土曜日の19:00はサーフィン上達教室!
なんだか
8時だよ!全員集合!!
みたいな始まりとなりましたが(笑)
1ケ月前のお話し・・・
いつものようにお店でボッーとして
いると、1本の電話が鳴った。。。
「もし、もし!!」
「サーフレボリューションについて
聞きたいのですが・・・」
その声は女性でした。
「はい!」
「来週から募集となります!」
こう答えると。
「ワタシの子供なんですが、受講
できますでしょうか??」
ご自身のお子さんを受けさせたい
との要望でした。
「何歳でしょうか??」
そう尋ねてみると
「8歳になります・・・」
少し不安げに応えてくれました。
ワタシは
「サーフレボリューションは基礎
トレーニングとなりますが、結構ハ
ードな練習になります。」
「大丈夫でしょうか・・・??」
ワタシも少し心配口調でたずねて
みると・・・
「大丈夫だと思います。サーフ歴は
1年ですが本人も望んでいるのでぜ
ひ受講したいです・・」
その声はとてもやさしい口調でした
が、どこか腹を決めたような雰囲気
が漂っていましたのでワタシもため
らわず。。。
「そうですか・・・では、メールに
て応募の程、よろしくお願います。」
このような1本の電話があり、期
待と不安から始まった本日の初セ
ッション。
スタジオでの初対面・・・
「こんにちは!はじめまして!」
「今日はよろしくね!」
そう声をかけると、笑顔で
「こんにちは!」
あいさつを返してくれました。
「お名前は??」そう尋ねると
「ななおです!!」
「とっても可愛い女の子でした」
え’’っーーー
ま、まさかの・・・
女の子・・・
ワタシは、てっきり男の子ばかり
だと思っていたので、なんだか余
計に心配になってしました…
そんな思いからの、さっそく練習開
始。
みなさんとの軽い挨拶も終へ、
「では!セッションを始めます!!」
「今日は基礎となるボードの寝そべ
り方からしっかりと作りあげていき
ましょう。」
「これはプロがやっているスピー
ドを出す為のパドルの姿勢!!」
「この姿勢を作らなければ、素早
いテイクオフは絶対にできません
のでしっかりとやっていきましょ
う!!」
「ボードに寝そべったならば、へ
そで重心を取るために、胸を反り、
テールが持ち上げられないように
ヒザで押さえ込む形を作ります。」
「その体勢を維持しながら、今度
は水を掻く正しいパドリングを連
動させていくのが重要です。」
この体勢は思っている以上に腰や
背筋に負荷がかかるので、とても
苦しいです。
しかし、
苦しい体勢だからこそ、みなさん
できないのはあたりまえ!!
ここをやり込んだ人だけが、上級
者の道へ行けることができるんで
す・・・
がんばって、身体に覚えさせてい
きましょう!!
「では、次は、ななおちゃん。」
「無理しないでいいからやってみよ
うか!!」
「ハイ!」
「こうですか??」
なんと・・・
笑いながら軽々やってくれました。
それがですよ!!
基本となる一個一個のやり方をす
べて吸収し、完璧な形でやってい
るんです。
ワタシは練習生の方と目を合わせ
、これはただものではない・・・
そう呟いてしまったくらい完璧。
そして、次に。
素早く起き上がる為のテイクオフ
の見本を見せると・・・
すぐに完コピして・・・
「これでいいの??」
できちゃいました。
これには本当に驚きです!!
ワタシはいつも
その人のできていないポイントを
指摘させてもらい、その場所に焦
点を当てながら改善してもらうと
いう教え方をするのですが・・・
本当に、全部できているんです。
正しい立ち方でも、ヒザを締め、身
体の軸を真っすぐにしながらバラン
スを取る形を作っていきますが、こ
ちらも完璧!!
後足くびを折り、足指も使って板を
押さえ込み、前足のヒザを内側に入
れて身体の重心をすべて1点に絞り
込むこと!!
こんな難しい説明でもすぐに理解し
ながら、できちゃいました・・・
そして!!!!
最後に今日の内容を振り返りながら
「ななおちゃん質問ありますか??」
そう聞いてみると・・・
「スタンスの正しい幅は何センチで
すか??」
な、な、なに??
それ、聞いちゃうの??
一般的には肩幅よりもプラス1
0センチくらいを目安にします
が・・・
成人男性の肩幅は40~50セン
チ。
そうなると、前足の親指内側と後
足の親指の内側を計ってみると、
だいたい
50センチ~60センチくらいにな
るのがベスト数値!!
だけど・・・
小学校3年生の女の子の肩幅数値を
インプットしていないために、応え
ることができなくて、本気の土下座
。。。
次のセッションまでに、数値を割り
出しておきます。
ごめんなさい・・・
こんな会話で終了となりました。
そして。。。
帰り際に、ご両親にお話しを聞いて
みたところ。
衝撃の真実が・・・
彼女のご両親は、サーフィンをまっ
たくやっていないとのこと。
「休日、海の中で一人で練習してい
るんです。」
え’’っーーー
これは、やはり、ただものではあり
ません・・・
ワタシの血が久しぶりに騒いだ日と
なりました。
彼女が望めば、プロにしたい。。。
それでは、今日のセッション受講し
てくれたみなさま、大変お疲れさま
でした!!
今日の復習をやり込みながら実践に
繋げた練習をしていきましょう。
これからが楽しみですね・・・
おつかれさまでした!!
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