今年も残すところあとわずか・・・
浮力があるツインフィンボードでの小波テイクオフのやり方をご紹介します。
テイクオフの突き詰め編
2022年のブログは、究極のテイ
クオフ技術論で締めたいと思います
。
お正月休みで海へ行く方は復習を兼
ねて実践へとお役立てください!!
このブログは
小波でも浮力があるボードに乗って
いるので、テイクオフは楽に立てる
から大丈夫!!!
そのような方へ伝えたいのではなく
、あくまでも真剣に上達を目指して
いる方へ向けた内容となります。
これを踏まえて読んで頂ければ幸い
です・・・
では、さっそくいきましょう!!
波に合わせるパドルのやり方。
そして、手を付いてから立ち上がる
までの一連動作の写真を見ながら、
進めていきます。
【全力テイクオフ最終章 小波編】
波に合わせたパドルから!!!!
まず、板に浮力があろうがなんだろう
が、パドルの体勢は波の根っこで板を
沈めることはあたり前です。
みぞ落ちを浮かせ、お腹からヒザにか
けた接地面積でテールを沈めることで
「板を水平」に沈めることができるん
です。
何度も言いますが
「ムネで板を落とそうとしてはNG」
この意識では「へそ重心」を取れてい
ない為に板を水平に沈めることができ
ません・・・
胸重心とはノーズが上がってしまい波
に押されないと加速ができない体勢と
なっているからです。
あくまでもモーターボートのプロペラ
の動力と同じように推進力を考え、テ
ールを沈めることがで板を水平にでき
、パドルを加速させるんです!!
浮力がある厚いボードに乗っていても
このポイントを見つめて練習してくだ
さい。
波のコブを使って板を滑らせるという
よりも、波に押される前に自力で波の
前に出ることが加速を掛けるというこ
と。
この技術は後になって必ず繋がってき
ますので、上級者になりたければ意識
練習してください。。。
次!!
パドルの体勢は
両足を閉じた状態でテールが浮かない
ように抑え込んでいなければNGです。
この体勢を取っていれば
テールが波に押されて前に出るタイミ
ングをお腹で感じることができます。
大事な事なのでもう一度言います。
「重心がへそ」であれば、板が前に出
る感覚をお腹で感じ取れるはずです。
胸で板をボトムに落とそうという感覚
ではありません・・・
ここまでは何度も何度もお伝えしてい
るパドルの根源です。
では
次が肝心!!!!!
板が波の前へ出る!!!
テールが押されたのをお腹で感じる!
この瞬間に手を付きますが・・・
復習ですよ!!!
手を付いて立つ!!!!
この動作で一番意識しなければいけ
ないことはなんでしょうか???
即答してください!!!!!
「ハイ!!!
左右の手をずらして置く!!!」
この答えでいいですか???
合ってるけど、質問の視点が違います
(笑)
正解は下の写真↓↓
「さっき答えましたけど・・・」
そう、思ったらまだまだです。
いいですか!!!!
ここが大事なので
よく、聞いてくださいね!!!!
「手を付いてから立つ!」
その思考ではワンテンポ遅いんです!!!!
意識することは
「手を付きながら立つんです!!!」
この言葉の微妙なニュアンスの違いは
技術的にはとてつもなく大きな違いな
んです。
もう一度上の写真をよく見てください↑
手を付いているのにみぞ落ちが少し浮
いていませんか??
みぞ落ちが浮いているということで
下の写真の体勢が取れるんです↓
手を付きながら立つとは、身体を前に
伸ばしながら手を付くこと↑↑
手を付いてから身体を伸ばしても、そ
れほど前に出ない事を知ってください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここが大事!!!
手を付いてから立つのではなく!!
手を付くのと、身体を前に伸ばすこと
を同時に行うことで、より板に加重が
かかり、さらにワンテンポ速く起き上
がれるんです!!!
要は、
「身体を前に出しながら手を付け」と
いうことです。
なぜ、ここを強調するのかって思いま
すか??
なぜならば…
長年、たくさんのベテランサーファー
の方にもレクチャーさせて頂いていま
すが、みなさんほとんどの方が!!!
手を付いてからボードを押し込んで立
つという思考の人ばかりです。
何度も言いますが、そのタイミングで
は
「遅い」んです!!!!
そのタイミングだと
板がボトムへ落ちかけながら立ってい
るので、立ちながら後ろ足でテールを
コントロールできず、初速を出せない
状態となります!!!
そして、テイクオフは波のフェイスを
見続けながら立つのが理想ですが、
板がボトムへストンと落ちる瞬間は必
ず「視線は下」を見てしまうもの。
一瞬でも下を見てしまうと遅れてしま
うんですよ!!!
