サーフィンは本当に難しいスポーツです。
本気で上達を考えている方に向けて、今日は陸トレ模様をご紹介します。
海の中でやりたい事を何度やっても
上手くいかない時。
「いつかできるであろう・・・」
自分にそう言い聞かせ、気がついた
ら５年も経ち。。。
さらに５年後も、
「いつかできるであろう・・・」
こんな風にならない為にも今できる
ことと向き合い、やるべきことをや
っていくのが理想です。
ダイエットは明日から！！
このサイクルを作らない為にも、陸
でもトレーニングはできますので今
日はその内容をご紹介してみましょ
う。
まずは、オフザリップの陸トレ模様
から！！
下の写真から見てみましょう↓
オフザリップを仕掛けに行った時の
ことを思い浮かべてください。
思うようにリップが崩れてこない場
合、上手く板を返せない・・・
この状況は誰にでも経験あるかと思
いますが、その板を返せない原因と
は・・・
どこにあるのでしょうか？？
それは、ズバリ！！
リップの力で板を押してもらうとい
う思考が最大の原因となります。
他力本願ではＮＧです・・・
板はすべて自力で返すということを
考える思考が大事。
ここを見つめて、トレーニングをし
ていきます。
まず最初は！！
後ろ足で板を押さえ込む状態をしっ
かりと作り上げ、上半身のひねり方
を完璧に覚えることが必然となりま
す。
そして
板を返しきった体勢でもボードにし
っかり加重がかかるように踏み込む
足の形を作り、次へのスピードを上
げていくイメージを練習。
この流れを頭の中に描きながらトレ
ーニングしていくのが理想。
波のトップで上半身をひねる目安と
しては、赤線よりも外側へ左肩が開
くことが重要目安。
なぜなら・・・
波のトップで右手を使って巻き込む
ように意識しても左肩がスープ側に
向けて開いていないことには、腰の
回転がかららない為にボードを身体
に引きつけることができないんです
ね。
このポイントが上半身のひねりでは
非常に大切なので、陸トレで身体に
染み込ませていきます。
この左肩をひらく体勢は、想像して
いる以上に辛い体勢です。
瞬時に身体が動くようにする為にも
反復練習しながら形状記憶をさせる
ことが重要。
この形ができてこそ！！
厚いリップでも板を素早く返せるよ
うに変わっていきます。
リッピングでの陸トレは、左肩がし
っかり開く形を作り上げてください
。
あくまでも自力で板を回転させると
いうイメージを持ってくださいね。
そして次は、バックサイド！！
板を縦に上げる為にはボトムでの体
勢を作り上げることが重要。
前足加重になってしまうとレールが
引っ掛ってしまうので、後ろ足に加
重が掛かるように身体の軸を真っす
ぐにお越しながら波側へ倒しこんで
いかなければいけません・・・
その体勢ができてこそ！！
効き手のリードを使って後側の肩を
開く動き。
つまり、振り子の原理を利用して波
のトップへ上がっていきます。
波のトップへ上がりながら、今度は両
肩を逆方向に反転させることで頭を真
下に向けることができます。
このスピードを上げるためにも、両肩
を八の時を描くような動きを覚える必
要があり、ここも何度も練習していく
のがポイントとなります。
コンパスの理論ですね・・・
最後はボードをスープ側へ反転させ
ていくために、前の手をスープ側に
伸ばすようにすること！！
手の誘導を使い身体を反転させる。
ボードの向きはマイナスをイメージ！
この動きを踏まえて！！
一個一個、正確なフォームを作り上
げていくのがバックサイドの陸トレ
の最大の強み。
フォームがキレイになっていくのと
連動して、だんだん波が見える！！
こう言われ出すと、完成度があがっ
ている証拠です。
陸トレで一番大切なことは、その動
きをやって、
「波が見えるのか？？」
ここが一番大事なポイントとなりま
すので、第三者に見てもらう必要が
あります。
このように「軸足意識の上半身のリ
ード」を基準に正しいフォームを作
り上げていくのが陸トレの真髄とな
りますので上達を目指す方はしっか
りとトレーニングしてくださいね。
そして、ここからがスーパーストイ
ックシステムの本質。
技をかけるにはスピードが命！！
そのスピードを出す為に、最初にや
らなければいけないことはなにか？
それは！！
素早いテイクオフからのレールワー
ク！！！
この基礎を作り上げなければスピー
ドは自力ではつけられません・・
この基礎となる動きができてこそ！！
深いターンやキレのあるリッピング
へと繋がっていくものです・・・
ということで、あっというまの１２
０分。。。
かなり良い練習ができましたね。
あとは実践効果を高めるだけです！
次回につなげてがんばっていきましょ
う。。。