
波のコブに合わせた簡単パドルを見つめ直しませんか??
テイクオフからスピードを上げる練習3
:てんちょう!!
:波のコブに合わせるパドルと厚い波
や速いブレイクのパドルって使い分け
ることが「本質」でしょうか??
いいえ、違います!!!
ワタシが一番お伝えしたいことは!!
パドルの姿勢はどれも同じです…
波のコブに合わせるテイクは、ただ寝
そべっているだけでもリップに押され
るので簡単に立ててしまいます…
問題はリップに押されないと立てない
という思考を作り上げてしまうんです
。
リップに合わせて押されて立つのと!
リップに引っ掛かけて自力で前に出て
立つことの違いを把握して欲しいです
。
:つまり、リップに押されるテイクオ
フでさえも、もっと早く立てる技術を
身につけろってことですか??
はい、まったくそのとうりです…
この部分に共感してくれる方はいない
と思いますが…
そもそものパドルの寝そべり方の基本
をしっかり作り上げないことには、結
局は「厚い波や速いブレイク」にも対
応ができないんですよ…
ここをお伝えしたいのです!!
:てんちょうはいつも心を食った話し
をしますものね。
本気で上手くなりたい習得技術と遊び
で上手くなりたい上辺の技術との違い
を理解して頂けると嬉しいですね…
:はい、その辺は承知の上で質問して
いるので掘り下げて欲しいです…
わかりました…
では、今日は2、3パドルでテイクで
きる波でのパドルを解説しますね…
あくまでもエキスパートの話し…
:はい、よろしくお願いします…
今日のお手本はポルトガル選手
【Guigatoribeiro】
【MONSTA10】
■5’10×18 5/8×2 5/16 26.5㍑
------------------------------------
彼のウェーブプールでのテイクオフを
みていきますが!!
今日の本質は!!
脱力パドルでも、厚い波を追いかける
パドルでも、基本姿勢はまったく同じ
「寝そべり方」ということを解説して
みます。
では、まず、下の写真を見比べてみま
しょう↓↓
ボードに圧を掛けていない姿勢ではノ
ーズが上がったままですが、圧を掛け
た姿勢ではノーズが沈んでいますよね
??
ここを使い分けるパドルができるのか
どうかってことです!!
ノーズを沈ませるパドルでは寝そべる
位置を1センチくらい前にズラして乗
っていることを理解してください…
:要はラクした姿勢とツライ姿勢の違
いですね??
:てんちょう!!
:1センチの壁って、誰でも当てはま
りますか??
いや、これは波のブレイクを把握でき
る中級者の方に向けて伝えています…
初中級者の方では、もっと後ろに乗っ
てしまっているので、へたしたら5セ
ンチレべる前です…
:なるほど…
:じゃ、あくまでもNSA2,3級くらい
のレベルで普通にテイクオフできるレ
ベルで考えるといいですか??
そうですね…
テイクオフに自信がある方はともかく
普通に波に乗れる方でも、さらに上達
をしたいという熱い思いの方に伝わる
ことが一番うれしいです!!
:技術を突き詰めるストイック精神が
なければ上達できませんものね…
そのとうりですね…
では、さっそくいきましょうか…
今日はバックサイドのテイクオフの話
しとなりますが…
あくまでもポイントは出だしのパドル
の姿勢です!!
ここに注目してください…
まず、波に持ち上げられるパドルの姿
勢では「ノーズを沈めてボードを水平」
にすることが最重要です↓↓
:てんちょうがいつも言っている一搔
き目のパドルで板を沈める技術ですね
??
そうです!!
これがしっかりとできるかどうかが、
運命の分かれ道です…
腕を前に伸ばした時にノーズを沈めら
れている事に意識を集中しなければい
けませんよ!!
:自分はできていますか??
