます。
:しかも、上半身を斜め前に倒すこと
で、前足にも加重がかかっています。
そうでしょ??
それが
「軸足意識の前傾姿勢!!!」
かれこれ20年前からお伝えしてい
る立ち方です。
ここで、一番大切なお話しとなります
が!!!
この軸足意識前傾姿勢で立つには、
テイクオフの時にボードが水平になっ
ている状態でなければできないのが分
かる??
:はい!!
:板が少しでもボトム側に傾いている
と前足加重でしか起き上がれないし、
前傾姿勢を取ったらノーズが刺さっち
ゃいますよね・・・
そう言うことなんです。。。
だからいつもテイクオフとセットで
お話しをしているんですね。
では、身体が理解するまで、今の立ち
方を10回連続でやってみて!!
:は、はい・・・
10連続実践中・・・
なかなか
いい感じになってきましたよ!
:はい
:だんだん、身体が理解してきました。
:立ちながら前足のヒザを内側へ入れる
には、前足が付いた瞬間に足の裏の感覚
と足首を少し倒す感じで置くことが重要
じゃ、ないでしょうか??
そう、そう!!
先ほどのテイクの手の付き方と同じよ
うに、常に先の動作を意識した先行動
作により、素早い動きへと変わってい
きます。
正しい陸トレでは、部分的に使う筋肉
を「動かす」というのが瞬発力を高め
ることができるんです!!!
頭と身体の理解がだんだん融合してき
ましたね!!!
では、次ね!!!
今度は、立ちながら後ろ足でノーズを
上げるイメージでやってみてください
。
後ろ足軸前傾姿勢のまま、前足を浮か
す感じです。
:こんな感じでしょうか??
:右手を上に釣りあげるようにすると
背骨が真っすぐになり、後ろ足でノー
ズを上げやすいですね。
:スケボーのウォーリーをやるような
感じと似ています。
そう、そう
前傾姿勢で前足を上げる感覚はウォー
リーの時と同じようなもの。
:はい、よく凄く分かりました。。。。
あくまでも、前傾姿勢でノーズを上げる
こととは
後ろ足でノーズを上げても
「テールに後ろ足の加重がかかつている
状態」
このポイントが非常に大事なことなんで
すね。
:はい、身体で理解しました。
では、もう一度、復習から!!!!!
テイクオフでのパドルでは
ボードを水平に滑らせ、水平を保つよ
うに左手でコントロールしながら、水
平のまま立つこと!!!
「THE HRIZONTAL」ね。。。
そして、前足のヒザを内側へ向けなが
ら前傾姿勢で立つ!!!!
これが、テイクオフのスピードを上げ
る条件というのを、身体で理解しまし
たね???
:はい、納得しました。。。
:この一連を理解すると、この間、近
くにいたプロはこの動作を全部やって
いました。。。
そうでしょ???
その、何をやっていたのかを理解でき
ることが、自分の実力も上がってくる
んですよ!!!
:はい、納得です。。。
:てんちょう、あと、聞いてもいいで
しょうか??
どうぞ、なんでも聞いてください。
:立ちながらノーズを上げたら、踏み
込みは前足の力で踏む意識ですか??
:その近くにいたそのプロはダラダラ
のフェイスが無いところでも、どんど
ん加速していったんです・・・
力の無い波での横へスピードを付ける
乗り方ですね!!!
それは
テイクオフからのパンピングで加速す
る技術。
これを覚えてしいまえば、小波大臣に
なれますので、練習しましょうか…
:はい!!
:よろしくお願いします!!!!!
次のブログへ続きます・・・・
グーフィーフッターの方は上の写真の
体勢で立ち上がるイメージをしてくだ
さい。
前傾姿勢で後ろ足でノーズを上げるに
は
「前足のヒザを内側へ向けながら立つ
こと」。
この立ち方はパンピングもそうですが
、速い波でのアップスンの出だしの立
ち方や、真っすぐボトムへ降りながら
ターンに入る時でも、もまったく同じ
動作となります。
次のブログでは
テイクオフで立ちながらパンピングで
加速していく、具体的なやり方をご紹
介しますのでお楽しみに!!