JSライダーFMN3に乗った感想シリーズ3
JEREMY FLORES 編
今日はジェレミーのご紹介です。
2020年オリンピックフランス代
表選手として活躍しました。
彼はヨーロピアンサーファーで、も
っとも成功した一人としています。
過去、CT戦は4回の優勝
その名を世に残しました。
ビッグウェーブからスモールウェーブ
を多彩に乗りこなし、今では後世代の
育成やJSプロモーションに力を注いで
います。
JS曰く、彼のフィートバックは凄く
参考になることばかりだ!!
それくらい彼を信頼しているそうで
す。
今日のコメントはその意味を理解で
きる内容なので、ご紹介してみまし
ょう。
JRREMY FRORES
出身地:FRANCE
身長:175㎝
体重: 73㌔
FMN3スペック
5’10×18 2/8×2 3/8 26.0㍑
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73㌔で波待ち水位は溝落ちくらい
ですね・・・
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やはり、ハイパフォーマンスのボー
ドの水位はみぞおちくらいが一番体
重が乗るという基準となりますので
参考に!!
では、ここからが彼のコメントにな
ります。
最初、JSにこのFMN3を手渡されて
いろいろ説明してくれた。
しかし、自分の感覚を優先したいので
細かいポイントをチェックしてから感
想を伝える。
ボクが一番大事にしているポイントは
レールの出し入れの感覚!!
特に波のトップからポケットに戻る時
のレールの入りと出す反応をとても大
事にしている。
このポイントで点数が変わる重要なと
ころなんだ。
レールの入り方が上の写真↑↑
フルスピードで戻るにはノーズまでレ
ールを入れながら沈めるんだ・・・
しかし、ここまで深く入れると通常の
ボードでは食い込みすぎて失速する現
象が起こるもの。
だから、どのあたりで力を抜くのかを
調整するんだが・・・
上の写真を見て欲し↑↑
フルレールのまま、ポケットに戻って
いるだろ??
このボードの反発力に驚きを隠せない。
ボトムCVとレールフォイルの調整に3
年かけた意味が初めて分かった。
こんなことは今までにはあり得なかっ
たよ!!
慎重な性格もあって、あらゆる波で試
さないことには納得しないめんどくさ
いタイプなんだ。
だから、小波でも何度もテストしたん
だよ・・・
波のハイラインからフルレールを仕掛
けても、浮いている感覚が残るのが凄
いことだ。
そして、フェイスに力強くノーズまで
差し込んでみて、反発が生じ、レール
がまったく引っかからない。。。
これは、理想だった。
そして、フルレールから抜く瞬間も浮
いている感覚でリエントリーが容易だ
。
水の量が少ない小波でのこの反発は1
00%本物だった・・・
急いで、ジェイソンに報告すると、
「ジェイミーがそう言うのならば安心
して世に出せる」
そう、言ってくれたのも嬉しかった。
このフルレールの出し入れが容易とな
ったボードがついに完成したことは、
自分にとっても素晴らしいことだし、
次世代の若いサーファー達も、より高
い技術を身につけれるようになると感
じる。
JSの追求は本物だよ!!
技術面に関しては、やはり次元が違う
のでノーズまで入れるフルレールの感
覚は貴重な話しですね。
フルレールとは言えなくても、両足
でしっかりとレールを入れる練習を
することで、この浮いた感覚はすぐ
に体感できます。
後ろ足軸を作り、両足加重5:5
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で、レールを入れる意識練習をす
ることです。
そして全体重を乗せる為にも、骨
盤に上半身を乗せる体勢をスケボ
ーでやり込みます
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基本動作ができて初めて繋がってい
きますので意識練習をしていきまし
ょう。