いいえ、できていません 笑
ノーズの上がりを沈めようと下を向い
てしまっています…
下を向いた時点で背骨を伸ばせないの
で、腹圧が抜けた姿勢でボードに掛け
る圧が弱まっています・・・
その姿勢は
ボードが水平になっていない状態なの
で、一搔き目からの初速が出ていませ
ん。
出だしで下を向いてしまうと…
下の写真の姿勢のようにムネで押す意
識になってしまうものです↓↓

:たしかに、ノーズを沈めようとムネ
で押し込む意識が強いです…
その意識では初速を上げれないので、
「下を向いてはNG」といつもお伝えし
ていますね??
ここができない人が多いので、いつも
いつもお伝えしているんです…
:無意識の領域を意識しろということ
ですか…
できるまでは意識し続けることですね
。。。
では、もう一度
下の姿勢をよーーく、見てください↓
波に持ち上げられるまで、いかにボー
ドを水平に沈めることを考えるんです
↑↑
:前へ前へ行こうとする意識よりも下
に沈める意識を強めるんですね???
そうです!!
下に沈めるとボードが前に出る感覚を
作り上げると、パドルが綺麗に変わり
ます…
その状態で波に持ち上げられると、テ
ールが引っかかり、ノーズが波の前に
「スーッ」と出ます↓↓
そして!!!
腹圧を掛けたまま、手を付くことがボ
ードの失速を防げるんですよ!!
:出だしのパドルで下を向いたりムネ
で押し込んだパドルでは、この手の付
き方もできないということに繋がりま
すね??
そのとうりです!!
ムネを付いているとノーズが上がって
しまうので、板が前に出るタイミング
事態も遅れますし、加重を掛ける手の
付き方の姿勢も当然とれないんですね
…
:肩甲骨を寄せられないんですね ??
:なるほど…
:ゼロコンマ何秒の世界ですね…
そうです…
そもそも、ワタシはこのゼロコンマの
動作を観察しているので、できている
のか、いないのかをすぐに判断します
。
したがって
ほんとんどの方ができていないので、
この部分を視点に当てた練習をしなけ
ればいけません…
それは、なぜだか分かりますか??
:はい、出だしの初速が違うだけで
:手を付くスピード!!
:そして、身体を波側へ倒しながら足
を付くスピードもぜんぜん違うという
ことですね??
そうです、すべて遅れてしまうので波
の中腹で後ろ足軸前傾姿勢で構えるこ
とができないとお伝えしたいのです。
:そもそものパドルを修正しないと、
その先の動作ができない事を見越して
話しているのですよね??
そうです!!
あれほど、波側へ身体を倒して足を付
けと伝えてもうまくいかないのは、レ
ールが抜けた状態で足を付くからでき
ないんです…
その原因は、そもそものパドルの初速
がなく、波に押されてから立とうとす
るからレールを入れる動作ができない
んですね…
どんな波でも後ろ足軸で構え、レール
を入れながらハイラインへ上がれるア
ベレージがあるのかどうかの話しなん
です↓↓
この技術を覚えればすぐに上達するん
ですよね…
だから…
良い波はできるのに、厚い波や速い波
ではできない理由はなんですか???
って、言うことです…
:はい!!
:よーーく、分かりました…
:そもそも、波のコブへ合わせる時の
パドルでさえも、ボードに圧を掛けて
押さえ込んでいることができなければ
、厚い波でもスピードを付けて追いか
けることがきないということですよね
??
まったくそのとうりです…
根源動作となる、基本のパドルができ
ていないんです…
厳しいですかね??
:いや、この話しを聞きたいがために
来たのですから、最高にヤル気に満ち
溢れています…
それは嬉しいですね…
必ずものにしてくださいね!!
:はい、この部分を死ぬ気でやり込み
ます。
:無意識の領域を意識ですね!!
:今日はありがとうございました…
何度もお伝えしますが、この部分は自
分の映像を見なければ一生気が付けな
い領域です…
携帯で置き取りしても、遠すぎて見え
ないかもしれません…
まず、自分の出だしのパドルの姿勢を
よく観察できるように誰かに頼んでみ
てください…
まずはそこからです!!
そして、なんかイマイチカッコ悪いパ
ドルをしている…
または、思ったよりもテイクが遅い…
そう、感じたら…
また、このブログを読んで頂けると理
解を深めることができるかと思います
…