ライオンズゲートOPEN期間中はテイクオフを突き詰めましょう!!
上級パドリング5
今日は8月12日。。。
本日を持ちましてゲートが閉じます…
従って、最後のメッセージ
今、やらないで、いつやるのか!!
最終章となります。
そもそも、なぜ、テイクオフをこん
なにも突き詰めなければいけないの
か??
そう、疑問を抱いている人への前説
から。
「エッセンシャル思考」
最近このワードにピンときました。
この思考はどういうことかと言います
と・・・
「最小の時間で成果を最大にする!」
「99%の無駄を捨て、1%に集中しろ!」
この思考を作り上げることがとても意
味深いんですね。
これは、すべての事にも当てはまる内
容。
横へ広げる知識よりも、縦に狭く掘り
下げることで、すべて効率よく上手く
いくということです。
「もの事の本質を見極め、その部分に
焦点を深く当てることで、結果的に最
大の成果をあげることができる」
従って、テイクオフを深く掘り下げて
練習することで基礎が完成し、一気に
上達できることに焦点を当てろ!!!
「軸となる大事なポイントを見つけて
徹底的にやり込むこと!!」
これが、99%の無駄を捨て、1%に
集中しろというエッセンシャル思考と
なります。
それではテイクオフのパドリングを速
める技術を習得しろ!!!
最終章となりますよ…
いつものように向上心溢れるお客様と
の会話をご紹介しましょう。
テイクオフを速めるパドリングシリー
ズを毎日読みながらイメトレと陸トレ
をこなしている Sさん。
実践で効果がどれくらいでたのでしょ
うか??
リレーション模様をお楽しみください
!!
てんちょう!!
テイクオフのパドルを仕掛けるタイミ
ングをいつもより早くバタ足をし掛け
てみたら、パドルを強く漕がなくても
簡単に板が滑り出して余裕でテイクが
できました!!
自分でも感動しています。
:それはよかったねーー!!
:実感できたことで、身体がどんどん
覚えていくからさあ、忘れないように
やり続けてね。
はい!!
引き続きやり込みます!!
ですが、1つ聞きたいことがあります
・・・
いいですか?
:ハイ!
:なんでしょうか??
厚いうねりから追いかけるパドルなん
ですが。。。
みぞおちに指が1本入るくらい浮かせて
ヒザでテールを押さえ込みながら板を
水平に保ってパドルしますよね??
この時に、みそおちは浮いたままの状
態でパドルをするのでしょうか??
波を追いかけている時にみそおちが板
に付いてしまい上手く加速ができない
んです・・・
このポイントを教えて欲しいのですが
。
:すごーーく、良い質問ですね!!
:では、さっそく、質問返し(笑)
:なんでみぞおちが付いちゃうの??
そうですね…
パドルをおもいっきりすると
ノーズが浮いてしまうのでムネで板を
押し込んでしまうんです・・・
:そう、なっちゃうよね…
:ワタシが一番伝えたいことはですよ
!!!
:厚いうねりを追いかけるパドリング
がしっかりとできていないからこそ!!
:このテイクのパドリングの話しばか
りを強調しているんですね。
;パドルでのみそおちが付き、ムネで
板を押してしまう・・・
:そこに気がついただけでも凄い事な
んですよ!!!
:何度も何度も言いますが、そのムネ
で板を押しながらパドルをすると板が
走らないんです・・・
:ここに気づいてください!!!!
:声を大にしてお伝えしています!!
:まず、下の写真から見ていこうか↓
:フィリぺの厚いうねりからのパドル
の体勢なんだけど、みそおちは浮いて
いるよね↑↑
はい、完全に浮いています。。。
:問題はノーズの黒線を見て↑↑
:パドルした手首の位置にノーズがあ
るでしょ??
はい。そうですね・・・
肘が曲がっているので、手を伸ばして
ムネを付いたら、もっと手首は前に行
きますよね!!!
:自分のパドルの時の手首とノーズの
位置を比べてみて、どうかな??
:今、言ったように
:このフィリペの写真は手を真っすぐ
伸ばしたらノーズよりも手首はもっと
前に出るよね??
自分のを考えてみると
手首がノーズよりも出るほど、板の前
には乗っていません・・・
:だよね???
:だから厚いうねりのパドリングでは
みぞおちが板に付き、ムネの力だけで
押し込むパドルになっちゃうんだよ!
:少しでも後ろに乗るとノーズが上が
るのは当然です。
:上の写真でもみぞおちが浮いている
けど、ムネを板に付けたら手首がノー
ズを飛び出るよね??
はい、完全に飛び出ます・・・
:という事は!!!!
:何が言いたいのか分かりますね??
はい。
自分はノーズよりも手首が飛び出るほ
ど前には乗れていないんですね。
だから厚い波を追いかける時に、後ろ
側へ乗っているのでノーズが上がって
しまい、みおぞちを板に付けてしまう
…
ムネで板を押し込もうとするパドルは
板が水平ではなく、テールが下がって
いる状態。
つまり、ブレーキをかけながらのパド
リングをしているのでスピードが出な
い・・・
あってますか???
:大変すばらしい回答です!!!
:しかし、もう一個だけワードを付け
足して欲しい大事な動作があるんだけ
ど・・・
んーーー??
なんでしょうか・・・
ダメです、降参です・・・
:何度もお伝えしていますが、みぞお
ちが付いたパドルの体勢、ムネ重心で
は、ヒザでテールを押さえ込めない状
態なんだよ!!
:ヒザを使えてないから板が水平にな
らないということも理解して!!
そっか・・・
ヒザを使えていないということは、足
も少し開いていまっているってことで
すね??
:ハイ!!
:大正解!!!!
:無意識に足も開いてしまう・・・
:このパワーワードを忘れないで!!!
