JSライダーHYFI２，０
に乗った感想８
静波ウェーブプール攻略法
JULIAN WILSON 編
先日、自信がプロデュースを手掛ける
RIVVIA PROJECTSのプロモーション
で来日したジュリアン。
デモンストレーションで、静波ウェー
ブプールでライディングを披露。
今日はその模様をお伝えしましょう！
【静波ウェーブプール攻略法】上級編
ジュリアン・ウィルソン
■身長：１８３㎝
■体重： ８０㌔
■出身：AUS
【HYFI2.0 XEROスペック】
■５’１０×１９ 1/4×２ 3/8 28.4㍑
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ウェーブプールで使用したモデルは
HYFI2.0 XERO ５’１０×28.4㍑
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そもそも、この板は日本のオリンピッ
クに合わせてAUS代表選手であるジュ
リアンに向けて作られたモノ。
自国の選手を勝たせる為にJSは屈指の
策で開発されたモデルです。
従って、日本の波に合わせた最高なモ
デルなので、ジュリアンは当然なチョ
イスですね。
では、ジュリアンのライディングを見
ながら、ウェーブプールの乗り方を参
考にしてみましょう。
かなり役立つ内容でまとめました。
では、さっそくいきます。。。
やはり、なんと言っても！！
テイクオフが先決です。
全て同じ波を同じポジションからテイ
クするということから、言い訳は一切
通用しません…
従って、ジュリアンと同じテイクオフ
をすれば、かなりの上達を見込めます
！！
このポイントを深堀していきましょう。
では、
まず、波が立ったら！！！
へそ重心で寝そべり、軽めのパドルで
タイミングを合わせ、テールが押され
る感覚を意識してください。
足を閉じ、肋骨、恥骨、ヒザで板を水
平にしていないとテールが押される感
覚をキャッチできません・・・
ここがまず、一般サーファーができて
いないポイントなので、何度も意識練
習をしてください。
そして、次に！！
テールが押されて波の前にノーズがス
ッーと出た瞬間に、肘を真上に上げ、
肩甲骨を寄せる形を意識です。
写真をよーーく見てくださいね↑↑
この手を付く感覚を改善してくださ
い・・・
そして！！！
左右の手をずらして置き！！！
※左手は通常ムネの横、右手は腰の前
左肩の付け根を内側へねじるんです！！
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この左肩のねじりを使い、身体を前に
伸ばします↓↓
この左手のねじる力を使うのが重要な
カギです。
そして、足の置き方へ行きます。
左肩の付け根をねじりながら身体を前
に伸ばす動作と連動させて足を置きま
す！！
後ろ足のヒザは外側へ向けて置き、前
足はヒザを内側へ向けながら置きます
。
かかとから置くこと！！
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何度も言いますが！！！！
テイクオフで前足を「バンッ」て置く
イメージを持っている方が多いですが
上級者はヒザを締めながら立つんです
！！
そして、かかとを意識して起き上がり
ます！！！
前足バンッ！！と置いてかかとから
立てますか？？
後ろ足軸前傾姿勢で立てますか？？
とても重要なことです。
両ひざを締めながら立つ意識で
前傾姿勢後ろ足軸で構えられるもの。
「立ちながら後ろ足でレールを入れる
為です！」
前足でバンッで立つ意識では、この動
作は絶対にできませんよね？？
上の写真のように立ちながらボードを
傾けることをしないと、スピードが付
きません↑↑
傾ける＝レールが入っている状態
ここを踏まえて
まずはこのテイクオフの一連動作を習
得することが先決となります。
最大のポイントは！！
ボトムへ降りた時に、後ろ足でレー
ルを入れられているのかどうか・・・
このポイントに着目して、テイクオ
フが上手くいった判断基準としてく
ださい。
そして、次に立ってからの上級編！！
ウェーブプールでは平均３アクション
くらいは入れられる波です。
テイクオフから構え、そして最初のリ
ップアクションを作り上げるイメージ
をしましょう。
反復練習できるので最高ですね。
では、テイクオフから構えた後の動作
まず、リップの崩れるタイミングに合
わせてボトムターンをします。
効き手の振りと後ろ足のねじりを使っ
てレールを入れながらノーズをリップ
へ向けることが先決！！
この時に！！
斜めに上がるとレールが波のトップで
抜けないので失敗しやすいポイントで
す。
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レールを抜く動作とは！！！！
ヒザを伸ばす屈伸力と足首の回転力を同
時に行いレールを入れる反発を上げ、効
き手のリードで上半身をねじることでレ
ールを抜くことができます。
簡単に言えば、レールを入れてジャンプ
する瞬間に上半身を正面左向きにひねる
ことで、ねじりが生じて抜けるんです。
下半身と上半身のねじりを使うんです！
※難易度５
この動作が軸足ジャンプとなります。
この軸足ジャンプでレールを抜き、ボ
トム面をリップに当てる意識が重要で
す。
そして、上の写真を見ると正しい立ち
方の姿勢ですよね？？
軸足ジャンプから効き手の肩を耳に付
ける体勢を意識することが先決です。
先ほど、上半身のねじりを使ってレー
ルを抜いたら！！
そのまま波のトップでこの姿勢にな
るように意識したねじりです！
※重心が後ろ側へ傾くから転ぶんです
正しい立ち方は前傾姿勢後ろ足軸！！
上半身と下半身はねじっている状態。
その姿勢を波の上で作り、後ろ足加重
を必ず意識してください。
そして、その姿勢から！！！
前足のかかとをお尻の穴まで引き込み
ますが。。。
これが前足の引き付け方。
ポイントは！！！
前足のかかとをお尻の穴まで引き付け
ながら！！
後ろ足でテールを真下に沈めるように
押さえること！！
この動作を「テールを蹴る」と言いま
すが、難易度が高いので最初はテール
を真下に沈めるように押さえる練習が
大事です。
もう一度言いますよ。
後ろ足でテールを押さえ込んだ状態を
作るんです！！
後ろ足軸を波のリップで作ることが何
よりも先決です！！
最後に着地！！！
前足の引き付けからそのまま前足で踏
み込んでいまうとパーリングしやすく
なります。
この後ろ足でテールを沈める感覚で板
を踏み込むことがパーリングを防ぎ、
次へのスピードも上げていけます。
ウェーブプールの波では、この動作を
２～３回は反復練習ができます。
１時間９本くらいだとして、１本3ア
クションでは、２７回はリッピングの
練習ができますね！
ウェーブプールに行かれる人がいまし
たら是非、参考にしてみてください。
ウェーブプールでは撮影ができるので
復習がてら、このジュリアンのテイク
オフから構えるまでの写真と自分のテ
イクオフの写真を見比べてください。
いかに、構える姿勢が難しいのかを自
分の目で確かめれば、今日お伝えした
ことができていない事が瞬時に理解で
きます・・・
そのなんとも言えない感情が沸き、
一人での練習に限界を感じたらスー
パーストイックシステムへお越しく
ださいませ。
徹底的に基礎を作り上げる練習を伝
授致します。
ジュリアンテクニック編
