FORGET ME NOT3
の特徴と乗り味
FMN3 編
今期、新たに発売されたJSモデルは
全てのコンセプトが「安定」&「浮き」
を強調してリリースされています。
今日、ご紹介するモデル 「FMN3」
も、この安定&浮きを取り入れて進
化していますので、詳しく解説して
いきましょう!!!
まず、
このモデルは6FEET以上の波サイズ
に使うボードとなっていますが、ホレ
た波では特に強いボード形状が売りと
なります。
従って、日本では台風スウェルの時
や、キレを出すアクションをやりた
い時に使用するのがベストです。
MONSTA10よりもさらに動きが良
いので、上手く使い分けることにより
、サーフィン上達への道が開けていき
ます。
それでは、さっそく現物を見てみまし
ょう。
まさに、刀のような形ですね・・・
全体的に余分なお肉をそぎ落とし、
体脂肪一桁のような体系を表現して
いるようですね。
このFMN3の改良は、やはりボトム
コンケイブです。
全モデル改良のコンセプトはボード
が水面を浮いている状態で加速させ
ることに成功させました。
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その技法が
ノーズから水を引き込み、前足部分
に溜まった水を深い溝で一気に放出
させるダブルDEEPコンケイブの改
良。
この技法により、水面を浮くような
状態で加速させていくものです。
FMN3のボトムコンケイブはこの技
法を投入したことで、FMN2よりもさ
らにスピードを出せることに成功し
ています。
テイクオフのスピードアップ!!!
そして、ボトムでのドライブスピー
ドが大幅に上がっています。
そして、リッピングアクションでも
左右の水はけがよく、引っかからず
にスムーズに板を返せるのも特徴と
なります。
次に、もう一つ改良した部分がレー
ル形状です。
ボトムコンケイブのスピードに合わ
せて、前足部分のレールを若干、テ
ーパー気味にしたことで、前足で板
を踏み込んだ時にターボ加速をさせ
る形に進化させています。
実際に比べて見ました。
FMN2のレールはMID LOW
BOXYとなっていますが、FMN
3は先が細くレールに向けて角度が
有ります。
まさに、テーパーレールに近い形とな
っているMID LOWとなりました。
ワタシ個人的な意見では、センター部
分を厚くした場合、レールを落とすと
浮力があるのにも関わらず、フェイス
に食いつきが良くなります。
その、レールの入りで加速させる感覚
が好みなんですが・・・
まさに、そのような感じで仕上がって
いるのが嬉しいですね。
そして、アウトラインとロッカーは、
そのままの形を残しつつ、今までのF
MN2の良さをさらに最大速のスピー
ドを出せるボードに仕上げたというこ
とです。
ここで、今期引退したコナーのテスト
模様を見てみましょう。
コナー・コフィン
身長:173㎝
体重: 75㌔
FMN3スペック
■5’10×18 3/8×2 5/16 26.0㍑
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波サイズ:頭半からダブル
場所:クラマス
テイクオフから余裕を持ってバレル
に入りたいので、とにかくテイクの
滑り出しのスピードは大切。
このFMN3もパドルの加速はMO
NSTA10と同じ感覚で走ってく
れるから最高だ。
そして、バレル中での加速はハンパ
ない!!
レールがフェイスにガッチリと食い込
み、浮いている感覚で走り抜けてくれ
る。
途中、多少のコブが出てきても、まっ
たく引っかからず安定している状態を
常にキープしてくれるので頼もしい。
そして、何よりも
バレルを抜けてからのカーブの反応も
凄いことになっている!!
失速しないままポケットにリエントリ
ーが容易だ。
際どいセクションを攻めても板はブレ
ずに安定をキープ。
ホレてくる波では、このFMN3は最
強モデルに進化した。。。
レールの食いつき方が凄いので、 この
形状をあみ出したJSはやはり天才だね
!!
このように伝えています。
このFMN3のテストの為に、コナー
とエースはバリに行っていました。
やはり、浮きによる究極のスピード。
さらにレール形状が加速を二重にさせ
た。
そして、スピードが出過ぎても安定さ
せる技法。
今回のNEWモデルはこのポイントが
特徴となって、進化しています。
すべてを
突き詰めたボードとなっていますね!
次のブログでは、エースによるテスト
ライドの感想と入荷してきたボードス
ペックなどもご紹介していきますので
お楽しみに!!
下の動画でボトムコンケイブやレー
ル形状の特徴などお話しいています
↓↓