水平テイクオフについてご質問を頂いたので、お答えします
！！
水平テイクオフ編１
今日からのブログはテイクオフの質問
が非常に多い為に、質疑応答的な内容
でお伝えしたいと思います…
テイクオフで悩んでいる方には、何か
ヒントになる質問があるかもしれませ
んね。。。
では、最初の質問をご紹介します！！
こんにちは、初めまして。いつも愛知
でサーフしているSと申します。５年
くらい前からこのブログを読んで練習
していましたが、去年、念願の３級合
格ができました。とてもうれしくて一
言お礼を伝えたくてメールさせて頂き
ました。いつも細かい視点の内容を伝
えて下さり、ありがとうございます。
そして、今年、２級を受けてみたので
すが、バックサイドで２発決められて
手応えを感じた演技ができたんです。
しかし
結果は不合格でした。ジャッジのアド
バイスでは、もう少しテイクオフのス
ピードを上げてターンを大きくするよ
うにと言われました。
やはり、店長さんの言うとうりテイク
オフが遅いんだと自覚しました。私は
グーフィスタンスですが、特にバック
サイドのテイクオフでテールが押され
る感覚をつかめません。きっとこの感
覚が無いのが遅い原因なのかなと思っ
ております。
お忙しいかと思いますが、これからも
楽しみにブログを読ませて頂きますの
で、お時間がある時にでもヒントにな
るようなブログを書いていただけると
幸いです…
S様、メールありがとうございます…
３級合格もおめでとうございます。
そして、２級チャレンジは残全でした
ね…
認定試験ではテイクオフのスピードを
上げてターンを大きくしろと言われた
のですね？？
そもそもできていると思っているテイ
クオフが遅かった…
ここに気づければ大丈夫！！
後はブレずにやり込めばいいのですか
らね↓
そもそも、水平テイクオフとは？？
言葉どうりボードが水平の状態で足を
付くということですが…↑↑
いいですか？？
この感覚は、何度もお伝えしますが、
「へそ重心パドル」ができてていない
とボードが水平のまま、滑り出すこと
は無いと思ってください…
身体とボードが水平になっている状態
でパドルをしないと、テールが押され
る感覚もピンとこないはずです…
まずは、この「へそ重心パドル」から
本気で見つめることから初めてくださ
いね。
そして、次に！！！
「テイクオフが速い」とは？
なんぞや？？
これを言語化します…
大きく分けると２つ…
1つ目は、
「波のどこで立っているのか？」
無論、波の最上部分で立つことが一番
早いですよね？？
※うねりから立つとは波の最上部
そして
２つ目は
「手を付いて立つスピード」
もっと細かく言うと、足を付いてから
の踏み込みでスピードを出せているの
か？？
この２つのポイントを見れば１発でテ
イクオフが速いのかが分ります…
では、今日はもう一度、復習がてらバ
ックサイドの水平テイクオフからスピ
ードに乗った立ち方をイメトレしまし
ょうか…
お手本はライアン↓↓
【MONSTA10】
■６’１×１８ 7/8×２ ３/８ 28,4㍑
-----------------------------------
では、CT選手の超高速テイクオフのや
り方をご紹介しますので、１つ１つの
課題を自己練習に取り入れてください
…
まず、１つ目の
「波の最上部分で立つ」イメージを写
真をみながら理解していきましょう。
テイクオフする時のポジション↓↓
ポイントは上の写真の白〇まで持ち上
げられた時には手を付ける感覚でいる
ことが重要↑↑
そして！！
フラットポジションからで白〇まで持ち
上げられた時、波の押しの強さによりパ
ドルの力を計算できるのか？？？
この感覚を鍛えないと上手くいきません
よ！！
どれくらい強く何パドルをするのか？
バタ足を入れるのか？？
うねりの状況により、波のてっぺんに
持ち上げられるまでのパドルのスピー
ドを把握することです・・・
簡単に言うと波のスピードに合わせた
パドルをコントロールするんです…
上の写真は少しうねりが厚いので強め
のパドルとバタ足を入れて波のスピー
ドに合わせておもいっきり行っていま
す↑↑
そして、波の中腹に持ち上げられた時
に、「胸でノーズを沈める」ようにボ
トムへ落としにいったパドルをしない
こと！！
胸で板を落としに行った時点で水平は
崩れます…
ここを集中的にやり込むんです！！！
