今日はAIR‐17
テストライド第二弾としまして、詳しく解説してみましょう!
まずは今回テストライドに協力し
てくれたのは、ストイックメンバ
ーのTさん。
身長168センチ 体重60キロ
ボードサイズは
5’8×18×21/16 完全なハ
イパフォーマンス使用で作り上げ
ました。
AIR17は本来のコンセプトはバッ
ドコンディションやコシ前後の波
でもガンガン乗れるというコンセ
プトとなります。
そして今回はそのAIR-17をさら
にINSIST独自で改良したチューニ
ングを施し、彼の持ち味となるス
ピーディなターンを最大限に活か
すことを考慮して作りあげました。
実際、厚さが2 1/16はかなり薄
いのですがエアーデッドポイント
を考えると丁度良い仕上がりです
。
AIR-17は、オンショア風波やパワー
が無いような厚い波でもよりスピー
ドを殺さずにアクションをかけなが
ら波に乗れるように作られたモデル
となっています。
それではTさんの協力のもと、腰前
後のパワーの無い波でテストライド
して頂きましたので、その模様をお
伝えいたします。
本日の波のコンディションはモモ~
コシ。
トップからダラダラ崩れるような風
波。
20点くらいかな。。。
普通なら浮力がある小波ボードを使
用するような状況です・・・
このようなコンディション状況は日
常よくあるかと思います。
この波で、どのような動きをするの
でしょうか??
気になるところですね・・・
体操もせずに、走っての入水です
(笑)
早速、この波で乗ってもらいまし
た!!
ここからはTさんのコメントとなり
ます。
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気になるテイクオフは、こんなに
板が薄いのにメチャクチャ速いの
にビックリです。
滑り出しの加速が前の板よりもぜ
んぜん速いです!!
おいっきり漕がなくても板がスッ
ーと走ってくれるのでテイクはラ
クです。。。
そして次に
波のトップが厚くなってから戻る
反応は、これまたスゴイ!!
軸足に体重が乗った瞬間、即座に
回転してくれます。
LOWDOUNよりも断然速くなっ
た感じですね。
板が薄いのにも関わらず、なぜか
浮力があるように感じるのはどう
いうことなのかわかりませんが・・・
パワーが無い波のポジションでも
失速しないんです。
不思議な感覚ですね。。。
次にバックサイドの感想ですが、
ボトムに降りてからリップが崩れ
てきてしまい、普段なら間に合わ
ないタイミングでも、おもいっき
りジャンプするとなぜか間に合っ
てしまうんです・・・
それだけ波のトップに上がる反応
が素晴らしいということですかね
ぇ。
なんか上手く伝えられなくてすみ
ません。
波のリップにノーズを突き刺して
も板がまったくブレません・・・
普通なら板が離れてしまう態勢で
も上半身のひねる動きにしっかり
とボードがついてきてくれます。
これはてんちょうがいじってくれ
るテールのフィーリングが最高に
マッチしているからなのかな・?
とにかく、バックサイドでの板を
縦に上げるのがすごいラクに感じ
るほど素晴らしい反応をしてくれ
ます!
フロントサイドでもまったく同じ
反応です!!
リップが崩れ掛けていようが、お
かまいなしに打点を上げることが
容易になっています。
とにかくこのAIR-17は本当にすご
いボードです。
バッドコンディションでもハイパ
フォーマンスできるというコンセ
プトを体で実感することができま
した。
ストイックシステムでは、浮力が
ある小波ボードを禁止されている
のですが、このAIR-17があれば十
分小波でも楽しみながら練習でき
ます!!
みなさんも是非、このスピードと
反応の速いAIR-17を堪能してくだ
さい。
Tさん、テストライドの協力あり
がとうございました。この板に乗
ってからは、ますますキレのある
動きへと変わってきましたね。
AIR-17の数値は企画モノや平行
モデルでは、まったく本来の動き
が伴わないことがあります。
エアーデットポイントの厚さなど
をきちんと考えた上での数値を割
り出す必要があります。
※こちらは企業秘密のため、お問
い合わせを頂いてもお応えできま
せんのでご了承ください。
そうしなければ
単なる浮力があるだけのボードに
なってしまう恐れがあります。
レール形状やテールエンドの厚さ
をきちんと調整することで、本
来の動きが日本の小波でも発揮さ
れていきます。
※くれぐれも類似品にはお気を付
けください。