ではもう一度、復習からしてみようか
↓↓
:何度も言いますけど、ボードを水平
にする為には、身体も水平にしなけれ
ばNGですよね??
:ノーズが浮くということは、テール
が沈んでいるのでブレーキをかけてい
る状態でパドルをしているんですね!!
だから、厚い波でおもいっきりパドル
しているのに加速しない・・・
完全に理解できました!!
:そう、そう。
:みぞおちが付いた状態はムネ重心に
なる為に、ただ、力まかせで腕の力だ
けで漕いでしまっているんです。
:無論、体の中心のへそで板を押さえ
ていない為に板のノーズが左右にブレ
る原因にも繋がります・・・
:では!質問しますよ!!
:なんで?ムネ重心だと板と体がブレ
るんでしょうか??
分かりました!!!
ムネ重心で少しでも足も開いてしまっ
ているのであれば、ボードを押さえて
いる身体の支点がみぞおちから上のム
ネ周りだけの1点で押さえている。
この1点の支点では、当然、力んだパ
ドルをすると体とボードはブレます。
自分の映像で
このムネ重心パドルを必死にやって波
に乗ろうとする姿を見ると、かなり恥
ずかしいビジュアルで凹みます・・・
:そうだね、余裕は1ミクロンも感じ取
れないよね。
:必死感がモロに出ちゃう感じ。
:だから、自分の映像を見ないと気が
つけない領域でもあるからこそ、へそ
重心のパドリングがみんなできないし
、やろうともしないんだよね・・・
そうですよね・・・
自分もてんちょうから聞かなかったら
一生、見苦しいパドリングをやり続け
ていたと思います。
脳に焼き付ける為にもう一度、下の
写真をみてごらん↓↓
こうやって、パドルの姿勢をマジマジ
と見ると力がぜんぜん力が入っていな
いのがよく分かります…
自分もこうなっていると勘違いしちゃ
うと大変ですね(笑)
:でしょ??
:写真の見方がぜんぜん変わってくる
よね??
:何度も言うけど、言葉に出すことで脳
にインプットできるので、感じた事を言
葉に出してごらん!!
ハイ!!
見る写真すべて、両足をくっつけてヒザ
でテールを沈めています!!!
そして、100%みぞおちが浮いて、
お腹の力で板を押さえ込んでいるのが
分かります。
つまり、てんちょうが言う、へそ重心の
パドルをしていることが一目瞭然です。
:そうでしょ??
:じゃーねえ、
縦に深く掘り下げる思考とは!
:さらに見る角度を変えるんだよ!!
:正面から見てみようか↓
:みぞおちは浮いているよね??
はい。水しぶきも上がっているので、
バタ足でテールを沈めているからこそ!
板も水平です。
:そして、次からいう事もテイクオフ
には欠かせない要素!!
:よーーく聞いてね!!!
:それは!!!
:みぞおちを板に付けるタイミングは
テールが前に押されて飛び出る瞬間!
:最後の押し込みの時ね!!!
:つまり、手を付く前の動作となりま
すが・・・
テールが波に押された瞬間ですよね??
:そう、そう!!
:手を付く前の最後の押し込みでムネを
つけるってことだけど・・・
:ここからが大事!!!
:ムネで板を下に押し込む力と手を付く
力を両方使って板を沈めながら立つ!!!
ただ、手を無意識に付く感覚はNGって
ことですよね??
:そういうことです!!
:だいじなことだからもう一度言うよ!
:板にムネを付ける力と手を付く力を
同時におこなうことで、加重を倍増さ
せるということ!!!
:ムネを付いてから手を付くのでは
遅い!!!!!
:何度も言っている意味が分かった??
はい!!
本当にこころの底から頭では理解でき
ました!!!
無論、波のブレイクによって多少の誤
差はありますが、あくまでも基本動作
と理解しています。
:テイクオフは最初のパドリングから
立ちあがるまでに、常に加重をかけ続
けていること!!
:この意味を理解して、やるのか??
やらないのか??
:けっきょく、今日も熱くなっちゃっ
たね(笑)
エッセンシャル思考って、結局、熱く
なっちゃいますよ!!
:だよね(笑)
:じゃ、長くなってしまったので軽くま
とめて、もう一度言葉に出してみて!!
はい。
結局、厚い波を追いかけるパドルは板
の前に乗れていないので、思うように
加速ができていないということです!
板が水平になっていないのが一番の原
因!!
:簡単に言えば、そういうことですね!!!
:これがワタシの言う
「1センチの壁って伝えているよね??」
はい、よく、わかりました!!
あとは、この板を水平にするパドリン
グの具体的なやり方が本当に大事なポ
イントですよね。
しっかりやりこんで、できたら、すぐ
に報告にきます!!
今日はありがとうございました。
:はい。期待してますから頑張ってね
!!
:練習する順番を間違えるな!!!
こんなオチで今日は終わりにします(笑)
要は、厚い波を追いかけるパドリング
が上手くいかない原因はボードの前に
乗れていないからです・・・
単純な話しなんですが、これがホント
に難しすぎる重要ポイントです。
難しすぎるからこそ、普通にテイクが
できるようになると、この部分は見つ
めなくなってしまうんですね。
もし、本当にサーフィンが上級者と呼
ばれる領域に達したいと心から願うな
らば!!!
「エッセンシャル思考」
最小の時間で成果を最大にする!!!
99%の無駄を捨て、1%に集中する。
最初に話した、このマインドでテイク
オフを集中的に練習する縦に深く掘り
下げてください!!
それでは、テイクオフのパドリング編
を何度も読んで、掘り下げながら練習
に打ち込んでくださいね!!
「1から2㎝の壁」
この壁を打破してください!!!!
テイクのパドルを速める本気練習!!
中級者以上の本気モード編です・・・