要は先のフェイスを見続けながら立て
ていないということ!!!
このニュアンスが伝わるのはごく一部
の人だと思いますが、簡単に言うと…
波の中腹部分から板を水平のまま後ろ
足で立てていないということなんです
。
板がボトムへ落ちながら立っていると
いこと!!
真っすぐボトムに降りるテイクオフ
でも、波のトップから立てていない
んです。
そして、サーフィンは常に先を見て
いることが条件とするならば、波の
フェイスの先を見続けながら立てて
いないということなんですね。
それができていないのであれば
テイクオフは遅いんです!!
上手く伝わりますでしょうか???
下の写真を見てみましょう↓↓
手を付いて左手の力を使い体を前に伸
ばすと、板が沈み、その反発で板は走
ります。
これが板を走らせながら立つ!!
ーーーーーーーーーーーーーーー
上の写真の目線は先を見続けています
よね??
これができないとボトムへストンと落
ちてしまうんですね。
ボトムへ板が落ちる瞬間、目線は必ず
下を向いてしまうことを理解してくだ
さい。
そして
板を走らせると、足を付くまで左手を
離せない状態となります。
※グーフィフッターの方は右手
ーーーーーーーーーーーーーー
そうなると、
テイクオフは飛び乗るんじゃない!
こう、お伝えしていますが、左手の力
を使って体を前に伸ばした状態ならば
「飛び乗ることができない」
物理的事実となります。
ちょっと、難しい内容ですかね・・・
ここを理解して、突き詰めた人だけが
「理解できる境地」です。
本気ならばやり込んでください!!!!
では、次にいきますね!!
後ろ足のヒザを外側へ向けたことで、
前足のヒザを内側へ向け、腰の回転を
使いながら両足を置く!!!
この前足のヒザを内側へ入れながら足
を置いたからこそ!!!
「両ヒザを締めながら立てる!!」
つまり、
「テイクオフは立つんじゃない!」
「構えろ!!!」
この一連の動作が完成されます。
そうなって初めて
「後ろ足軸で立てる」ということに
なるんですね・・・
パドルから立つまでには意識しなけれ
ばいけないことがたくさんあります。
どうでしょうか???
少しでも
イメージができましたか???
もし、理解しがたいのであれば、
もう一度
■全力テイクオフ1 ここから読み
直してください。。。
では、最後に
テイクオフでうねりから後ろ足軸で立
てました!!!
その次はどうするのか???
ここから少しだけ繋げた話しをすると・・・
テイクオフで構えられたからこそ!!
波のトップへ上がる軸足ジャンプが
素早く行えるということ!!
テイクオフでボトムで立った場合は
この動作が遅れることを理解してく
ださい!!
ここで、ブラックボックス的な話し
を一言だけ付け加えますと・・・
「波のトップへ後ろ足軸で素早く上が
る為の、テイクオフのやり方というこ
とです・・・」
この意味を理解できた方は天才です!
テイクオフから後ろ足軸を作ると、
波のトップからボトムへ板を落とせ
るようにも変わっていきます。
上の写真のようにボードの前に乗るこ
とは浮力があるボードでは日常茶飯事
です。
しかし、後ろ足軸を作れば、ボードの
前に乗っていても後ろ足で板をコント
ロールできるように変わります。
このように、いかに後ろ足軸で板をコ
ントロールすることがスピードを上げ
る大事な技術ということを理解して頂
きたい。
浮力があるボードだろうが、究極のテ
イクオフをマスターすることで、
「見える景色が変わる」といもの。
上達意欲が本気であれば、このお正月
休みに練習してくださいませ・・・
今日はこの辺で終わります・・・
浮力があるボードならばテイクオフは
楽に立て、小波でもスイスイ乗れる!
そして、上の写真のように軽々エアー
をやれます!!!
このようなコンセプトで小波ボードを
推進していますが…
実際、どうですか??
そう、なりましたか???
もし、そうならなかった場合…
テイクオフの技術を高めることに意識
を持って練習してください。
板の浮力があっても自力で加速をかけ
「板を水平に沈めるパドル」
「手を付きながら板を滑らせ起き上がる」
ノーズよりも顔を前に出すことが、で
きたかできないのかの判断基準となり
ます。
ーーーーーーー
セミドライBIG SALE
2023年最新モデル入荷
ーーーーーーーーーーーー
RINCON FREEDOM2023
セミドライ SIZE:L
ーーーーーーーーーーーー
40%OFFにて提供します
ーーーーーーーーーーーー