今日は晴れてよい天気でしたね!!
来週末まで晴れるみたいなので、いい波乗りにいきましょう。
さて。
今日はテイクオフの手の付き方につ
いてお話してみましょう。
このブログでは指をレールに少しか
けるように手を付いて、肘を開きな
がら立つことでボードを押せると書
かせていただいています。
この手の付き方はドルフィンで板を
沈めるような感覚と似ていて、もっ
ともボードを押せる形となっていま
す。
しかし!!
実際にプロなどの手の付き方を見る
と真っすぐに手を置いている場合も
多々あります。
従って、今日はそのあたりを掘り下
げてみましょう!!
JSライダーのエースが
HYFI MONSTA BOXのテストラ
イドした時のテイクオフの写真を使
って見ていきましょう!!
エースは
グーフィスタンスとなりますので手
の付き方は逆と考えてください。。。
まず、漕ぎ出しのパドルのやり方
から注目です!!
水を搔いた左手に注目です↑↑
肩の付け根まで水面に入っていま
すね・・・
世界の選手はパドルからして、一
般のこぎ方とはまったく違ってい
きます。
このストロークの深さを考えたら
、ひとかきでのスピードが一般サ
ーファーと比べものにないくらい
速いのが分かりますね。
ブルドーザーが深く地面を掘って
いるかのような強靭のパドルです
。
世界レベルのパドルは、すでにこ
こから違っていくんです。
ワタシも過去にまじかで見た時に
は衝撃が走りました。。。
この波は厚くていけないだろう・・・
そんな波でも沖から突進しながら
テイクする姿には、土下座しまし
た(笑)
そして。話しがそれましたが、
さらに、バタ足をすることで加
速をかけていきます。
ムネが浮いていることから、へ
そで重心をとっていることが分
かるかと思います。
つまり・・・
へそで重心を取らないと最初に
お伝えした、ストロークの深い
パドルは不可能となります。
肩を前に出し、ノーズの先から
水を捉えることを考えれば、胸
がボードに付いてしまってはこ
の体勢をとることはできないん
ですね。。。
ここをしかりと意識しながら練
習しみてください。
強靭なパド筋が必要になってく
る部分です。
そして、立つ前の締めは両手パド
ル!
板が滑り出して、立てる合図みた
いなものとすれば、クセをつける
ように行うとよいかと思います。
なぜなら・・・
厚めの波の場合、板が滑っている
のになかなか立てない状況ってあ
りますよね??
そのような状況をこの両手パドル
で解消することができますので、
厚い波では必ず行うようにしてみ
てください。
そして板が滑り出したので、手
を付く瞬間から見ていきましょ
う!!
今日の本題です。
エースの右手は指先が正面を向
くように手を付いています。。。
これは
板を押しながら立てるのであれば
、まっすぐ手を置いても問題あり
ません。
しかし次のことがしっかりと出来
ているかを考えてください。
それは・・・
右手の方が少し前に出ていますね
??
一般の方がこのような形で起き上
がると胸を反りながら立ってしま
うことが多いんですね。
よほど、立つのに余裕があるよう
な波の場合では、上級者ならばど
んな立ち方でもそのままイケちゃ
いますが、一般サーファーですと
余裕があればあるほど油断してし
まいがちです。
上の写真のよう板を沈めながら起
き上がる場合では、レールを指に
かけるほうが力が入りやすくなり
ます。
簡単に言えば、失速しないで起き
上がれるのであれば、手を付く形
はなんでもいいということになり
ますが・・・
板をきちんと押せるのであれば、
指先をまっ直ぐノーズ側に向けな
がら手を付いてもOKとなります。
次に上の写真の左手を見てみまし
ょう↑↑
右手の位置と比べてかなり後側へ
手を置いていますね。
これがテイクは後ろ足から立つ!!
その為のバランスのとり方となり
ます。
後足(左)前の手(右)
左右対角でバランスをとりながら
立つ為のボ―ドの押さえ方です。
この動作は次につながる為の手の
置きかたとなります。
起き上がっていないのにへその
位置は進行方向を向いています
ね!!
両手を揃えて立った場合、ボト
ム側にへそが向いてしまいます
。。。
この体勢で起き上がるには??
ここを考えると先ほどお伝えし
た左右の手をずらしなが立たな
いとできないんですね。
素早いテイクオフを行う為には、
このような細かい技術が全部で
きてこそ完成されます。
この技術が自然に身体に身につ
けば上級者のような軽々とした
テイクオフへと変わっていきま
す。
このテイクオフの理論はさまざ
まな角度から研究して築き上げ
たものです。
自分の経験やたくさんの人達に
お伝えしていくなかで、いろい
ろな意見を取り入れながらでき
たものです。
できるようになって初めて、言
っている意味が分った!!
そう、喜んでくれれば幸いです。
頑張っていきましょうーーー!!
エースのテイク映像です
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