JSライダーHYFI2,0
に乗った感想6
MIKEY WRIGHT 編
今日もJSライダーのマイキーライトの
テクニックを見ながら基本動作の習得
に向けてイメトレしていきましょう!
■身長:183㎝
■体重: 75㌔
■出身:AUS
【hyfi2.0 SUB XEROスペック】
5’5×19 1/4×2 1/2 29 .7㍑
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マイキーが普段使用しているモデル
は2FEETから8FEET対応する
SCHOONERですが、2FEET以下の
波ではSUB XEROを使用しているそ
うです。
ここで言う、2FEET以下の波とは、
日本で考慮するとコシ~ハラセット
ムネ!!
このイメージを持つといいでしょう。
そう、考えると日本のコシ~ムネの
力の無い波を考慮して作られたのが
HYFI2.0ですから、マイキーの乗り
方をイメトレすると確実に上達でき
ます。
しっかりと基本動作を勉強していき
ましょう!!
では、まず、基本中の基本。。。
これを一番最初にやるべきことが??
正しい立ち方を完璧に作り上げること
が重要となります。
この分部を本気で作り上げることがサ
ーフィン上達への最短ルートです。
従って、今日の流れを読んで、しっか
りと作り上げる練習をしていきましょ
う。
まずはじめに !!!
フロントサイドでの正しい立ち方を
見ていきます↓↓
正しい立ち方の本質とは、加重を最大
に掛け、瞬時にボードコントロールが
できる立ち方です。
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もっと、簡単に言えば、スピードを出
す為の基本姿勢。
上の写真をじっくり見てください↑↑
この立ち方は進行方向へ
「へそを向ける意識が重要」
骨盤をノーズの先に向けることで先行
動作となる腰の回転を速める為には絶
対不可欠です。
そして
正面を向くことで視野も著しく広がり
波のブレイクを読めるようにもなりま
す。
そのヘソを正面に向けて、効き手を目
線まで上げることで、肩甲骨が持ち上
がり背骨を真っすぐに保てます。
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背骨をまっすぐに伸ばすことで、腰の
回転を瞬時にひねれるんですね!!
そして
その腰の回転の先行となる動作がアー
ムアクショなので、効き手を上げるこ
とがかなり重要なポイントとなります
。
次に、今度は両足の立ち方を加えます
。
両ひざを締め、ヒザをレールまで前に
出して曲げるんです。
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ヒザを前に出すなんて聞いたことない
ですか??
今日で7000回目ですよ!!
この姿勢を取ると、ヒザは波側へ向
き、へそは正面進行方向。
つまり、身体がねじれた状態です!!!
ねじれている分、足に負荷を掛けてい
るので加重が強化されます。
この姿勢を作ることが正しい立ち方。
1+1=2です。
世界の選手は100%この姿勢で波に
乗っていますので習得は不可欠です!
正しい立ち方=構える=フォーム矯正
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これ、全て同じことです!!
まとめた言葉を正しい立ち方と独自で
お伝えしています。
では、次にいきます!!!!
この正しい立ち方をする為には、テイ
クオフからの立ち方を改善しなければ
いけません・・・
ここが本当に重要なんです!!!
なぜなら
立ってから正しい立ち方をしようとし
ても、スピードが付いていたら踏ん張
ることしかできないのが現状。
従って
テイクオフの立ち方からこの正しい姿
勢で立てなければ、その先もできませ
ん!!
ここを見つめる事ができれば、テイク
オフから立った姿勢を正すことを改善
していくんです。
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ポイントはテイクで両足の裏が板に付
いてからの!!!
起き上がり方を改善していくんです。
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ここを改善しないと綺麗なフォームを
作ることは、一生できないものと思っ
てください。。。
乗り方がかっこ悪いのは、正しい立ち
方ができていないんですね。
それでいいのですか???
自己満足の世界で終わらせない為にも
必ず練習する「必要」があります。
では、テイクから正しい立ち方を練習
する為には、テイクオフから繋げた動
作を作り上げないとできません!!
しかし、最初に言っておきますが、こ
のテイクオフの技術は世界のトッププ
ロの動きなので、かなり上級編です。
安易にできるはずもありません…
だから、やるんですよ!!!
いいですね???
では、いきましょうーーー!!
全体のライディングスピードを出す為
には、テイクオフのパドルからスピー
ドを出せないとNGです。
こう、断言できます!!!
そのパドルのスピードを上げる為には
へそ重心でボードを走らせる技術がな
いとできません・・・
なぜならば!!
へそ重心でボードを走らせるパドル技
術ができないと、板は水平にはなりま
せん。
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※ラッキーパンチはカウント無しです
板が水平でなければ、テールの滑り出
しを感じることができません…
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テールの滑り出しを感じる事ができな
ければ、加重を掛ける手の付き方もで
きないんです!!
