ゴールデンウェーク突入ですね!!
トリップに行かれる方もたくさんいるかとおもいます
。
質問回答です!!
こんにちは。はじめまして!!
いつもブログ楽しみに読ませてい
ただいています。
私はサーフ歴5年の横に行ける程
度の初心者です。
本当に素朴な疑問なのですが、な
ぜボトムターンが必要なのでしょ
うか??
ぶっきらぼうな質問ですみません。
20代女性Yさま
Yさま。いつも読んでくれてあり
がとうございます。
ボトムターンのやり方についての
質問が多い中で、この質問は私の
中で「なるほど…」
そう目に止まりましたので、今日
はボトムターンがなぜ必要なのか
??
この観点から書いてみたいとおも
います。
まず、波のフェイスに乗ってアップ
スンをしている雀のイメージをして
みてください。
雀です・・・
アップスンをした雀が小さな羽を
パタパタしながら波に乗っていま
す。
ボードに乗っている訳ではないの
で正確には飛んでいますが(笑)
すると、翼を大きく広げたワシが
後ろ側から迫ってきました。
雀は殺気を感じ、必死でアップス
ンをしながら加速をかけて全力で
逃げきれるように頑張りました。
しかし
ワシはどんどん迫ってきます・・・
雀は、もうだめだ・・・
食べられるーー
そう、思った瞬間に、波のボトム
から大きな翼を広げ、ビッグター
ンで雀を抜き去りました。
まずはこの状況を頭の中で描い
てみてください。
翼の大きさの違いか??
その視点では考えないでください
ね(笑)
つまり、波のフェイスにへばりつき
ながらちょこちょこ走る雀よりも、
大きな動きでボトムターンをする方
がスピードが早いという表現をして
みました。
そして、乗っているラインが大きい
為に、見た目もぜんぜんかっこよく
なるんですよ。
>なぜボトムターンが必要なのでし
ょうか??
この質問の答えは、波のフェイスだ
けを走るよりも、ブレイクする瞬間
のリップの下を走った方がスピード
が出るということです。
ライン取り(波に乗る軌道)を大きく
一本の太い弧を描くようイメージす
ると、ワシのように雀を抜ける程に
変わっていきます。
今日は鳥を使って表現してみました
が、伝わらなかったらごめんなさい
。
次にボトムターンをすると、見て
いる人にインパクトを与える話を
自分の経験から伝えたいとおもい
ます。
昔、オーストラリアのスーパーバ
ンクでサーフィンをしていた時の
お話しです。
沖で波を待っていると、極上のレ
ギュラーが入ってきました。
サイズは頭くらいで見るからにマ
シンブレイクの波でした。
絶好なポジションだったため、切
れた波のピークからのテイクオフ
です。
満面な笑みでボードを漕ぎ出し、
手を付いて立とうとした瞬間その
波の奥から抜けてきたサーファー
と目が合いました。
私はビックリしてあわてて板を失
速させて、そのサーファに目で
「Sorry」と訴えました。
するとそのサーファーは、ボトムで
ピタッと静止した状態でこちらを見
て「ニヤッ」と私を見ながらトップ
に上がってきました。
こんな感じです・・・↑
私は波に乗れなかったことよりも、
飛び上がってきたことよりも、違
う意味で「衝撃」をうけました。
それは波の上から見た、そのサー
ファーの姿は、深いボトムターン
をしているのにも関わらず、ピタ
ッと静止しているかのように見え
たことです。
しかも、体勢を埋めながらこっち
を見て、ニヤリ。
その衝撃的な映像は20年経った
今でもハッキリ頭の中に残ってい
ます。
深いボトムターンをすると、同じ体
勢のままレールを入れているので静
止して見えることが定義なんだと分
からせられました。
これをやるために、サーフィンにど
んどんハマってしまったと思います。
スーパーストイックシステムでは
三段階に渡って構成されています。
第一部は基本を徹底的に練習して
第二部では技を仕上げていきます。
そして、第三部はこの究極のボト
ムターンを練習していきます。
自分がどのレベルまでいきたいの
か?
一つ一つ課題をこなして、自分の
限界をこえるサーフレベルになっ
て欲しいと願っています。
この機会をお見逃しなく!!