JSオーダーフェアにつき、今日もボードのお勉強!!
適正浮力を知ること
今日はたくさんの方からリクエス
トを頂いています、
「正しいボード選び第二弾」
これを書いてみようかと思います。。。
ただし、スーパーストイックでの視
点からお伝えしますのでその辺りは
ご了承くださいね。
前回のブログ では、波待ちの時に水
面がどの当たりまでくれば良いのか?
そのようなお話しをさせていただき
ました。
上の写真のように波待ちの時、水面
が胸の下あたりにくるのがベストと
されています。。。
これは自分の体重がボードに最も伝
わりやすい判断基準の浮力となり、
かなり重要となっていきますね。
一般の方だと、その薄さだとパドル
がきつくなったりテイクオフが遅く
なるという意見が聞こえてきそうで
すが、しっかりと基本技術を身に着
けてしまえば、余分な浮力はかえっ
て邪魔になってしまうものです。
そこで!!
今日はリッター数やボード数値を割
りだす為の感覚を研ぎ澄ませるボー
ド選びのコツをご紹介します。
まず上の写真のようにボードを脇に
抱えて持ちますよね。
この時に脇の隙間がどれくらいある
のか考えたことがありますか?
ボードを持った時にしっくりくる感
じの幅を割り出してみましょう。
身長170㎝
一般男性の腕の長さは平均は51㎝
です。これは腕の付け根から手首ま
での数値となります。
JSWウェット協会の平均数値です。
パドルが最もしやすい幅をこの数値
に当てはめます。
ボードの上に寝そべり腕をまっすぐ
伸ばし、無抵抗で水をかけるボード
の幅は最大で51㎝までとなります
。
それ以上の幅ではパドルに抵抗が生
じるということになります。
そうしますとボードを抱えて脇の下
に触れないくらいの幅が自然体の状
態でパドルができるということにな
つながります。
つまり、割と知られていないですが
自分の腕の長さを知っておくことで
、ボードの最高数値幅を割り出すこ
とができるんです。
そして、
次にどれくらい幅を狭くしたらよい
のか??
これを知ることで自分の限界数値を
割り出すことができます。
この数値の基準は、「肩幅」となり
ます。
身長170㎝
一般男性の平均肩幅は45~48セ
ンチとなります。
この最小値とはボードの上に寝そべ
っていても、普通にクロールをして
泳いでいるような感覚を得られると
ができます。
つまりボードの抵抗をまったく感じ
ないでパドルができるということで
す。
そこで最小値を出す為に実演講座を
してみましょう!!
まずはパドルをするように地面に寝
そべってみてください。
そして、テイクオフをするように両
手をついてサッと起き上がりましょ
う。
なるべく早く立てるように心がけて
俊敏に起き上がって見ましょう!!
ではもう一度
今の感じで床に寝そべってください。
もう一度、両手を付いて起き上がろ
うとしたところで今度はストップで
す。
手を付いた左小指~右小指の幅を目
印にして、その間を測ってみてくだ
さい。
あなたがもっとも自然体で起き上が
る為に必要な手を付く時の幅となり
ます。
これが自分に見合った正しい
「ボード幅」となります。
そして今度は長さを決めていきま
す。
自分の身長からプラス10センチ前
後がベストです。
ボードはロッカーがある分反ってい
ますので、地面に立てて自分の背丈
と同じくらいになれば丁度よい長さ
となります。
そうしますと、身長170センチの場
合では180センチくらいの長さが目
安となります。
FEETで換算すると5'8~5'10となっ
ていきます。
そして最後に厚さを決めていきます。
体重65キロだとしましょう!
波待ちをして水面が胸位になる厚さ
は5.4~5.7センチくらいでしょう。
インチ換算だと 2 1/8~2 1/4
従って
身長170センチ・体重65キロ
肩幅47センチ・腕の長さ51センチ
だとすると、
5'9×18 1/2×2 3/16 23.5㍑
こちらがベスト数値となります。
そしてさらに!!
この数値からチューニングをして
いきます。
レールの形やテール幅。
何百通りの組み合わせのパターンか
ら、長年に渡って追求したベストな
フィーリングを作り出します。
スーパーストイックシステムではこ
のボードに乗っていただいてプログ
ラムをこなしていただきます。
みなさんが思われているボードとは
まったく別次元の違うものとなって
います。
このようにボードによってまったく
動きが変わっていきますので、本当
にサーフィン上達を考えているのな
らば、最高のボードに乗って練習す
る必要があります。
この価値観をもっていなければサー
フィン上達に時間が掛かってしまう
か、上を目指すのはあきらめてくだ
さい・・・
これもまた、
あなたの最良の選択を考える1つだ
と言えます。。。
今日ご紹介したボードの選び方は、
あくまでも
スーパーストイックシステムでの
判断基準となりますので、初心者
の方などは参考程度に読んで頂け
ればと思います。。。
無論、サーフレベルや波質によっ
て数値は変わっていきますが、ベ
スト数値に乗って練習することが
最良の選択ではないでしょうか…
それではみなさんがいい波に当たり
ますように・・・