今日はテールを蹴る王道オフザトップの話しとなります…
テールを蹴る2
まず上の写真の後ろ足の関節をよーく
みてください↑↑
内側へねじっていますね??
ヒザが進行方向を向いている時点で理
解できるはずです…
「テールを蹴るとは」
この力を使うことが鉄則となります…
ここまでは前回のブログで勉強したの
で、もう、大丈夫ですね??
ここを踏まえて!!
今日は王道となるオフザトップで「テ
ールを蹴れる姿勢を作り上げる」こと
と、「テールを蹴るタイミンング」を
深堀していきます…
今日のお手本は!!
表紙の写真の女の子となりますが、誰
だか分かりますか??
オリンピックの金メダリスト・カウリ
の妹ですね…
ホームがチョープということでビッグ
ウェーバーと言われていますが、小波
マニューバーも抜群の動きです…
【AELAN VAAST】
■身長:170㎝
■体重: 59㎏
■AGE: 20
■出身:TAHITI
■RANKING:27位
【MONSTA10】
■5’10×18 1/2×2 1/4 25.5㍑
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ビラボンのモデルとしても大活躍中で
す…
では、ealanのテールの蹴り方を細かく
イメトレしていきましょう…
まず!!!
「オフザトップ」とは何かを理解しま
しょうか…
オフザトップとは、
「波が崩れる前にボードを返し切る」
技となります↓↓
つまり、リップへボトム面を当ててボ
ードを返すオフザリップとは違い、波
が崩れる前にボードを自力で返すこと
が求められます…
そうなるとですよ…
まず、
どのように自力でボードを返せば良い
のかを理解しないとテールを蹴ること
は一生できません…
この基本的な動作を理解することが重
要となりますよ…
では、ボードを自力で返す原理を簡単
に言うと…
ボードを返すというよりも「回す」イ
メージを持ってください…
下に落とすのではない、その場で回す
んです…
そして、次に、ボードを回す為には
最初に
「上半身を回します」
その後で、
「両足でボードを回すんです」
この動作で板を回すと考える事です…
そうすると、まず、テールを蹴る為に
は波のトップで上半身を回すことが最
初の練習となりますよね??
ではここから上半身を回す為の実践
です!!
まず!!
「効き手の振り」を使うことが重要で
す↓↓
ボトムから効き手を後ろに振る反動を
使い波のトップへ「軸足ジャンプ」を
します↑↑
そして、ジャンプしながら後ろに振っ
た効き手を素早く最短距離でニュート
ラルポジションへ戻すことです!!
ここが上半身を回す為に本当に重要な
動作となります…
後ろに振った手を素早く前に戻すんで
す…
そして、波のトップで効き手を戻す位置
を明確にしてください…
ニュートラルポジションを目安に「肩
が耳の位置」にくることです↑↑
この位置に戻すことで上半身が回り、
「板を返す場所を見れる」ことができ
ます…
見る場所は、身体の中心となるお尻の
真下です!!
この状態を作ることで、上半身を回し
ていることになるんですね…
この話しは今日で2000回目となり
ますので、もう、大丈夫ですよね??
では、次に、今度は両足でボードを回
していきますが…
ここで一旦休憩…
まず、寝そべって座布団を左に高速で
回してみましょうか (笑)↓↓
座布団を左に回してみると、分かりま
すよ!!
軸足で回す力を使い前足でバランスを
取りながら回す感じになりませんか??
両足を使って回すとは言え、軸足とな
る右足に意識が集中しますよね??
いいですか、ボードもそのように回す
んです↓↓
まず、波のトップでお尻の真下を見た
ら…
その場所にノーズを引き込むイメージ
を持ち、軸足の力で回すのが最初↑↑
そして、前足のかかとを使ってお尻の
真下にノーズを引き込むようにボード
を左に回します…
そして!!
ノーズがお尻の下に入った瞬間に、今
度は!!
回したボードをピタッと止めるんです…
その力が「両足で挟む力」と「下に沈め
る力」を同時におこないます↑↑
すると、後ろ足が内側へねじれテール
加重で押さえ込むことになります…
ノーズが上がらない為に前足のヒザも
内側へ向けてねじり込むように押さえ
ることで、両足加重5:5を作れ、そ
れが強い踏み込みへ変わり、次へのス
ピードを生み出せるんです!!
回したボードをピタッて止める意識が
重要です…
これは足の力だけではなく、体軸がブ
レない筋力が必要な領域です…
つまり、テールを蹴る意識に囚われず
に、両足でボードを回し、押さえつけ
てピタッと止める意識を持つと、テー
ルを蹴る原理を理解できます…
今日の本質は、上半身を先に回してか
ら両足でボードを回しピタッと止める
ことが基本動作となることを理解する
ことです…
そして、実践ではこの動作を秒でやるん
ですよ!!
従って
陸トレ&スケボーでやりこまないと習
得には時間がかかります…
しっかりとやり込んでモノにしてくだ
さいね…
波の崩れ方により、板の返し方は変わ
っていくものです…
上の写真のように上半身をあまりひね
らないまま、板を返すパターンも多々
ありますが、基本動作は同じというこ
とを理解する為にも、次のブログでは
最後のクローズセクションでのテール
の蹴り方をご紹介します…
お楽しみに!!