XERO EASY RIDERのテストライド模様をお伝えします。
XERO EASY RIDERとは？
前回のブログでは
ってみましたが。
個人的にはかなりの高感触でした！！
そして、今日は前回の続きとなります
XERO EASY RIDERと
GRAVITY EASY RIDERとの違いを検証
してみます。
JSファクトリーでもやらない、なんと
もマニアックなテストライド編となり
ます。
気温も水温も下がり、薄めのドライス
ーツに着替えてリトライです！！
では、これから乗るボードスペックで
すが！！
当然ながら、
前回使用したGRAVITY EASY RIDER
と同じスペック。
【XERO 】
EASY RIDER FISHテール
■身長：175㌢
■体重： 74㌔
5'7 1/2×19×2 3/8 27.5㍑
------------------------
グラビティとの一番の違いはロッカー
とボトムコンケイブです。
このゼロの方が若干、ロッカーを押さ
えているので直進性は高くなっていま
す。
そして、コンケイブもグラビティより
も浅くなっているので、水はけが良く
、とっさの反応を上げているのが特徴
となっています。
グラビティは真ん中に水を集める要素
が強いのですが、このゼロは水流をテ
ールに向けて高速で流すのが特徴。
この違いはどのような影響が出るのか
？？
この視点を持ってテストします。
そして、今日は長年サポートしてくれ
ているサイバーウェットスーツ担当の
K氏が登場！！
K氏が乗る
ミッドレングス７’２×４０㍑と
XERO５’７ハーフ×２７．５㍑
この二つの板でテイクオフのスピード
を検証です。
もちろん、K氏のテイクオフの技術は
上級者並み。
ここを踏まえて
さっそく、見てみましょう↓↓
同時スタート！
ワタシのフル装備のハンデもあります
(笑)
そう、言い訳をしながらパドル開始！！
構えた姿勢を見ると、ゼロの方が１
テンポ速く立っています。
そして、１アクションを先に入れてい
ることから！！
このXERO EASY RIDERのテイクオフ
はミッドレングスよりも「速い」事が
事実として伝わると思います。
もう、これ以上の説明はいりませんね
！！
滑り出しが速く、板がブレないのが好
感触！！
テイクオフ
■スピード：★★★★★
------------------------
では、そのままアクションの感想へい
きましょう。
このXEROはクセが無く、スムーズに
波のトップへ上がります。
グラビティの無重力感とは違いJS本来
の王道の動きといった感じでレールの
切り返しがスムーズに行えます。
グラビティとの大きな違いは！！
小波でフルレールで返すと反発が弱く
刺さりやすいです。
従って、このXEROはテール軸で返す
とキレの良い動きとなります。
要はスプレーの量を出すか、クイック
に返すのかの違いが、このアクション
で違いがでます。
キレを出す動きはゼロの方です。
--------------------------------
そして、最後の
３アクション目は、肩が落ちたモモ
くらいのダラダラ。
XEROの方がグラビティよりもFISHテ
ールの幅が少し広い為、クイック性が
強いです。
軽い感じで板を上げられます。
板を返す時も軽さを感じます。。。
ゼロは「スパンッ」と返る感じで
グラビティは「ヌルッ」とした感覚。
抽象的すぎて上手く伝えられませんが…
当てやすいのはゼロです。
正直、裸足でやりたかったですが…
水温が１１度なので裸足は無理でした
。
老いを感じます(笑)
では、ゼロとグラビティと見比べまし
ょう↓↓
写真では分かりにくいのですが
XEROの方がFISHテールの幅が若干、
広いのが特徴です。
この少しの幅の広さで反応速度が微妙
に変わります。
では、次はライトへ移動。
風向きが変わり、イマイチフェイスが
張りづらいコンディションに変わって
しまいました・・・
ボヨンとした形になりスピードに乗ら
ないので、とりあえずエグリの反応か
らチェック！！
グラビティのような無重力感はありま
せん。。。
しかし、これがJS王道の反応！！
板が軽くて速い動きでスパンッと返り
ます。
裸足でやると、もっと感触の違いが分か
るのですが・・・
でも、XEROの方がテールが軽く感じ
るのは確かです。
そして、何度も乗っているうちに明確
な違いを割り出しました！！！
結論から言いますと・・・
テイクオフのスピードは！！
若干、XERO EASY RIDERの方が速い
です。
ノーズロッカーを押さえている分、滑
り出しが若干、グラビティよりも速い
印象でした。
そして、板の反応スピード！！
ゼロの方が感触は良いです！！
クセが全く無い感じですかね。。。
グラビティは浮く感じなので、動きが
斬新的です！！
この違いは
同じセクションでのアプローチを比較
すると分かります↓↓
板の返しはGRAVTYの方がテールが流
れる無重力的な斬新な動き。
XEROはキレのあるスパッと板が返る
王道の動き。
この違いでなんとなく伝わってくれ
ると嬉しいのですが…
【検証結果】
■XERO EASY RIDERはブラックボッ
クスを超えた小波最強モデル。
クセの無い動きで万人が楽しめるボー
ド。
------------------------------------
■GRAVITY EASY RIDERはモンスタ
ーボックスを超えたスピード。
無重力のスピードと斬新的な動きをす
る事から中級者以上のレベルで感動す
るボード。
-------------------------------------
個人的には、どちらも甲乙つけがたい
です…
グラビティはリップの力がある波の方
がもっと本領発揮する感じです。
■千葉、茨城の腰前後に使用
ゼロはタルイ波でも板の返しのキレが
良いので！！
■湘南などのパワーに欠けた小波に使用
このような結果となりました。
参考にしてみてください・・・
次のブログでは、さらにマニアックな
テスト内容をお届けしたいと思います
のでお楽しみにお待ちください！！
