JSライダーSCHOONERに乗った感想3
MARCO MIGNOT編
フランス人サーファー
”マルコ・ミニョー”
レ・ユニオン島で育ち、大自然が生ん
だワイルドターザンとして注目を浴び
る選手。
大自然の環境で生活すると、ワイルド
になるイメージですが・・・
やはり、彼はターザン!
山の中で瞑想し、大きな石を使い腕力
を鍛え上げ、湖でひたすら泳ぐという
トレーニングをしてきたそうです。
そのリズムを今でも崩さずに、日々の
日課として行っています。
都会生活が続くと、ジムで毎日鍛える
のが日課。
そんな彼が
インドネシアへ行く前にJSから渡され
たボードが衝撃的な乗り味だったとい
う話しの流れをご紹介してみましょう
。
MARCO MIGNOT
■身長:179㎝
■体重: 73㌔
■出身:FRANCE
【SCHOONERスペック】
5’11×18 3/4×2 3/8 27.8㍑
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ある日
インドドネシアに行く前に、突然呼ば
れ、NEWボードを無理やり積まされた
んだ・・・
なんのモデルかも分からずに、とにか
く持っていけと・・・
正直、焦ったよ・・・
そして
そのままバリへ向かった。
そんなことから、この旅が始まった。
現地に到着して、まっさきにやるこ
とは瞑想だ。
精神が穏やかになり、より集中力を
高められる・・・
心と自然を一体化させるんだ!!
魂は宇宙と繋がっているんだよ。
気分が安定したところで、さっそく
練習に出かけることになった。
今日の波は小さいらしい・・・
どの板にするのか迷った・・・
そして、ふと
忘れていたことを思い出したんだ…
車に板を積み込む前に、
「この板は2から8FEETまでやれる
最高なボードだ!!」
そう言って、手渡されたのを思い出
した。
まさか・・・
そう思いながらも
面倒なのでこれ1本を持ってクラマ
スに出かけた。
今日のサイズは2~3FEETの小波。
準備運動がてら軽くサーフしてみた。
まず、切れ目でリップ・・・
いつもなら上の写真のままボトムへ
降りるんだけども。
波のリップにピンテールがへばり付き
、いつも以上のスプレーが出たことに
驚いた。
しかも、テールの感触が軽くてGが掛
かっていないようだ。
たしか
「この板は浮く」って言っていたよう
な・・・
その言葉を思い出した・・・
まさに、その意味を瞬時に理解でき
た。
これだけ波をエグっていても浮いて
いるようだ・・・
少し焦ったよ。
そして
さらに、波が厚くなったセクション
でもテールの食いつきがハンパない!
スプーレーが出ているのに、足のG
が感じ取れない程に軽い。
とても不思議な感じだ。
そして、このあたりの動きから完全に
無重力の感覚になる。
まさに、フワッと波の上を浮いている
ようだ!!
驚く事に、浮いていてもボードは安定
しているままなのが凄い。
エアーの飛び出しのスピードもかなり
上がっているので、小波でも楽に仕掛
けられる。
今までに乗ったことが無いボードだ。
あまりにも気にいってしまい
今回の滞在中はほとんどSCHOONER
でやった。
あんなにたくさん苦労してボードを持
ってきたのに、これ1本で十分だった
よ…
JSにそのように報告した。
おもしろい話しでしたね。
やはり、今回のモデルは無重力を感
じるような浮きと安定がメインとな
る話しでしたね!!
JSの信念は
[Built for speed]
※スピードの為に作られた
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この信念どうり、最高速度を出せるボ
ードが完成させれました。
「無重力」=それくらいのスピードが
出るということです・・・
サーフィン上達を本気で考えているの
であれば、最低限のフィジカルは絶対
に必要不可欠です。
痩せたいのに食べてしまう・・・
それと同じで、上手くなりたければ、
それなりのことをやらないことには結
果はついてきません。
せめて股割や肩甲骨を寄せるトレー二
ングくらいなら、いつでもできますよ
ね!!
このブログをもう一度、読んでみてく
ださい