12月は何かと忙しいですね・・・
板を縦に上げる練習
リッピングで
板を縦に上がらずに悩んでいる方も
多いはず・・・
ムネ以上のサイズがある波だとスピ
ードに乗って上手くいく時もあると
は思いますが。。。
しかし、ブレイクが速い波や小波な
どではスピードが付かない為に、で
きない・・・
このような悩みをかかえている方が
非常に多いですね。
そこで、今日は板を縦に上げる為の
練習方法をバックサイド編でご紹介
しましょう!
まず、「技術論」からサクッとお伝
えしますが・・・
バックサイドで板を縦に上げる為に
は!!!
「板のボトム面をリップに当てること」
これが一番の練習方法です。
欲を言えば、
「前足と後ろ足の真ん中」あたり
にリップがくるように当てること
が理想です。
なんだ!!
そんなことか・・・
そう、思っている人!!!!
中級者の方はレール部分でリップ
に当てていることが非常に多いで
す。
レール部分に当てていることでは
板を縦には上げることはできませ
ん・・・
勿論、波のブレイクによってレール
部分を当てることもありますが、基
本はボトム面をしっかりリップへ当
てることが重要なんです。
なぜなら・・・
ボトムターンでレールを入れて波の
トップへ上がりますよね??
ボトム面を当てるということはです
よ!!
リップへ上がりながら
「レールを抜く」
この動作が求められます。
レールを抜かないとボトム面にはリ
ップが当たりませんよね???
このほんの少しの技術ができるか、
できないかで、レべルの差はかなり
大きいんです。
だから
ここをしっかりと見つめて練習する
ことがとても大事。
理解できますか???
理解できた方。。。
では、次へいきましょう。
じゃ、どうすれば良いのか???
ってお話しです。
ここからが本番。
集中して読んでください。
波のトップへ上がりながらレールを
抜く!!!!
この部分に特化した練習方法をご紹介
しましょう。
まず、波のトップへ素早く上がる為
にはボトムで後ろ足を深く折り、体
勢を低く構えることが先決となりま
す。
構えるという大事なフォームを作り
あげることを何度も強調しています
よね??
この構えられたかどうかの判断基準
の1つに、
「後ろの手で水面を触れたのかどう
か???」
ここが重要なポイントとなります。
なぜなら
後ろの手で水面を触れないのであれ
ば、ヒザは1ミクロンも曲がってい
ません(笑)
要は板に加重がかかっていないとい
うことです。
そのようでは波のトップへ上がるス
ピードを付けられないということで
す。
従って
まずは、ボトムで低い体勢で構える
練習をしてください!!!
「後ろの手を真っすぐ下へ伸ばして
指先が水面に触れていること」
あくまでも、
「両足のヒザを締めながら!!」
ここができないと、次へ行けません
よ!!!
いいですね???
では、次!!!!!
水面を触る=ヒザが曲がる
このヒザの屈伸を使いながら後ろ足
に加重をすべてかけることが絶対条
件となります!!!
ここが本当に重要なポイントです。
上の写真の2枚を見比べてみましょ
う↑↑
板の角度は同じですが、身体の向き
が違いますよね??
後ろ足に加重を全て乗せる為には、
効き手のリードから後ろ側の肩を波
側へ開き、上半身を波側へ向くこと
で、後ろ足に加重がかかります。
まず、このポイントを練習です。
そして、次!!!!
後ろ足に加重がかかったら!!!
後ろの肩をさらに上に引っ張りなが
ら板をお尻の後ろに引き付けるイメ
ージが求められます!!!!
そして
「後ろ足首とヒザを使ってテールを
回転させるんです!!」
このテールを回転させることが板の
軌道を縦に変えれますし、レールを
抜ける動作となります。
では
この動作をなんとお伝えしてますか??
そうです!!!
「軸足ジャンプ」です。
軸足ジャンプとは、単なる後ろ足で
波のトップへジャンプする。
そんな単純な話しではなく、
後ろ足に加重がかる上半身の使い方
。
その上半身の使い方と連動させなが
ら
「後ろ足の関節をすべて使いテール
を回転させて板をコントロールする」
ということです。
では、次!!!
上の写真を見比べると
リップに
レール部分を当てているのとボトム
面を当てている違いが分かりますで
しょうか???
今日のお伝えしたいことはですよ!
ボトム面をリップに当てるには
軸足ジャンプを練習すること!!!
この部分を見つめて改善していくこ
とが、上達への別れ道です・・・
ワタシ的な言葉で
「軸足ジャンプ」を練習しろ!!!
そう、何度もお伝えしておりますが
、この深い意味を理解していただけ
ると嬉しい限り。
軸足ジャンプと一言で言えば簡単で
すが、この本質の動きを習得するの
は、そうとうな強い向上心がなけれ
ば至難の技です。
板を縦に上げる為の練習方法とは
リップにボトム面をしっかり当てる
練習が最初です!!!
要はレールを抜けということ。
今日は
そのやり方を簡単に解説してみまし
たので、お試しあれ!!!
これ以上の説明は文字数が超えてし
まうので、過去のブログを読み返し
てくださいね。
それでは、今日の練習会模様をお伝
えしましょう。
今日の天候は晴れ!!
風はゆるいオフショア
波のサイズはハラからセットムネ。
ピークがしっかりとあり、切れた波
をつかまえれば2~3アクション可
。
若干、波の押しが弱かったですが、
ロングライドできる波があり、ワタ
シ的には50点くらいのコンディシ
ョンでした。
このようないい波の時は考えられる
余裕があることで!!!
最初にお伝えした板を縦に上げるに
は、軸足ジャンプを覚えろ!!!
このような練習ができます。
結局はですよ!!!!
サーフィンは後ろ足軸で常に波に乗
る練習をしてください!!!
このようにいつもお伝えしています
が、ここに繋がってきます。
リップへ当てる時だけ後ろ足加重に
切り替える!!
そんな瞬間的にできますか???
できませんよね???
だから!!!
テイクオフで立ち上がった時には、
後ろ足コントロールができる状態を
作れということです!!!
基本とはそういうこと!!!!
今日も質の良い練習ができました。
それでは
本日も長い練習時間となりましたが
大変お疲れさまでした。。。
上達練習の秘訣は
「ブレないこと!!」
ブレないということは、余計な事を
考えずに真っすぐ突き進めることで
無駄の時間を短縮できます。
要は、無駄をはぶけるということで
す!!
ブレない為には、ブレない信念を作
ること。
その「信念」とは・・・・
素早いテイクオフでうねりから!!!
「後ろ足軸」で起き上がり後ろ足軸
でボードをコントロールする技術を
作る。
最初に作りあげる原点です。