アップスンの次に覚えるのは軸足ジャンプ!
正しい立ち方編10
スピードを出す為には後ろ足のヒザを
深く曲げること!!!
こう、理解し、一点集中でヒザを曲げ
る意識で波に乗り、その映像を実際に
見て見ると、ヒザは1ミクロンも曲が
っていないのが現実・・・
結構、意識して曲げたつもりなんだ
けど、おかしいな…
ワタシ自身、そのような経験をたくさ
ん重ねていくうちに気がついたことは
!!
「結局は、テイクオフからの立ち方を
改善して、最初から後ろ足を深く曲げ
て立てないとダメなんだ…」
そう、理解しながら何度も練習を重ね
ました。。。
しかし、何度やっても、思うようにヒ
ザを深く曲げれず、どうすれば良いの
か・・・
目から血が出る程考え、海の中で常に
上手い人をひたすら観察しました。
そうすると・・・・
上手い人は、テイクオフから軸が真っ
すぐに立ち、後ろ足で板を振ってスピ
ードを出していることに気づいたんで
す。
ワタシの意識では
テイクオフやライディング中は、常に
前足意識で板を踏み込んでスピードを
出そうとしていましたが、どうやらこ
こが問題なんだと・・・
「前足の踏込みに囚われすぎていたこ
とが原因だ…」
そう、思い、
前足のヒザを内側へ入れて固定し、身
体の軸を真っすぐにする意識を持ち始
めると、だんだん後ろ足に力を入れら
れるように変わったんです。
しかし、そうは言っても
まだまだ、プロのような形にはほど遠
い。。。
なんとしても、ヒザ深く曲げれる為の
ヒントを探していたところ。。。。
この上の写真のパーコの体勢に似たも
のを発見したんです。
これは、テイクオフから構えた時、前
足のヒザが開かないように手で押さえ
ています。
前足のヒザが開かないように手で押さ
えることで、後ろ足の力をフルに使っ
てスピードを出そうとしているという
理屈を考えたんです。
このような写真や映像をひたすら分析
してみると、後ろ足の力をフル活用で
きる力の使い方がすべて。
そして、その使い方を練習しなければ
どうにもならないと言うところへたど
り着いたんです。
昔、部活でやっていたバレーボールの
アタックジャンプの踏切りをヒントに
、その後ろ足の力の使い方を分析しな
がら思考錯誤しているうちに。。。
ただ、モモ筋を鍛えて力を入れればよ
いと思っていたのですが、それだけで
はヒザを深く曲げられないことに気づ
いたんです・・・
股関節と足首の柔らかさを連動させな
いとヒザは深く曲げられない・・・
そして、フィジカルを徹底的にやり込
み、股関節を回し、足首の柔らかさを
鍛え上げると、ヒザが少しづつ曲がっ
てきたことを今でも鮮明に覚えていま
す。
当時、ケリーの全盛期
ヒザのサスペンションが彼の強さと
言われていましたが、それはどうい
うことなのか?
ヒザのサスペンションとは何か??
ここを考え、突き詰めると…
そのヒザを曲げる力は!!!!
匍匐前進で、ヒザを曲げたままの状態
で前進する力と似ていることに気づき
ました。
寝そべって
ヒザだけの力で前に進むことはできな
いですよね??
この体勢で足首を支点に太ももを地面
に引きずりながら押し出す力で体も前
に出せます。
股関節の可動域が小さいと、太ももを
お尻よりも前に出せないと前には進み
ません。
この太ももをお尻よりも前に出す力の
使い方をヒントに、テイクオフで試し
てみたところ・・・
足を付いた時点での加重の違いを感じ
とれたんです!!
太ももの力と足首で前に送り出すよう
に足を付くんです!!
しかし、ヒザを内側へ倒す力は足首の
柔らかさがないとできない!!
足首の柔らかさは、ふくらはぎの力を
意識的に使うこと!!
この意識を持つと
後ろ足で板を前に送り出すような力
が加わり、さらにテールを瞬時にコ
ントロールできるように変わりまし
た。
速いブレイクでも簡単に抜けられるよ
うになったんです。
この意識練習でライディングが大幅に
変わったことから、結局は、テイクオ
フの後ろ足の置き方を匍匐前進のよう
な力を加えながら置き、そのままの力
を維持して立てば、前傾姿勢の軸にも
自然に繋がってくるんです。
そして、軸がまっすぐになれば
前足は後ろ足加重をキープさせる為に
内側へ締めていることで加重がかかる
ことも、自然と理解していきます。
つまり、一般的な理論では
前足意識で板を踏み込む!!
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このようなイメージで練習していると
思いますが、この感覚がそもそも違う
んです。
後ろ足の力で板を深く沈める動作に合
わせて、「前足を踏み込む」んです!
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つまり、前足の踏込みは、両足で行い
板を水平に深く沈めることが重要なん
です!!
そして、この動作を覚えると・・・
テイクオフの後ろ足の使い方と、レ
ールを入れる動作も、同じ力を加え
るだけだと体感します。
ヒザのサスペンションは足全体をしな
らせる意識が重要!!!
すべての筋肉を動かし、関節を曲げら
れること!!!
ブレイクダンスのように、かくかくと
関節を動かすような意識です。
この後ろ足軸をしっかりと作り上げて
からではないと、板を押さえ込む力が
弱い為に、上半身を大きく動かせない
ことにも繋がってくるんです。
従って、いくら上半身を大きく動かそ
うとしても、後ろ足で板を常に押さえ
込んでいなければできないことも理解
します。
このようにワタシ自身、何年もかけて
たどり着いた時間をもっと短縮させる
ことができたら、上達を確実に早めら
れたと感じています。
従って、みなさんには遠回りする時間
がもったいないので、本気で最速に上
達したいのであれば!!
正確な後ろ足の使い方を覚え、それを
テイクオフからできるようになること
が、最善最速な上達練習方法だとお伝
えしているんです。
ふと、気が付くと
今日は
軸足ジャンプの解説のつもりが、自分
の体験談となってしまいました。
一応、写真には伝えたい事を書き込ん
であるので、とりあえず予習しておい
てください。
次回のブログでまた、軸足ジャンプの
解説を詳しく書きますのでお待ちくだ
さいませ。
只今、
スーパーストイックシステム募集期間
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今日はジュリアンが乗るブラックバロ
ンの写真を使いましたが。
浮力がある分、テイクオフも速いので
後ろ足の置き方の練習には最適です。
また、板の反応も速い為に、軸足ジャ
ンプの練習も行いやすくなっているの
が特徴。
しかも、HYFIの軽さは想像以上に動か
しやすくなります。
このブラックバロンで
後ろ足軸を作る練習をしてくださいま
せ。