テイクオフは加重を掛けて立つ!!
立ち方編5
テイクオフは加重を掛けて立つことで
初速も上げられ、フォームも綺麗にな
るというもの。。。
この分部をセットとしてやり込む気が
あるのかどうかでその人の上達意欲の
別れ道…
もちろんやりますよね??
そもそも、加重を掛ける姿勢とは
「後ろ足軸前傾姿勢」の形を作ること
です。
このやり方を詳しく解説しますので、
絶対に作り上げてくださいね…
では、今日もテイクオフから後ろ足軸
で加重を掛けて立つ為のステップ5で
す。
まず、お手本はシエラでいきますが…
彼女は16歳でワールドジュニアチ
ャンピオン。
JS期待のホープですが…
シエラの強さの秘密を少しだけ紹介し
ます。
シエラのお父さんは元CT選手の
「ジョシュ・カー」です↓↓
2017年にツアーを引退しましたが
、まだまだ現役と同じ動きをしている
バリバリサーファーです。
ジョシュは自分の経験を生かし、その
思いを娘に託して3歳からサーフィン
をやらせています。
そしてツアーも同行しながらフルサポ
ートすることで強靭なメンタルも作り
上げています。
試合に負けない強いメンタルは必須で
す。
さらに、JSサポートによる、世界一流
選手とサーフすることで、その成長を
底上げします。
サラブレット中のサラブレッドです。
この環境が彼女の強さの秘密となりま
す。
【XERO GRAVITY】
■身長: 167㌢
■体重: 56㌔
■5’5×18 1/4×2 5/16 23.5㍑
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※ビーチブレイクの腹から頭のパワ
ーの無い波ではグラビティを使用
それでは、ここから今日の課題へと行
きましょう!!
加重を掛ける為の姿勢「後ろ足軸前傾
姿勢」を作りげる為には、後ろ足軸か
ら作り上げなければいけません…
なぜならば、後ろ足のヒザを軸に動か
すことが難易度が高いからです。
そのヒザを軸で動かす為にも、ヒザの
曲げ方から練習する必要があります。
その最大のポイントはヒザをノーズよ
りに向けて曲げることです↓↓
では、上の写真を見ながら、陸トレを
やってみましょうか…
まず、足の裏の三角形で地面捉えて、
くるぶし軸で足首を12,5㌢倒すこ
とです。
足首を折っても、かかとは地面から離
れたり動いてしまうとNGです。
まず、これをやってください。。。
そして、その足首を折ったまま、太も
ももの付け根の股関節を内側へねじり
、ヒザの向きを正面へ向けることです
。
さらに、前のヒザを後ろ足のヒザにく
っつけるように内側へ曲げます。
どうですか??
つらいですか???
そして、さらにですよ、その姿勢を維
持したまま!
骨盤を正面へ向けて身体全体の「ねじり」
を使います。
上半身は背骨を真っすぐに伸ばし肩甲骨
を下げないことです。
この姿勢のポイントは
「常に後ろ足に力が入っている状態」
後ろ足のくるぶしから骨盤横までを線
でつなぎ、お尻の横の中殿筋に力を溜
めることです。
鏡を見ながら写真と同じ形を取ってみ
てください。
この姿勢を「ニュートラル」にするこ
とが、もっとも加重のかかるサーフィ
ンの基本姿勢となりますので、できる
まで練習してください。。。
ここで重要なことは、アップスンやタ
ーンもこの姿勢を元にすべて行います
。
大丈夫ですね???
少し話し変わって、
先日、
てんちょう!!
「海の中で考え過ぎてしまい、混乱し
て何も上手くいかない状態であせって
います・・・」
こんなご意見を頂いきましたが、混乱
するのは、やるべき順番を分かってい
ないからですね…
今日はシンプル思考でシエラの写真を
見ていきますので、できていない部分
の順番を組み立てていきましょう。
では、テイクオフでの実践をもう一度
見ながら、後ろ足軸前傾姿勢で立つま
でをイメトレしましょう。
ここから、集中してください。
では、いきましょう。
かなり分かりやすい角度の写真となり
ます↓↓
テイクオフのパドルは「へそ重心」を
取り、板のグラつきを水平に保つ努力
をするだけです。
まず、ここをできるか、できないのか
を判断して、できないのであればひた
すらやり込むんです。
そして、なんとなく水平が分かれば、
次に少し速めのブレイクはうねりにへ
ばり付きながら立とうとする気もちが
重要です。
そのへばりつく為には波のフェイスに
レールを入れながら立つことです。
その技術が左手のコントロール!!
左右の手をづらして置き、左肩の付け
根を内側へねじりながら手首も使いレ
ールをフェイスに食い込ませるんです
。
この力が足りないとレールが抜けてボ
トムへ落ちてしまいますので注意…
上の写真の左肩の付け根を見てねじり
を感じ取れますか??
右手の肘が曲がっているということは
力を強く入れていない証拠ですよ↓↓
そして、この左肩を内側へねじるのと
同時に後ろ足のヒザを外側へ向けなが
らかかとから置きます↑↑
この時に、左手と後ろ足のかかとでボ
ードを押さえ込むように力を入れるこ
とで水平を維持させます。
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この後ろ足のかかとを置いた時点で、
ヒザをノーズ側へ向ける力を使うんで
す!!
その加重をかけながら、前足をかかと
から素早く置きます↑
ボードを両足ではさむ力を使って立つ
意識がここから出てきます。
ここまでは、陸トレをやればすぐに理
解できるはずです。
大丈夫ですよね???
では、もう一度、大事な部分を繰り返
します。
後ろ足加重で立つ為には????
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後ろ足のかかとを意識して太ももの力
でヒザをノーズ側へ向けながら立つん
です!!
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※前足のヒザは内側へ向けたままの状
態…
そして、ノーズが上がらないように上
半身を斜め45度を意識して真っすぐ
傾けるんです!!
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この時に少しでもお尻が出たら加重が
逃げます・・・
これは、思考の領域だけで理解できる
のは不可能ですので、必ず身体を動か
して体感してください!!!
そして、最後に波のトップへ上がる為
のアップスンでも、その後ろ足の力を
使い立ちながらレールを入れて軸ジャ
ンプへ繋げます。
上の写真はなぜ?
かかとが浮いているのかは、もう理解
できますよね???
ということで、再度、テイクオフの一
連動作を書いてみましたが、この順番
どうりに陸トレをやれば混乱しないは
ずです!!
陸トレをしっかりやらないで実践だけ
でやろとするから混乱するんですよ…
何度も言いますが、このテイクオフか
ら構えるまでを完璧に作りげるには、
早い人でも最低半年から1年はかかり
ます。
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何もしないで実践だけに頼っても習得
はできません…
従って、本気で習得したいのであれば
陸トレを習慣づけることから初めてく
ださい・・・
次のブログは最終章ステップ6
スケボーで後ろ足軸で乗る練習です。
今日はこのへんでおしまいです…
シンプルに考えて
「テイクオフから構える」
ここを作り上げてしまうと、本当に上
達速度が早くなります。
上の写真のシエラの後ろ足首の倒し方
やヒザをノーズ側へ向けている部分を
瞬時に分かるようになれば、後はその
イメージを持って陸トレやスケボーを
やるだけで大幅に近づけます・・・
考え過ぎてしまう人は単純に身体を動
かしていないからですよ…