背骨を伸ばし、腹圧の力と骨盤でテー
ルを沈めて水平を維持するパドルが重
要です↑↑
この意味を理解できなければ、Sさん
は「へそ重心」パドルができていない
ので、ここをやり込んでください！！
いいですね？？
では、次へいきますよ！！
ボードの水平を維持したままパドルを
すると、最高頂に到達した瞬間↓↓
テールが押され波の前にノーズがスッ
ーと出ます↑↑
ワタシの感覚で言いうと、リップにテ
ールを引っ掛けるイメージです…
これを実践スクールでお伝えしても、
なかなか伝わらないので意味が分から
なかったらすみません…
言いたいことはですよ！！！
ボードが波に押されてボトムへ落ちる
感覚を胸で感じるのではなく、一瞬だ
け前にスッーとノーズが出る感覚をお
腹でキャッチするんです。
この感覚を波の最上部分で感じ取るこ
とです！！！
ここが１つ目となる「最上部」で立つ
ための序章です…
では、次にいきますね！！！
テールが押されてノーズが波の前にス
ッーとでました・・・
問題はここなんです！！！！
いいですか、よーく聞いてください！
ボードが前に出た時に普通に手を付い
て立つと！！！！
ノーズが上がり足を付いてもボトムへ
落ちていかない現象になります！！！
または、手を付いてもすぐには立てな
い状況もありがちです…
なんでかと言うと、ボードが水平の状
態では！！
ノーズが上がっているということです
！！
まず、この意味を体感しないと理解で
きないとは思いますが、失敗を重ねる
うちに、必ずこの問題に突き当たりま
す…
そして、じゃ、どうするのか？？
ってことですね？？？
これが！！！！
肩甲骨を寄せ肘を開きM字の形で左右
ずらして手を付きます。
そして、ノーズの上がりを押さえ込む
為に、右手の肩を内側へねじり、身体
を前に伸ばしてノーズ側へ重心を移行
させるんです↓↓
ノーズの上がりを全体重で押さえ込む
んですよ！！
全体重を右手に乗せながらノーズを沈
めると水平の状態でさらに板が前に出
るんです↑↑
意味伝わりますか？？？
この動作をすることでノーズを沈めて
初めて水平の状態で足を付くことがで
き！！！
後ろ軸足前傾姿勢で加重をかけて踏み込
んで初速を上げれるんです↑↑
これが２つ目となる「足を付いてから
の踏み込み」となります。
今、お伝えしたテイクオフのスピード
を上げると、ハイラインから加速を掛
けながらボトムへ降り！！！
そして
ターンの踏み込みもより加重を掛けら
れ、スピードが連動できるからこそ！
ボトムでのターンを大きくするスピー
ドを生み出します…
ジャッジ目線では、選手が波に乗る瞬
間から、波の最上部で立ち、踏み込み
のスピードを重視しています。
そのスピードからボトムラインを大き
く取り、縦に当てに行っているのかを
繋げて見ています。
従って
テイクオフが、そもそも波に押されて
中腹から立っているようでは話しにな
らないということです…
ワタシはジャッジよりも意見が厳しい
のでごめんなさい…
とにかく、一番お伝えしたい事は！！
中級者の方ほど、このへそ重心パドル
を無視します…
要はノーズが少し上がったままでパド
ルをしているということ…
ノーズを沈めた水平パドルができない
と波の最上部から素早く立ち、スピー
ドを付けた踏み込みは絶対にできませ
ん…
だから、この根源動作を作る練習を死
ぬ気で作り上げてくださいとお伝えし
ています…
ここをやり込めば必ず合格できますの
で、トライ＆エラーで出来るまでやり
込んでくださいね…
ということで、上手く伝われば嬉しい
ですが…
波の中腹から持ち上げられる瞬間のパ
ドルの姿勢を上の写真と自分のを見比
べれば一目瞭然です↑↑
そもそも自分の映像を客観視する部分
が違うので、この姿勢どうりにパドル
をしているのかを見比べてください。
胸を板にべったり付けたり、アゴでノ
ーズを押そうとしていた時点でへそ重
心パドルからはかけ離れていることに
気がづくことです…
そして、改善意欲を持ち、できるまで
やり込んでください…
もし、一人での練習に限界を感じたの
であればスーパーストイックシステム
へお越しくださいませ…
次のブログは、テイクオフの「手の押
し方」についての質疑応答をご紹介し
ますのでお楽しみに！！
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