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この文章を理解できるのは、意識して
やり続けて習得できた人のみです。
反論する人は、まだこの技術まで、到
達していないので理解ができないんで
すね・・・
では、今、お伝えした内容を写真を見
ながらイメトレしていきましょう↓↓
へそ重心パドルで加速を掛けると、板
が水平になり、テールが波に押される
瞬間を感じることができます。
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この分部を感じる事ができないと、上
のようなM字で手を付く体勢すら、取
れないんです↑↑
ここを理解できますか??
板が水平であるからこそ!!!
手を付く動作を早めることができるん
です!!
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ここ大事!!
何度も言いますが、テールの滑り出し
をキャッチするのと、ムネでの滑り出
しをキャッチするのとでは、どちらが
速く手を付けるのか??
ここを考えれば分かるはずです!!
ムネで板の滑り出しをキャッチすると
水平が崩れ、ボトムに板が傾きます。
その状態では、肘を真上にM字開脚を
作ることができないんですよ!!!!
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板が傾いているので、そんな余裕の手
の付き方はできないということです。
慌てて、無意識に「サッー」と手をつ
いてしまいます…
伝えたい事をフル思考で理解してくだ
さい!!!
テールの滑り出しをキャッチできると
板が水平の状態で前に出ます。
水平だからこそ!!
瞬時にM字の形で肘を上げ、左右の手
をずらし、左肩を内側へ向けて手を付
く形を取る事ができます!!!
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この時に、へそに力がかかっています
。。。
いいですか???
へそ重心パドルで板を滑らせることが
できないと!!
テールの滑り出しをキャッチできず、
M字で手を付くこともできません…
無論、左手加重も作れません。
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では、次にいきますね。。。
M字開脚から左右の手をずらして置い
た時には!!!
左手の肩の付け根をほっぺたに近づけ
るように意識して力を加え、板を下に
押し込む力と身体を前に出す力を使っ
て沈めます↑↑
板を走らせながら前足を入れるスペ
ースを開けるんです!!
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上の写真をじっくり見てください↑
これをプッシュアップと言いますか
らね!!
この体勢を取ると!!!
陸上のクラウチングスタートでの
位置について!!
「よーーい!!」
この姿勢に近い状態です。
身体を前に伸ばすイメージ。
テイクオフの立つ時に
ノーズが少しでも上がってはNG!!
このクラウチングスタートのように身
体を前に出すことで左手加重が強まり
、ノーズの上がりを防ぐんです。
※お尻を上げると頭が下がるので注意
そして、陸上では、その体勢
「よーい」から
「ドーーーン」
で初速を出しますでしょ??
この初速をテイクオフに当てはめると
後ろ足のヒザを外側へ向けながら前足
を素早く置き!!
※ヒザを内側へ向ける
「後ろ足の踏み切りで前に飛び出しま
す!」
後ろ足を前に送り出す力でレールを入
れて「正しい立ち方」を作るんです!
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イメージ付きます??↑↑
上の写真の左から3番目と同じような
立ち方が!!!
「軸足前傾姿勢」=「正しい立ち方」
と同じです。。。
テイクオフは
「位置について!!」がへそ重心パド
ル
「よーーーい」で
身体を前に伸ばし
「ドーーンです」
素早くレールを入れて立ち上がる。
陸上のスタートのようにテイクオフ
も自力のスピードが必要ということ
を理解してください。
最後に応用編で終わります。
上の写真は足が付くと同時に板が真横
へ向いていますでしょ↑↑
なぜなのか、分かりますか??
立ちながら、後ろ足でボードを横へ向
けています。
この動作が!!!
後ろ足をしならせ、前に送り出す力で
立てるからこそ、できる技術です!!
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どうでしょうか??
今日は、正しい立ち方をする為には、
テイクオフの技術を連動させないと不
可能ということが本質となります。
そのテイクオフの根源の技術がへそ重
心パドルです。
もう、この話しは20年前から言い続
けていますが、このブログを読んでへ
そ重心パドルを習得できた方がいれば
、何よりも嬉しい限りです・・・
【マイキーコメント】
小波ボードは短くて浮力があり、ロッ
カーを押さえたものが定番だが、その
性能はターンの粘りが弱く、大きな動
きはできないもの。
この当然の部分をSUB XEROは
塗り替えたんだよ!!
ロッカーとレールフォルムを絶妙に融
合させて、ターンの粘りを作りだした
んだ。
短い小波ボードでは、ありえない粘り
が生じるのでフルスピードでポケット
に戻れる。
この意味は乗ってみれば一発で分かる
はず!!